こうふく - みる会図書館


検索対象: 水の生き物
18件見つかりました。

1. 水の生き物

シマイシガニ こうふく とうきようわんいなんにしたいへいよう よう すいしん ■ワタリガニ科・甲幅 15cm 第東京湾以南・西太平洋 ~ インド洋◆水深 10 ~ 30 すなかいてい おおがた しよくよう m の砂の海底にすむ大形のワタリガニです。食用にしますが、あまりとれません。 べニイシガニ ・ワタリガニ科 さがみ ・甲幅 8cm ・相模 わんきうし 0 う 湾 ~ 九州・ホンコ すいしん ン◆水深 10 ~ 30 いわおおかいてい m の岩の多い海底 にすむ美しいワタリ こうよこ 甲の横のヘりにある とげがするどい。 べニッケガニ ・ワタリガニ科 【 - うふく ・甲幅 7 師ー房 そうはんとういなんにしたい 総半島以南・西太 へいよう ヒケガニ 平洋 ~ インド洋 ちょうかんたいかんしよう ◆潮間帯の岩礁か ■ヒゲガニ科■甲長 4cm 相模湾 ~ 九州 すいしん すなかいてい すいしん ら水深 20 m くら ◆水深 30 ~ 100m の砂の海底にすむたて なが すな せいかっ いにすみます。た 長のカニです。砂にもぐって生活し、長い みすと とお くさんいます。 ひげを通して水を取り入れ呼吸しています。 20 ■科名■大きさ・分布◆主な特ちょう物毒のある種類 フタホシイシガニ ■ワタリガニ科■甲幅 3.5 せんだいわんいなんにしたいへい cm 第仙台湾以南・西太平 すいしん よう よう 洋 ~ インド洋◆水深 20 ~ すな 400m の砂やどろの海底 にすむ小形のワタリガニで す。甲のやや後ろに 2 つの はんもん 小さな斑紋があります。 ぶんぶ おもとく おお しゆるい カニのなかま こうふく イシガニ こうふく とうきようわんいなんかんこくたいわんち 0 うこくはくぶ ・ワタリガニ科■甲幅 7 師東京湾以南・韓国・台湾・中国北部 ちょうかんたいがんしようかこうちか おお ちはう ◆潮間帯の岩礁や河口近くに多いワタリガニです。地方によっては食 ときち 0 うい ひつよう 用にします。はさみがするどいので、つかまえる時は注意が必要です。 めす よう おす こうふく うつく アカイシガニ こうふく とうきようわんみなみきうし 0 う すいしん ■ワタリガニ科■甲幅 8cm 東京湾 ~ 南九州・インド◆水深 すなかいてい うつく こうしろ 10 ~ 100m の砂の海底にすむ美しいワタリガニで、甲の白い はんもんめだ 斑紋が目立ちます。はさみが大きく、するどいとけがあります。 おお ヒメべニッケガニ こうふ ( ■ワタリガニ科■甲幅 2.5 さかみわんいなんにしたいへいよう 、相模湾以南・西太平洋 ~ イン よう すいしん かいそう ド洋◆水深 10 ~ 30m の海藻 かいてい こかた のある海底にすむ小形のワタリ あか ガニです。赤い色できれいです はんもん が、色変わりが多く、斑紋もい ろいろです。 メナガガサミ こうふく さがみわんいなん にし ・ワタリガニ科・甲幅 1 Ocm 相模湾以南・西 たいへいよう よう 太平洋 ~ インド洋◆目のえの長いワタリガニで すいしん かいてい す。水深 1 0 ~ 50m の海底にすみます。南の方 うみ の海でたくさんとれます。 フタバべニッケガニ こうふく ・ワタリガニ科・甲幅 とうきようわんいなんにし 4.5cm 東京湾以南・西 たいへいよう よう 太平洋 ~ インド洋◆岩の おおかいがん 多い海岸にふつうに見ら ははひろ れます。ひたいが幅広く、 2 つに分かれています。 いろ おお なが はう いろが いわ みなみ なか

