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検索対象: 歴史と戦争
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1. 歴史と戦争

著者略歴 半藤一利 はんどうかすとし 一九三〇年、東京・向島生まれ。 東京大学文学部卒業後、文藝舂秋入社。 松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。 「週刊文春」「文藝舂秋」編集長、専務取締役などをへて作家。 「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。 「漱石先生そな、もし」 ( 正続、文春文庫新田次郎文学賞 ) 、 『ノモンハンの夏ズ文舂文庫山本七平賞 ) など著書多数。 「昭和史 1926 ー 1945 」「昭和史戦後篇 1945 ー 1989 」 ( 共に平凡社ライブラリー ) で毎日出版文化賞特別賞、 一一〇一五年、菊池寛賞受賞。 近著に「世界史のなかの昭和史」 ( 平凡社 ) がある。

2. 歴史と戦争

は - 15 半 半 ISBN978 ー 4 ーろ 44 ー 98496 ー 7 末・明治維新からの日本近 代化の歩みは、戦争の歴史 でもあった。日本民族は世界一優 、ごという驕りのもと、無能・無 が戦争につきすす 責任なエリート み、当百アはそれを煽り、国民は 熱狂した。過ちを繰り返さないた めに、私たちは歴史に何を学ぶべ きなのか「コチコチの愛国者ほど 国を害する者はいない」「戦争の 7 0 恐ろしさの本質は、非人間的にな 7 っていることに気付かないことに ある」「日本人は歴史に対する責 任というものを持たない民族」 八〇冊以上の著作から厳選 7 9 1 した半藤日本史のエッセンス 一歴史と戦争 歴史と戦争 C 0 2 9 5 \ 780 E 定価 ( 本体 780 円十税 ) 日本史は面白い 日本の軍歌 辻田真佐憲 大本営発表 辻田真佐憲 兵隊万葉集 早坂隆 日本の歴代権力者 小谷野敦 日本の 10 大天皇 高森明勅 はん以 J , つか〔すレ J し 一九三 0 年、東京・向島生まれ。東京大学文学 部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太 郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文 藝春秋」編集長、専務取締役などをへて作家。 「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関す る著作を発表。「漱石先生ぞな、もし」 ( 正続、文 春文庫新田次郎文学賞 ) 、「ノモンハンの夏』 ( 文 春文庫山本七平賞 ) など著書多数。『昭和史 19 2 6 ー 19 4 5 「昭和史戦後篇 19 4 5 ー 1989 」 ( 共に平凡社ライブラリー ) で毎日 出版文化賞特別賞、ニ 0 一五年、菊池寛賞受 賞。近著に『世界史のなかの昭和史』 ( 平凡社 ) がある。 半藤一利 nd 0 ~ ニ 0 s ゴ 著者写真ー文藝春秋 495 Y780

3. 歴史と戦争

209 出典著作一覧 出典著作一覧 「あの戦争と日本人」文春文庫 「いま戦争と平和を語る」日本経済新聞出版社 「風・船のじてん」 ( 荒川博氏との共著 ) 蒼洋社 「勝ち上がりの条件軍師・参謀の作法」 ( 磯田道史氏との対談 ) ボブラ新書 「荷風さんの昭和」ちくま文庫 「完本・列伝太平洋戦争」文庫 「原爆の落ちた日」文庫 一腰ぬけ愛国談義」 ( 宮崎駿氏との対談 ) 文舂ジプリ文庫 「指揮官と参謀文舂文庫 「物歳の東京大空襲』ちくまプリマー新書 「十一一月八日と八月十五日」文春文庫 「昭和史が面白い」文春文庫 「昭和史裁判」 ( 加藤陽子氏との対談 ) 文藝春秋 「昭和史残日録 1926 ー 45 」ちくま文庫 「昭和史残日録戦後篇」ちくま文庫 『昭和史 1926 ー 1945 」平凡社ライブラリー

4. 歴史と戦争

210 「昭和史戦後篇 1945 ー 1989 』平凡社ライブラリー 「昭和史探索 1 」ちくま文庫 「昭和史探索 3 」ちくま文庫 「昭和史探索 4 」ちくま文庫 「昭和史探索 5 」ちくま文庫 「昭和史探索 6 」ちくま文庫 「「昭和史」を歩きなから考える」文庫 「昭和史をどう生きたか」東京書籍 「昭和・戦争・失敗の本質」新講社 「「昭和天皇実録」にみる開戦と終戦』岩波ブックレット 『「昭和天畠実録」の謎を解く」 ( 御厨員氏・保阪正氏との鼎談 ) 文舂新書 『昭和と日本人失敗の本質」中経の文庫 一昭和の名将と愚将」 ( 保阪正康氏との対談 ) 文春新書 「「昭和」を点検する」 ( 保阪正康氏との対談 ) 講談社現代新書 「「昭和」を振り回した男たち」 ( 利根川裕氏・ 土門周平氏・檜山良昭氏・保阪正康氏・夏堀正元氏との共著 ) 東洋経済新報社 「仁義なき幕末維新』 ( 菅原文太氏との対談 ) 文春文庫 「冖真珠湾〕の日』文春文庫

