中国 - みる会図書館


検索対象: 水の生き物
24件見つかりました。

1. 水の生き物

かめい おお ・科名・大きさ・分市◆主な特ちょう ぶんぶ おもとく カニのなかま トゲアシガニ こうふく ほうそうはん 、イ三川 ・イワガニ科■甲幅 3.5cm ■房総半 とういなんにしたいへいよう かいがん 島以南・西太平洋 ~ インド洋◆海岸 がんしようおお の岩礁に多いカニで美しい色どりをし ています。甲はたいらで、岩の下やす きまをすばやく動きまわります。 かんごくたい ほっかいどう き 0 うし 0 う こうふく ほっかいどう / 、マガニ き 0 う ・イワガニ科■甲幅 3 ・北海道 ~ 九州・韓国・台 ■イワガニ科・甲幅 2.5cm ■北海道 ~ 九 わんち 0 うこくほくぶ かいがんかこうふきん ほうそうはんとういなんたいわん かこうふきん こうふく し 0 うかんこくたいわんちはうごくはくぶ かいがんがんしようおお 湾・中国北部◆ややよこれた石ころの海岸や河口付近 ・イワガニ科・甲幅 45 師ー房総半島以南・台湾◆河口付近 州・韓国・台湾・中国北部◆海岸の岩礁に多 おお ゆび しっち ゆひ のひがたに多くすみます。おすははさみの指のつけ根 の湿地にあなをほってすんでいます。アシハラガニににていま いカニです。おすのはさみの指のつけ根の部 すが、甲のまん中のみそが深く、鐙い毛でおおわれています。 ぶん に、やわらかい毛のふさがあります。 分にやわらかいふくろがあります。 こうふく け クロべンケイ こうぶく ほうそうはんとうおきなわおがさわら ・イワガニ科■甲幅 4 ー房総半島 ~ 沖縄・小笠原 しよとうかんこくたいわんち 0 うこく かいがんちかしっちそうげんすい 諸島・韓国・台湾・中国◆海岸に近い湿地、草原、水 でん 田などにすむカニです。 カクベンケイ こうふく さがみわんき 0 うし 0 う ■イワガニ科・甲幅 2cm ■相模湾 ~ 九州・ かんこくたいわんち 0 うこく かこうちか えんぶん 韓国・台湾・中国◆河口の近くで、塩分のな ゆびぶぶん い水の所にすんでいます。はさみの指の部分 に 1 8 ~ 1 9 の細かいつぶつぶがならんでいま べンケイガニ とうきまうわんおきなわかんこくたいわん ・イワガニ科■甲幅 3.5 師■東京湾 ~ 沖縄・韓国・台湾・ ち 0 うこく しかくこうよこおお 中国◆アカテガニににていますが、甲が四角で甲の横に大 きな歯が 1 つあります。 アシハラガニ こうふく あお ・イワガニ科・甲幅 3.5 師■青 もりけんおきなわかんこくたいわんち 0 うこくはく 森県 ~ 沖縄・韓国・台湾・中国北 かこうちか 部◆河口近くの土手やアシのしげ みにすみます。おすには目をおさ めるくほみの下に 16 ~ 18 のつぶ つぶがあり、はさみのうでをこす おとだ りつけて音を出します。 ・ヒライソガニもようのいろいろ・ イソガニは個体による色の変化はあり ませんが、ヒライソガニはさまざまです。 ヒライソガニ こうぶく ・イワガニ科・甲幅 2.5cm き 0 うし 0 うかんこくたいわん ほっかいどう ・北海道 ~ 九州・韓国・台湾・ ち 0 うこくほくぶ かいかん 中国北部◆石ころのある海岸に もっとおお 最も多いカニで、石の下にもぐ りこんでいます。色は個体によ ってちがっています。 こうふく 当論ゞ ン年 . : 講 よう いろ いわした うつ ( いろへんか いしした いろ 28