2. 水の生き物

おお ・科名・大きさ・分布◆主な特ちょう おもとく ぶんぶ 奄う当を カニのなかま アミメサンゴガニ ■サンゴガニ科・甲幅 1 cm さがみわんいなんにしたいへいよう ・相模湾以南・西太平洋 ~ 簽をト当可 こ , ダ / : インド洋◆サンゴ礁のハナ ャサイサンゴなどの枝の間に あか すんでいるカニで、赤かっ色 あみめ の網目もようがあります。 きようせい サンゴと共生 は サンゴガニのはさみの歯はうす く、かみそりのようで、よく切れ ます。サンゴにおそいかかるオニ つか ヒトデの管足を切るのに使って、 サンゴをまもります。 そのかわり、サンゴはカニに あんぜん ばしょ 安全なすまいとえさをとる場所を あたえています。 サンゴガニ こうふく ■サンゴガニ科・甲幅 1 .5 きいはんとういなんにしたいへいよう ー紀伊半島以南・西太平洋 ~ よう しよう インド洋◆サンゴ礁のハナヤ えだあいだ サイサンゴなどの枝の間にす んでいるカニで、生きている ; ー ' サンゴだけにつきます。はさ そとがわ みの外側にやわらかい毛がは えています。 メナガ工ンコウガニ こうふく ほうそうはん ■工ンコウガニ科・甲幅 4.5cm ー房総半 とさわんにほんかいなんぶ 島 ~ 土佐湾・日本海南部・オーストラリア たいへんなが すいしん ◆目のえが大変長いカニです。水深 30 ~ かいてい 1 OOm のどろの海底にすみます。 こうふく け かんそく オ二ヒトテをこうけきするサンゴガニ オオ工ンコウガニ こうぶく ・オオ工ンコウガニ科・甲幅 20cm ・東京 わんとさわんみなみ すいしん 湾 ~ 土佐湾・南シナ海◆水深 80 ~ 200 m おおかた にすむ大形のカニです。 マルバガニ こうふく とうきようわんき 0 うし 0 う ・エンコウガニ科■甲幅 3.5 師■東京湾 ~ 九州・ こうかいすいしん すな インド・紅海◆水深 30 ~ 100m の砂やどろの海 底にすみます。甲はあつい。 24 西アフリカ産のオオ工ンコウガニのなかまは、マルズワイガニの名でかんづめにされています。 ケプカエンコウガニ こうふく とうきようわんきゅう ・エンコウガニ科・甲幅 3cm ■東京湾 ~ 九 し 0 うかんこく ないわんすい 州・韓国・中国・オーストラリア◆内湾の水 かいてい 深 30 ~ 1 OOm のどろの海底にすんでいます。 やわらかい毛でおおわれています。 ちうこく け とうきよう 工ンコウガニ こうふく はこだてき 0 う ■工ンコウガニ科■甲幅 6.5cm ー函館 ~ 九 すな すいしん 州・東シナ海◆水深 30 ~ IOOm の砂やど かいてい おおがた ろの海底にすみます。大形のものは甲のヘり こかた はん がまるいが、小形のものは 2 本のとげがあ せいちょう り、成長とともに小さくなります。 し 0 う てし、

3. 水の生き物

去を魯、 キンチャクガニ こうふく ・オウギガニ科■甲幅 1 .5cm ・伊 ずしよとうあまみしよとういなんにしたいへいよう 豆諸島・奄美諸島以南・西太平洋 よう しよう ~ インド洋◆サンゴ礁やサンゴの かたまりのすきまにすんでいます。 りようほう 両方のはさみにイソギンチャクをは さんでいて共生しています。 イワオウギガニ ■イソオウギガニ科・甲幅 5.5 かこしまいなんにしたいへいよう 師■鹿児島以南・西太平洋 ~ よう ち 0 うがた インド洋◆サンゴ礁にすむ中形 めあか しおひ の目の赤いカニです。潮が引い た場所でえさをひろいます。 キンチャクガニと イソギンチャク がいてき たい カニは外敵に対してイソ ギンチャクをふりかざして 身をまもり、イソギンチャ クはカニに運ばれ、食べこ ぼしなどのえさをえている きようせいかんけい 共生関係にあります。 、み , まみ第 さかな おもちゃの魚にイソキンチャクをつけたはさみをふりかさす ・オウギガニ科■甲 さがみわんい 幅 1 .8 ・相模湾以 なん おがさわらしよとう ′、ロ かんきよう ーストラリア◆環境 の変化により、いろ いろへんか いろな色の変化があ ります。かっ色、む いろあお らさき色、青むらさ いろ き色のものがいます。 ケプカガニ オオケプカガニ さがみわんいなんにしたいへいよう ■ケブカガニ科・甲幅 3 ・相模湾以南・西太平洋 こうふく とうきようわんとさわんちょうかん ■ケブカガニ科・甲幅 5 ■東京湾 ~ 土佐湾◆潮間 ~ インド洋◆サンゴ礁で最もふつうに見られるカニで たいすいしん いわは 帯 ~ 水深 1 5 m ほどの岩場にすみます。ややかたい毛で す。長い毛でおおわれています。決まったあなをすみ である おおわれています。 かにして、そのまわりを出歩きます。 トラノオガニ こうふく さかみわんあまみ ・ケブカガニ科・甲幅 1 師■相模湾 ~ 奄美 しよとう がんしようおおこがた かいそう 諸島◆岩礁に多い小形のカニです。海藻の いわ 根もとや岩のくほみなどに見られ、とくに ウミトラノオの根もとのすきまに多く見ら れます。 マッ / ーガニ こうふく ほうそうはんとう ・イソオウギガニ科■甲幅 13 師■房総半島 こうまえはう き 0 うし 0 う ~ 九州◆甲の前の方、はさみ、あしに黒いと すいしん げがたくさんあります。水深 30 ~ IOOm の岩 さんいんちほう おおかいてい の多い海底にすみます。山陰地方では、ズワイ ガニをマッバガニとよんでいるのでまぎらわし 毒ガニの毒は、えさから蓄積されますが、同じえさを食べていても、毒ガニになる種類とならない種類があるのはふしぎです。 きようせい ヒメケプカガニ こうふく あおもりけんい ・ケブカガニ科・甲幅 1 師■青森県以 よう すいしん なんにしたいへいよう 南・西太平洋 ~ インド洋◆水深 50m く がんしよう いわ らいまでの岩礁の岩のわれめにすみます。 ちい はさみには小さなとげがあり、左右で大 きさがちがいます。 こうふく もっと なが さゆうおお おお いわ おな ちくせき し 4 るい 23