5. 歴史と戦争

212 「田世紀の戦争論」 ( 佐藤優氏との対談 ) 文春新書 「田世紀への伝言」文藝舂秋 「日露戦争史 1 」平凡社 「日露戦争史 2 」平凡社 「日本海軍、錨揚ゲ ! 」 ( 阿川弘之氏との対談 ) 文庫 「日本海軍の栄光と挫折」研究所 「日本型リーダーはなぜ失敗するのか」文舂新書 「日本国憲法の一一〇〇日」文春文庫 「日本参謀論』図書出版社 「日本史が楽しい」文藝春秋 「日本史はこんなに面白い」文春文庫 「日本人と愛国心』 ( 戸髙一成氏との対談 ) 文庫 「日本のいちばん長い夏」文春新書 「日本のいちばん長い日』文舂文庫 「ノモンハンの夏」文藝舂秋 「敗戦国ニツボンの記録上巻」アーカイブス出版 「半藤一利が見た昭和文藝舂秋増刊くりま」文藝舂秋 「 cn 面昭和史」平凡社

6. 歴史と戦争

2 リ出典著作一覧 「ぶらり日本史散策」文藝春秋 「墨子よみがえる」平凡社新書 「マッカーサーと日本占領」研究所 「山県有明」 &1@文庫 「山本五十六の無念』恒文社 「レイテ沖海戦」 0-1@研究所 「歴史探偵かんじん帳」毎日新聞社 「歴史探偵昭和史をゆく」文庫 「歴史に「何を」学ぶのか」ちくまプリマー新書 「歴史のくずかこ』文舂文庫 『聯合艦隊司令長官山本五十六』文藝舂秋 「連合艦隊・戦艦隻を探偵する」研究所 「若い読者のための日本近代史」文庫

7. 歴史と戦争

19 5 第五章じっさい見たこと、聞いたこ 語らざる最後の連合艦隊司令長官・小沢治三郎 東京都世田谷の閑静な住宅街に、ひっそりと世をはばかったように暮らす老夫婦があ る。ほとんど出歩くこともなく、訪う人とてそう滅多こよ、。日 ( オし矢らぬ人には結構なご隠 居さんとも映ずる、落ち着いた平凡な日常がそこにある。自分の屋敷を人に貸し、奥の 二間 ( 八畳、六畳 ) を区切って住居としているという。 名将・小沢治三郎の毎日は、その小さな家でテレビを見、ラジオを聴き、そして本を 読むことでついやされている。とくに英語講座は、可愛いお孫さんに教えるために欠か そのことを抜かしてなんの国防が成るというのか」 その気燼のうちからは、もう一度先頭に立って、軍を率いる夫子自身の決意と熱望の ほかのなにものも浮かんではこなかった。なるほど、この雄弁をもって作戦課をリード したのかと合点し、大いに納得するところがあった。 『ノモンハンの夏』 ふうし

8. 歴史と戦争

57 第二章大正・昭和前期を見つめて きた〃勝った、勝った , の「大本営発表」とともに国民は熱狂した。おしまいころには 、行かばの曲と一緒であった。 撃滅したはずの敵が本土空襲を始めるのであるから、国 民は「大本営発表」を信じなくなった。つまり「大本営発表」はウソの代名詞となる。 今は「大本営」は永遠の死語。記憶する必要もない言葉といえようか。 『昭和史探索 4 』 昭和十一一年の東京下町風情 たしかに、東京下町のこのころは、毎日毎日が変わりもせず平凡で、静かでのんびり と落ち着いたものであった。この年の四月、小学校一年生となったわたくしと同クラス の連中の親の職業を付記してみると、そのまま川向こうの土地柄や家並み、そう、身じ ろぎもせずにくつつき合って、家の屋根と屋根が重なって、幸せの到来を待っているよ うな、そんな貧しい庶民の典型があるようで、ロもとがゆるんでしまう。豆腐屋、イカ ケ屋、下駄屋、自転車屋、大工、酒屋、ミルクホール 、左官屋、米屋、魚屋・ :