2. 水の生き物

・科名・大きさ■分布◆主な特ちょう ぶんぶ おお おもとく カニのなかま ヒメシオマネキ こうふく あまみしよとういなんにしたいへいよう そとがわきいろ ■スナガニ科・甲幅 2.5 ・奄美諸島以南・西太平洋 ~ インド洋◆はさみの外側が黄色いシオ みぎ おお マネキです。おすは右のはさみが大きい。はさみに全く歯のないものもいます。 スナガニ こうふく いわてけん き 0 うし 0 うかんこく ち 0 ] こくはくぶ すなはまこうちょう 九州・韓国・中国北部◆砂浜の高潮 せん うえふか 線より上に深いあなをほってすんでい さゆうおお ます。はさみは左右で大きさがちが おお おとだ い、大きいはさみに音を出すしくみが なかもっとめ あります。カニの中で最も目がいい。 ハクセンシオマネキ こうふく いせわんき 0 うし 0 う かんこ ( ち 0 うこくはく ■スナガニ科・甲幅 2 ・伊勢湾 ~ 九州・韓国・中国北 すな 部◆ひがたの砂やどろにあなをほってすみます。おすは とくおお 一方のはさみが特に大きい。はさみがとれると再生します さいせい が、再生したはさみには歯がありません。めすは両方とも 小さく先がスプーンのようになっています。 太平洋 ~ インド洋◆スナガニににていますが、 スナガニより南にすんでいます。甲の形はま うちかわ るみをおびていて、大きい方のはさみの内側 はなめらかです。 たいへいよう おす めす みなみ おお は おす 走ると速いスナガニ こうどう スナガニは行動がすばやいカニで、走る 速さは時速 8km 。横ばいだけでなくジグザ グに走ることもできます。 すあな 巣穴をほるスナカ二 砂をほうり投けた オサガニ とうきようわんき 0 うし 0 うかんこくたい ■スナガニ科・甲幅 5 師・東京湾 ~ 九州・韓国・台 わん 50 うごくはくぶ すな 湾・中国北部◆ひがたの砂やどろにすみます。甲は横 なが おお うちがわなが に長い。おすのはさみは長くて大きく、内側に長くてや あわをふくオサガニ すいちゅう 水中から目たけ出すヤマトオサガニ わらかい毛がはえています。 26 シオマネキは、おすがひがたで大きい方のはさみの上下運動をして、潮が満ちてくるのをまねいているように見えることから、この名がつきました。 めす じそく はや さいせい りようはう いつほう は カニはなぜあわをぶくのか みず カニは水にとけている酸素をえらか ながあいだみず ら取りこんで呼吸します。長い間、水 しつなか から出ていると、えら室の中のしめり すく けが少なくなって、ねばりけが出てき くちまえ ます。すると、ロの前にあわが出てき ます。あわふきは、カニが吸が苦し くなったときに起こります。 さんそ くる ヤマトオサガニ こうふく あおもりけん き 0 うし 0 う かんこく ■スナガニ科■甲幅 4 師・青森県 ~ 九州・韓国・ たいわんち 0 うこく 台湾・中国◆河口のやわらかいどろにすみます。潮 か こうふく なか じようげうんどう