4. 水の生き物

ぶんぶ しゆるい おもとく おお ■科名・大きさ■分布◆主な特ちょう毒のある種類 カニのなかま ムツハオウギカニ こうぶく さがみわんいなんにしたいへいよう よう ・オウギガニ科・甲幅 4cm ■相模湾以南・西太平洋 ~ インド洋 ◆オウギガニによくにていますが、甲のヘりにある歯が 6 つありま かいがん す。石ころのある海岸でこくふつうに見られます。 ウモレオウギガニ かこしまいなんにし ・オウギガニ科・甲幅 9 師・鹿児島以南・西 よう うつ ( 太平洋 ~ インド洋◆サンゴ礁にすむ美しいカニ 死んだぶりをする こうめんこま です。甲の面は細かく分かれていて、つやがあ きけん ります。毒があるので、食べるのは危険です。嵂 オウギガニ 0 オウギガニ オウギガニのなかまは、 こうふく ・オウギガニ科・甲幅 3.5 ー房総半 きけんかん 危険を感じるとあしをち とういなんにしたいへいよう 島以南・西太平洋 ~ インド洋◆石ころ ちめて動かなくなり、死 かいかんおお のある海岸に多いカニで、石の下にすん こうめん んだふりをします。これ でいます。甲の面はでこほこで目立たな いろ い色をしています。つかまえられると、 を、擬死といいます。 あしをちちめて死んだふりをします。 こうふく とうきようわんいなんにしたいへい ・オウギガニ科■甲幅 3 師・東京湾以南・西太平 よう かいがんてし巧ようせん すいしん 洋 ~ インド洋◆石ころのある海岸の低潮線から水深 いちめんちい 300m まですんでいます。一面に小さなつぶつぶで おおわれていて、深い所にすむものほどっぷがとが ってざらざらしています。 トガリオウギガニ ヒッメガニ とうきよう タマオウギガニ こうふく ■オウギガニ科・甲幅 2.5 師・東京 とうきようわんいなんにしたいへいよう こうふく さがみわんき 0 うし 0 う かいがんおお ■オウギガニ科・甲幅 4.55 ■東京湾以南・西太平洋 ~ インド洋◆石 ・オウギガニ科・甲幅 4 ■相模湾 ~ 九州・ホンコ 湾 ~ 九州◆石ころのある海岸に多く かいがん ゆびさきふか こうめんこま ころのある海岸やサンゴ礁に多くすみます。はさみの指先が深くくぼん ン・オーストラリア◆短い毛を取ると甲の面は細かく すんでいます。甲はたいらで、ひた あさ うみ まえほう でいて、ウマのひづめににていることから、この名がつけられました。 分かれています。浅い海のトゲトサカについています。 いが前の方にとびだしています。 22 毒ガニの持っている毒は、サキシトキシンという名前です。 こうふく たいへいよう をイれ ぼうそうはん 人につかまり、死んたふりをす るオウギガニ べニオウギガニ こうふく さがみわんいなんにしたいへいよう ・オウギガニ科■甲幅 3 ■相模湾以南・西太平洋 ~ イ すいしん かいてい ンド洋◆水深 10 ~ 20m の海底にすみますが、サンゴ礁で せいちょう いろか ちい も見られます。成長につれて色変わりし、小さいうちはま おお せんたいあか っ白で、大きくなると全体が赤くなります。 ふかところ わんき 0 うし 0 う しようおお

5. 水の生き物

かめい おお ・科名・大きさ・分市◆主な特ちょう ぶんぶ おもとく カニのなかま トゲアシガニ こうふく ほうそうはん 、イ三川 ・イワガニ科■甲幅 3.5cm ■房総半 とういなんにしたいへいよう かいがん 島以南・西太平洋 ~ インド洋◆海岸 がんしようおお の岩礁に多いカニで美しい色どりをし ています。甲はたいらで、岩の下やす きまをすばやく動きまわります。 かんごくたい ほっかいどう き 0 うし 0 う こうふく ほっかいどう / 、マガニ き 0 う ・イワガニ科■甲幅 3 ・北海道 ~ 九州・韓国・台 ■イワガニ科・甲幅 2.5cm ■北海道 ~ 九 わんち 0 うこくほくぶ かいがんかこうふきん ほうそうはんとういなんたいわん かこうふきん こうふく し 0 うかんこくたいわんちはうごくはくぶ かいがんがんしようおお 湾・中国北部◆ややよこれた石ころの海岸や河口付近 ・イワガニ科・甲幅 45 師ー房総半島以南・台湾◆河口付近 州・韓国・台湾・中国北部◆海岸の岩礁に多 おお ゆび しっち ゆひ のひがたに多くすみます。おすははさみの指のつけ根 の湿地にあなをほってすんでいます。アシハラガニににていま いカニです。おすのはさみの指のつけ根の部 すが、甲のまん中のみそが深く、鐙い毛でおおわれています。 ぶん に、やわらかい毛のふさがあります。 分にやわらかいふくろがあります。 こうふく け クロべンケイ こうぶく ほうそうはんとうおきなわおがさわら ・イワガニ科■甲幅 4 ー房総半島 ~ 沖縄・小笠原 しよとうかんこくたいわんち 0 うこく かいがんちかしっちそうげんすい 諸島・韓国・台湾・中国◆海岸に近い湿地、草原、水 でん 田などにすむカニです。 カクベンケイ こうふく さがみわんき 0 うし 0 う ■イワガニ科・甲幅 2cm ■相模湾 ~ 九州・ かんこくたいわんち 0 うこく かこうちか えんぶん 韓国・台湾・中国◆河口の近くで、塩分のな ゆびぶぶん い水の所にすんでいます。はさみの指の部分 に 1 8 ~ 1 9 の細かいつぶつぶがならんでいま べンケイガニ とうきまうわんおきなわかんこくたいわん ・イワガニ科■甲幅 3.5 師■東京湾 ~ 沖縄・韓国・台湾・ ち 0 うこく しかくこうよこおお 中国◆アカテガニににていますが、甲が四角で甲の横に大 きな歯が 1 つあります。 アシハラガニ こうふく あお ・イワガニ科・甲幅 3.5 師■青 もりけんおきなわかんこくたいわんち 0 うこくはく 森県 ~ 沖縄・韓国・台湾・中国北 かこうちか 部◆河口近くの土手やアシのしげ みにすみます。おすには目をおさ めるくほみの下に 16 ~ 18 のつぶ つぶがあり、はさみのうでをこす おとだ りつけて音を出します。 ・ヒライソガニもようのいろいろ・ イソガニは個体による色の変化はあり ませんが、ヒライソガニはさまざまです。 ヒライソガニ こうぶく ・イワガニ科・甲幅 2.5cm き 0 うし 0 うかんこくたいわん ほっかいどう ・北海道 ~ 九州・韓国・台湾・ ち 0 うこくほくぶ かいかん 中国北部◆石ころのある海岸に もっとおお 最も多いカニで、石の下にもぐ りこんでいます。色は個体によ ってちがっています。 こうふく 当論ゞ ン年 . : 講 よう いろ いわした うつ ( いろへんか いしした いろ 28