3. 水の生き物

イボガサミ こうふ ( ・ワタリガニ科■甲幅 7 師■東京 わんいなんにしたいへいよう よう 湾以南・西太平洋 ~ インド洋◆甲 はたいらでつぶつぶが集まっていま すいしん す。水深 30 ~ 80m にすみます。 はんとう すいしん すなかい レー半島・オーストラリア◆水深 30 ~ 200m の砂や貝 おおかいてい がらの多い海底にすみます。甲はひし形で、いほのよう なつぶつぶがたくさんあります。 ジャノメガサミ こうふく ・ワタリガニ科■甲幅 1 2 とうきうわんいなんにしたいへい ■東京湾以南・西太平 ガサミ ( ワタリガニ ) すいしん 洋 ~ インド洋◆水深 IO ~ こうぶく はこだてき 0 うし 0 うかんこくたいわんちうこくはくぶ ■ワタリガニ科・甲幅 15 ■函館 ~ 九州・韓国・台湾・中国北部 30m の砂やどろの海底に すいしん ◆カニ料理にはかかせない味がよいワタリガニです。水深 10 ~ 30m つよ すんでいます。泳ぐ力が強 ないわんすなし さゆうなが の内湾の砂地にすみます。甲の左右に長くてするどいとげがあります。 はんもん い。甲の後ろにまるい斑紋 しろはんもん あおみつよ めすは暗かっ色で甲の後ろに白い斑紋がありますが、おすは青味が強い。 が 3 つならんでいます。 ヒラツメガニは、その甲のもようから、 H ガニと呼ばれています。 とうきよう コマチガニ ゼプラガニ こうぶく とうきようわん き 0 う こうふく するがわんか ・ヒシガニ科・甲幅 1 .5 ■東京湾 ~ 九 ・ヒシガニ科■甲幅 1 .55 ■駿河湾 ~ 鹿 うみいわ あさ 州◆浅い海の岩についているコマチ ( ウ 児島湾・オーストラリア東岸・インド ミシダ ) のまいた枝の部分にひそんでい ◆ラッパウニ・シラヒゲウニなどのとげの うつく るカニです。 間にすみます。美しいしまもようなので、 とげの間では目立ちません。 カノコガニ こうふく ・ヒシガニ科・甲幅 5 ■鹿児 しまいなんにしたいへいよう 島以南・西太平洋 ~ インド洋◆サ しようおお ンゴ礁に多くすみます。サンゴの すきまにひそんでいます。 こしまわん し 0 う とうかん ぶぶん タイワンガサミ こうふく さがみわんいなんにしたいへいよう ■ワタリガニ科・甲幅 15cm ■相模湾以南・西太平洋 ~ インド洋・地中 おな すいしん すなし 海◆ガザミと同じように水深 10 ~ 30m の砂地にいますが、やや南の方 ほん にすんでいます。ひたいのとげはガザミは 3 本、タイワンガザミは 4 本 しよくよう です。食用にします。 シワガサミ こうふく ・ワタリガニ科・甲幅 2.5cm とうをようわんいなんにしたいへいよう ・東京湾以南・西太平洋 ~ イン すいしん ド洋◆水深 10 ~ IOOm の砂や かいてい どろの海底にすみます。甲にた くさんの横しわがあります。 ようちち 0 う みなみ ほん ノコギリガサミ ■ワタリガニ科・甲 さがみわんい 幅 20 師■相模湾以 なんにしたいへいよう 南・西太平洋 ~ イン よう ないわん ド洋◆おもに内湾の かこうちか 河口近くに見られる おおがた 大形のワタリガニ ワタリガニのなかま では最大です。 ヒラツメガニ こうふく ・ワタリガニ科■甲幅 IOcm ・東京湾 ~ 九州・ ち 0 うこくほくぶ 中国北部◆甲がまるいワタリガニです。食用に すいしん かいてい します。水深 30 ~ 1 OOm の海底にすみます。 さいたい きはうし 0 う とうきようわん しよくよう : イチ 1 9