6. 水の生き物

イチョウガニ とうきようわんとさわん すいしん こうふく は の横のヘりには 1 2 の歯がならんでいます。 て、全体がでこぼこで、小さなつぶつぶでおおわれています。甲 ちい せんたい 1 OOm の海底にすみます。甲はイチョウの葉のような形をしてい かいてい ・イチョウガニ科■甲幅 1 Ocm ー東京湾 ~ 土佐湾◆水深 50 ~ 全体がでこぼこになっています。 ぜんたい む小形のカニです。甲はもり上がって、 こがた 中国北部◆岩礁から水深 IOOm まです すいしん がんしよう ち 0 うこくほくぶ 湾 ~ 北海道・アラスカ・日本海・韓国・ かんこく にほんかい わんはっかいどう ■イチョウガニ科■甲幅 1 .5 師直相模 さがみ こうふく コイチョウガニ こうふく かで、赤い紋が美しいカニで あかもんうつく 海底にすみます。甲はなめら かいてい インド◆水深 IO ~ 50m の すいしん 相模湾 ~ 九州・ホンコン・ さがみわんき 0 うし 0 う ■オウギガニ科■甲幅 45 師 べニホシマンシュウガニ イチョウガニ イボイチョウガニ ほっかいどう こうふく ・イチョウガニ科・甲幅 5.5 師■北海道 ~ すいしん かいてい 九州◆水深 30 ~ 1 OOm の海底にすみます。 こうよこ おお 甲の横のヘりの歯がするどく、大きいものと 小さいものがたがいちがいにならんでいます。 き 01 し 1 アカモンガニ ■アカモンガニ科■甲幅 9.5 あまみしよとういなんにしたいへい ■奄美諸島以南・西太平 しょ 1 洋 ~ インド洋◆サンゴ礁に おおがた すむ大形のカニで、 1 1 この おお まるい紋があります。大きな はさみを持っていますが、つ かまえてもじっとしていま こうぶく おおがた さがみわんとさわん こうぶく アカマンジュウガニ おお よこなが なく、不規則な黄色い斑点のあるものも多い。 ふきそくきいろはんてん までの海底にすみます。甲はなめらかで、赤一色だけで あかいっしよく かいてい で横長のカニです。岩の多い海岸から水深 20m くらい すいしん いわおおかいがん ■オウギガニ科■甲幅 1 Ocm 相模湾 ~ 土佐湾◆大形 スベスペマンシュウガニ こうふく ・オウギガニ科■甲幅 5 さがみわんとさわん えんがん 一相模湾 ~ 土佐湾◆沿岸の いしした 岩礁の石の下やわれめにもぐ せいかっ って生活しています。毒があ るので、食べるのは矣です。 がんしまう きけん ヘリトリマンジュウガニ こうふく 甲のヘりの後ろの部分がまるくな ぶぶん マンジュウガニににていますが、 らいまでの海底にすみます。アカ かい ( い ◆低潮線の岩礁から水深 50m く すいしん ていちょうせんがんしみう 総半島以南・西太平洋 ~ インド洋 そうはんとういなんにしたいへいよう ■オウギガニ科■甲幅 1 Ocm 房 こうぶく ホシマンジュウガニ りしています。 ある板のようなふちどりがはっき いた す。甲にしわが多く、甲のヘりに おお ~ 1 5m の岩の多い海底にすみま いわおおかいてい 京湾 ~ 九州・ホンコン◆水深 5 すいしん きようわんを 0 うし 0 う ・オウギガニ科・甲幅 8 東 っています。 スベスペマンジュウガニの毒は、食べるえさの中にふくまれていて、それがカニの筋肉中に残ると考えられています。 きんにくら 0 う のこ 21

7. 水の生き物

イボガサミ こうふ ( ・ワタリガニ科■甲幅 7 師■東京 わんいなんにしたいへいよう よう 湾以南・西太平洋 ~ インド洋◆甲 はたいらでつぶつぶが集まっていま すいしん す。水深 30 ~ 80m にすみます。 はんとう すいしん すなかい レー半島・オーストラリア◆水深 30 ~ 200m の砂や貝 おおかいてい がらの多い海底にすみます。甲はひし形で、いほのよう なつぶつぶがたくさんあります。 ジャノメガサミ こうふく ・ワタリガニ科■甲幅 1 2 とうきうわんいなんにしたいへい ■東京湾以南・西太平 ガサミ ( ワタリガニ ) すいしん 洋 ~ インド洋◆水深 IO ~ こうぶく はこだてき 0 うし 0 うかんこくたいわんちうこくはくぶ ■ワタリガニ科・甲幅 15 ■函館 ~ 九州・韓国・台湾・中国北部 30m の砂やどろの海底に すいしん ◆カニ料理にはかかせない味がよいワタリガニです。水深 10 ~ 30m つよ すんでいます。泳ぐ力が強 ないわんすなし さゆうなが の内湾の砂地にすみます。甲の左右に長くてするどいとげがあります。 はんもん い。甲の後ろにまるい斑紋 しろはんもん あおみつよ めすは暗かっ色で甲の後ろに白い斑紋がありますが、おすは青味が強い。 が 3 つならんでいます。 ヒラツメガニは、その甲のもようから、 H ガニと呼ばれています。 とうきよう コマチガニ ゼプラガニ こうぶく とうきようわん き 0 う こうふく するがわんか ・ヒシガニ科・甲幅 1 .5 ■東京湾 ~ 九 ・ヒシガニ科■甲幅 1 .55 ■駿河湾 ~ 鹿 うみいわ あさ 州◆浅い海の岩についているコマチ ( ウ 児島湾・オーストラリア東岸・インド ミシダ ) のまいた枝の部分にひそんでい ◆ラッパウニ・シラヒゲウニなどのとげの うつく るカニです。 間にすみます。美しいしまもようなので、 とげの間では目立ちません。 カノコガニ こうふく ・ヒシガニ科・甲幅 5 ■鹿児 しまいなんにしたいへいよう 島以南・西太平洋 ~ インド洋◆サ しようおお ンゴ礁に多くすみます。サンゴの すきまにひそんでいます。 こしまわん し 0 う とうかん ぶぶん タイワンガサミ こうふく さがみわんいなんにしたいへいよう ■ワタリガニ科・甲幅 15cm ■相模湾以南・西太平洋 ~ インド洋・地中 おな すいしん すなし 海◆ガザミと同じように水深 10 ~ 30m の砂地にいますが、やや南の方 ほん にすんでいます。ひたいのとげはガザミは 3 本、タイワンガザミは 4 本 しよくよう です。食用にします。 シワガサミ こうふく ・ワタリガニ科・甲幅 2.5cm とうをようわんいなんにしたいへいよう ・東京湾以南・西太平洋 ~ イン すいしん ド洋◆水深 10 ~ IOOm の砂や かいてい どろの海底にすみます。甲にた くさんの横しわがあります。 ようちち 0 う みなみ ほん ノコギリガサミ ■ワタリガニ科・甲 さがみわんい 幅 20 師■相模湾以 なんにしたいへいよう 南・西太平洋 ~ イン よう ないわん ド洋◆おもに内湾の かこうちか 河口近くに見られる おおがた 大形のワタリガニ ワタリガニのなかま では最大です。 ヒラツメガニ こうふく ・ワタリガニ科■甲幅 IOcm ・東京湾 ~ 九州・ ち 0 うこくほくぶ 中国北部◆甲がまるいワタリガニです。食用に すいしん かいてい します。水深 30 ~ 1 OOm の海底にすみます。 さいたい きはうし 0 う とうきようわん しよくよう : イチ 1 9