4. 水の生き物

ナメクジウォ さかみ ・ナメクジウォ科・体長 5cm ■相模 すいしんすう わんき 0 うし 0 う 湾 ~ 九州・中国・インド◆水深数 m の めいちぎょ すなじ 砂地にすみます。半とう明で稚魚のよ ひるすな うな形をしています。昼は砂にもぐり、 もっとせきついとうふつぎよるい ちか 無脊椎動物のなかまで、最も脊椎動物の魚類に近い ロのまわりだけを外にのぞかせていま かたち さかな と考えられています。体の形は魚ににていますが、頭 すが、夜になると砂から出て、体をく かつばつおよ しんぞう ねらせ、活発に泳ぎまわります。 部の発達が悪く、脳、目や心臓がありません。 ちい 小さな個虫が集まって植物のような群体を作っ コケムシのなかま ています。ロのまわりに触手を持ち、これを動か あっ しようかかん して食物となるプランクトンを集めます。消化管 ユ - じがた こうもんくちちか ひら は U 字形に曲がって、肛門はロの近くに開いてい おお ます。多くは、ほかのものに付着しています。 チゴケムシ べニアミコケムシ ミサキアミコケムシ すいしんすう ふねそこ かいてい ・アミコケムシ科■高さ 2 ~ 3 ■日本各地◆水深数 m の海底 ・ヒラコケムシ科・日本各地◆岩、いかだ、船の底 ■アミコケムシ科・高さ 4 ~ 5cm ・日本各地 いわうえかいそう ぶちゃく ふち 0 く いろ べにいろ すいしんすう かいてい いわふちゃく の岩の上や海藻の根もとに付着しています。あざやかな紅色で、 などに付着しています。血のようなまっかな色をし ◆水深数 m の海底の岩に付着しています。細長い あみめおお あみめ 網の目が大きい。 ています。 あなが網の目のようにたくさんならんでいます。 ホウキムシ さがみわんき 0 うし 0 う ■ホウキムシ科・長さ 5 ~ 8cm ・相模湾 ~ 九州・オー ないわんすな ストラリア◆内湾の砂やどろの海底にすむハナギンチャ きようせい おお ク類と共生していることが多い。体はやわらかですが、 ちよくりつ びんと直立しています。 ( ー 0 0 0 たいちょう ち 0 うこく はん むせきついどうぶつ からだ かんが はったつわる ぐんたい つく しよくぶつ ちゅうあっ しよくしゅ くち しよくもつ ふちゃく にほんかくち いわ にほんかくち にほんかくち ほそなが ホウキムシ ホォズキガイ なが かいてい タテスシ ホォズキガイ かくちょう ■タリナ科■殻長 3.3 師 はっかいどうき 0 うし 0 う ちょうせんはん ・北海道 ~ 九州・朝鮮半 すいしん 島◆水深 1 OO m くらい ところおお の所に多い。からははば 広いおうき形で、ホタテ ふか ガイのような深いみそが あります。 ムラサキハナギンチャクにつくホウキムシ ひろ ミドリシャミセンガイ かくちょう ほっかいどう ・シャミセンガイ科■殻長 4 ・北海道 ~ き 0 うし 0 う ち 0 うこくえんがん ないわん 九州・中国沿岸・フィリピン◆内湾のどろ かいてい せんたい の海底にもぐってすみます。全体がどこと みどりいろ しゃみせん なく三味線ににています。からは緑色で、 ややかっ色をおびています。からの上の方 うえすこ せいかっ をどろの上に少しつき出して生活します。 タテスジチョウチンガイ ほっかいどうき 0 うし 0 う ・テレブラツリナ科■殻長 1 .5 ・北海道 ~ 九州◆水 かいてい 深 20 ~ 300m の海底にすみます。からはやや細長く、 : なうめんはうしやしよう 表面に放射状のみそがきざまれていて、うすくてもろい。 かくちょう うえほう はそなが 141