8. 水の生き物

おもとく ぶんぶ おお かめい ・科名・大きさ・分市◆主な特ちょう テナガエバリア こうふく ・コプシガニ科■甲幅 7mm とうきようわんいなんにしたいへいよう ・東京湾以南・西太平洋・ すいしん オーストラリア◆水深 50 すな ~ 100m の砂やどろ、貝が らのかけらの多い海底にす みます。おす、めすともに 長いはさみを持っています。 シュウイチトゲ コプシ ・コプシガニ科・甲 とうきようわんき 0 う 幅 2cm ー東京湾 ~ 九 すいしん 州・インド◆水深 かいてい 50— 100m の海底 うつ ( にすむ美しいカニで、 いちめんちい 一面が小さなつぶつ ぶにおおわれ、甲の ぽんちい へりに 1 1 本の小さ なとげがあります。 カニのなかま し 0 う おおかいてい なが テナガコプシ とうきようわんいなん こうふく ・コプシガニ科■甲幅 3cm ■東京湾以南・ にしたいへいよう よう おお 西太平洋 ~ インド洋◆大きなおすのはさみ すいしん こうはは はいいしよう は、甲の幅の 3 倍以上にもなります。水深 すなかいてい 30 ~ 80m の砂の海底にすみます。 おすのはさみは長い ナナトゲコプシ さがみわんき 0 うし 0 う すいしん ■コプシガニ科■甲幅 1 .5 師■相模湾 ~ 九州・シンガポール◆水深 さゆう はん 50 ~ 100m にすみます。へりに 7 本のとげがあり、左右のヘりのも とくおお のか特に大きい。 ヒシガタコプシ ・コプシガニ科・甲 きいはんとう 幅 1 .2 ・紀伊半島 いなんき 0 うし 0 うせいがん 以南・九州西岸◆水 ゞいい 深 5 0 ~ 1 OO m の砂 かいてい やどろの海底にすみま さゆうまえ す。甲の左右で前のヘ りと後ろのヘりがくい ちがっています。 マメコプシガニ こうちょう こうふくとも とうきようわん ヘリトリコプシ コプシガニ ・コプシガニ科■甲長・甲幅共 1 .5 師■東京湾 とうきようわんき 0 うし 0 うかんこく かんこくたいわんち 0 うごくほくぶ こうふく とうきようわんき 0 うしう こうぶく ・コプシガニ科・甲幅 1 .5 師ー東京湾 ~ 九州・韓国・ ~ 九州・韓国・台湾・中国北部◆内湾のひがたに ■コプシガニ科■甲幅 3 師■東京湾 ~ 九州・スリランカ なか すいしん 5 0 うこくほくぶ すな すいしん すなかいてい かいてい 中国北部◆砂やどろのひがたから水深 30m ほどの海底 すむカニでコプシガニの中で最もふつうに見られ ◆水深 50 ~ 1 OOm の砂の海底にすみます。甲には 6 この しおひが に 0 うはくしよく にすみます。甲のまわりにはばのせまいふちどりがあり、 まるい紋があります。幼ガニは乳白色で、甲にたくさんの ます。潮干狩りのころから夏にかけて、おすがめ おなかんかく しよくせん かっ色の線があります。 1 2 このいほのようなつぶが同じ間隔でならんでいます。 すをだきかかえているのを見ることができます。 コプシガニ類は漁港の網ほし場で拾えます。乾燥するととてもきれいです。 こうふく ツノナガコプシ こうふく ・コプシガニ科■甲幅 ほうそうはんとう 2.5cm 房総半島 ~ 九 州・インド・オースト こうしろもん ラリア◆甲の白い紋と あかしろ あしの赤と白のもよう うつく すいしん が美しい。水深 3 0 ~ すなかいていおお 1 OOm の砂の海底に多 くすみます。 しろはんもん 白い斑紋がある き 0 う し 0 う ないわん き 0 つし 0 つ もっと なっ

9. 水の生き物

・科名・大きさ■分布◆主な特ちょう ぶんぶ おお おもとく カニのなかま ヒメシオマネキ こうふく あまみしよとういなんにしたいへいよう そとがわきいろ ■スナガニ科・甲幅 2.5 ・奄美諸島以南・西太平洋 ~ インド洋◆はさみの外側が黄色いシオ みぎ おお マネキです。おすは右のはさみが大きい。はさみに全く歯のないものもいます。 スナガニ こうふく いわてけん き 0 うし 0 うかんこく ち 0 ] こくはくぶ すなはまこうちょう 九州・韓国・中国北部◆砂浜の高潮 せん うえふか 線より上に深いあなをほってすんでい さゆうおお ます。はさみは左右で大きさがちが おお おとだ い、大きいはさみに音を出すしくみが なかもっとめ あります。カニの中で最も目がいい。 ハクセンシオマネキ こうふく いせわんき 0 うし 0 う かんこ ( ち 0 うこくはく ■スナガニ科・甲幅 2 ・伊勢湾 ~ 九州・韓国・中国北 すな 部◆ひがたの砂やどろにあなをほってすみます。おすは とくおお 一方のはさみが特に大きい。はさみがとれると再生します さいせい が、再生したはさみには歯がありません。めすは両方とも 小さく先がスプーンのようになっています。 太平洋 ~ インド洋◆スナガニににていますが、 スナガニより南にすんでいます。甲の形はま うちかわ るみをおびていて、大きい方のはさみの内側 はなめらかです。 たいへいよう おす めす みなみ おお は おす 走ると速いスナガニ こうどう スナガニは行動がすばやいカニで、走る 速さは時速 8km 。横ばいだけでなくジグザ グに走ることもできます。 すあな 巣穴をほるスナカ二 砂をほうり投けた オサガニ とうきようわんき 0 うし 0 うかんこくたい ■スナガニ科・甲幅 5 師・東京湾 ~ 九州・韓国・台 わん 50 うごくはくぶ すな 湾・中国北部◆ひがたの砂やどろにすみます。甲は横 なが おお うちがわなが に長い。おすのはさみは長くて大きく、内側に長くてや あわをふくオサガニ すいちゅう 水中から目たけ出すヤマトオサガニ わらかい毛がはえています。 26 シオマネキは、おすがひがたで大きい方のはさみの上下運動をして、潮が満ちてくるのをまねいているように見えることから、この名がつきました。 めす じそく はや さいせい りようはう いつほう は カニはなぜあわをぶくのか みず カニは水にとけている酸素をえらか ながあいだみず ら取りこんで呼吸します。長い間、水 しつなか から出ていると、えら室の中のしめり すく けが少なくなって、ねばりけが出てき くちまえ ます。すると、ロの前にあわが出てき ます。あわふきは、カニが吸が苦し くなったときに起こります。 さんそ くる ヤマトオサガニ こうふく あおもりけん き 0 うし 0 う かんこく ■スナガニ科■甲幅 4 師・青森県 ~ 九州・韓国・ たいわんち 0 うこく 台湾・中国◆河口のやわらかいどろにすみます。潮 か こうふく なか じようげうんどう

10. 水の生き物

ダンスでめすをさそう “、イを スナガニ科のカニはダンス をするかのようにはさみをふ ります。これはウェービング コメッキガニ とよばれる、おすがめすをさ はつかいどうなんぶおきなわ ・スナガニ科・甲幅 1 師■北海道南部 ~ 沖縄・ きゅうあいこうどう かんこく かこうふきん そう求愛行動と考えられます。 韓国・中国◆河口付近のひがたにむれをなして かんちょうし ですなくち すみます。干潮時にひがたに出て砂を口に入れ、 すな えさだけをこしとって食べ、のこりは砂だんこ すあな りようほう にして巣穴のまわりにばらまきます。両方のは うんどう 砂たんごを作るコメッキガニ さみをふり上げてはおろす運動をします。 すあな チゴカニの巣穴 チゴガニ とうきようわんき物うしうかんこく ・スナガニ科・甲幅 1 ・東京湾 ~ 九州・韓国◆河 えんぶん ロのひがたにむれをなしている小さなカニで、塩分の ぶんかんやく あまりない所まで川をさかのぼります。 1 分間に約 30 回もはさみを上下させます。 オキナガレガニ ( コロンプスガニ ) ほうそうはんとうい イワガニ ( アプラガニ ) ■イワガニ科■甲幅 2 ■房総半島以 はこだて き 0 うし 0 うかん なんち 0 うぶたいへいよう り 0 うほくかいそう ・イワガニ科■甲幅 3.5 ■函館 ~ 九州・韓 南・中部太平洋◆流木、海藻などや、ウミ かいがんがんしよう おお 【なうり 0 う 国◆海岸の岩礁にもっとも多いカニの 1 つで、 ガメ、クラゲについて漂流しているカニで みす でせいかっ どうさ ほとんど水から出て生活しています。動作はす す。あしはたいらで、やわらかい毛があり、 およ ながも やくた はやく、フナムシなどをとって食べています。 泳ぐのに役立っています。流れ藻といっし ガサミのめす こうよこ かいがんう おお 甲に横じわがたくさんあります。 ょに海岸に打ち上げられていることが多い。 せんいんげんき 27 海ばかり続く航海をしていたコロンブスは、流れ藻の上にオキナガレガニを発見し、陸が近いと船員を元気づけたと言われています。 こうぶく かんが ツノメチゴガニ こうふく りはうき 0 う ■スナガニ科■甲幅 O. 8 ■琉球 れっとう 列島・ホンコン◆河口のひがたでむ かわち 0 うり 0 う れをなしているカニです。川の中流 までさかのぼります。はさみが大き く、これを上下運動します。 こうふく か かわ じようげ じようけうんどう じせつ おそわれると自切する カニは敵におそわれると、自分か らはさみやあしを切り落としてにげ ます。これを自切といいます。 じぶん てき じせつ モクズガニ オオイワガニ あまみしよとうおかさわらしよとう こうふく ほっかいどうおきなわおがさわらしよとう こうふく ・イワガニ科■甲幅 6 師・北海道 ~ 沖縄・小笠原諸島・ ■イワガニ科ー甲幅 6 師■奄美諸島・小笠原諸島・イン がんしよう おおがた いわうえ かんこくとうがんたいわんかわかこうぶきんみ おおがた ド洋◆岩礁にすむ大形のイワガニで、岩の上をすばやく走 韓国東岸・台湾◆川や河口付近に見られる大形のカニでは あかちゃいろつよ かわ 5 0 うり 0 う あきはんしよく おおかた さみに毛のふさがあります。川の中流にすみ、秋に繁殖の りまわります。大形になるほど赤茶色が強くなります。 ために川をくだります。 等当ー 自切後ふくろの中に新しいはさみがで きます かわ カニのおすとめす カニのおすとめすのちがいは、はらを見ればわかります。 まきあげたはらのはばがせまいものがおす、はばが広いも のがめすです。めすは、このはらにたまこをかかえます。 ひろ こうふく こうぶく ガサミのおす はつけん