5. 水の生き物

おもとく ぶんぶ おお かめい ・科名・大きさ・分市◆主な特ちょう テナガエバリア こうふく ・コプシガニ科■甲幅 7mm とうきようわんいなんにしたいへいよう ・東京湾以南・西太平洋・ すいしん オーストラリア◆水深 50 すな ~ 100m の砂やどろ、貝が らのかけらの多い海底にす みます。おす、めすともに 長いはさみを持っています。 シュウイチトゲ コプシ ・コプシガニ科・甲 とうきようわんき 0 う 幅 2cm ー東京湾 ~ 九 すいしん 州・インド◆水深 かいてい 50— 100m の海底 うつ ( にすむ美しいカニで、 いちめんちい 一面が小さなつぶつ ぶにおおわれ、甲の ぽんちい へりに 1 1 本の小さ なとげがあります。 カニのなかま し 0 う おおかいてい なが テナガコプシ とうきようわんいなん こうふく ・コプシガニ科■甲幅 3cm ■東京湾以南・ にしたいへいよう よう おお 西太平洋 ~ インド洋◆大きなおすのはさみ すいしん こうはは はいいしよう は、甲の幅の 3 倍以上にもなります。水深 すなかいてい 30 ~ 80m の砂の海底にすみます。 おすのはさみは長い ナナトゲコプシ さがみわんき 0 うし 0 う すいしん ■コプシガニ科■甲幅 1 .5 師■相模湾 ~ 九州・シンガポール◆水深 さゆう はん 50 ~ 100m にすみます。へりに 7 本のとげがあり、左右のヘりのも とくおお のか特に大きい。 ヒシガタコプシ ・コプシガニ科・甲 きいはんとう 幅 1 .2 ・紀伊半島 いなんき 0 うし 0 うせいがん 以南・九州西岸◆水 ゞいい 深 5 0 ~ 1 OO m の砂 かいてい やどろの海底にすみま さゆうまえ す。甲の左右で前のヘ りと後ろのヘりがくい ちがっています。 マメコプシガニ こうちょう こうふくとも とうきようわん ヘリトリコプシ コプシガニ ・コプシガニ科■甲長・甲幅共 1 .5 師■東京湾 とうきようわんき 0 うし 0 うかんこく かんこくたいわんち 0 うごくほくぶ こうふく とうきようわんき 0 うしう こうぶく ・コプシガニ科・甲幅 1 .5 師ー東京湾 ~ 九州・韓国・ ~ 九州・韓国・台湾・中国北部◆内湾のひがたに ■コプシガニ科■甲幅 3 師■東京湾 ~ 九州・スリランカ なか すいしん 5 0 うこくほくぶ すな すいしん すなかいてい かいてい 中国北部◆砂やどろのひがたから水深 30m ほどの海底 すむカニでコプシガニの中で最もふつうに見られ ◆水深 50 ~ 1 OOm の砂の海底にすみます。甲には 6 この しおひが に 0 うはくしよく にすみます。甲のまわりにはばのせまいふちどりがあり、 まるい紋があります。幼ガニは乳白色で、甲にたくさんの ます。潮干狩りのころから夏にかけて、おすがめ おなかんかく しよくせん かっ色の線があります。 1 2 このいほのようなつぶが同じ間隔でならんでいます。 すをだきかかえているのを見ることができます。 コプシガニ類は漁港の網ほし場で拾えます。乾燥するととてもきれいです。 こうふく ツノナガコプシ こうふく ・コプシガニ科■甲幅 ほうそうはんとう 2.5cm 房総半島 ~ 九 州・インド・オースト こうしろもん ラリア◆甲の白い紋と あかしろ あしの赤と白のもよう うつく すいしん が美しい。水深 3 0 ~ すなかいていおお 1 OOm の砂の海底に多 くすみます。 しろはんもん 白い斑紋がある き 0 う し 0 う ないわん き 0 つし 0 つ もっと なっ

6. 水の生き物

工ゾパフンウニ ■オオパフンウニ科 かくけい 殻径 5 ~ 6cm ・とげ なが の長さ 6 ~ 7mm ・北 かいどうとうほくちほう 海道 ~ 東北地方◆北 かいとうえんかんもっと 見られるウニです。 パフンウニとにてい おおがた ますが、大形でとげ しよくよう も太い。食用ウニと もっとおお しては最も多い。 体にいろいろなものをつけている キタムラサキウニ かくけい なが ほっかいどうなん ・オオパフンウニ科■殻径 8cm ・とげの長さ 2 ~ 3 師・北海道南 ほんし 0 うち 0 うぶ 5 ようせんはんとう とうほくちはう いそみ 部 ~ 本州中部・朝鮮半島・中国◆東北地方の磯で見られるむらさ き色のウニはすべてこの種です。ムラサキウニとはひじようによ くにています。とげが、やや黒っぽい緑色をおびています。 ラッ / ヾウニ かくけい シラヒゲウニ ・ラッパウニ科■殻径 10 なが かくけい ・殻高 5 ・とげの長さ ・ラッパウニ科■殻径 7 ~ いか さがみわんいなん さが なが 1 以下・相模湾以南・ 8 師・とげの長さ 1 師・相 にしたいへいよう みわんいなんにしたいへいよう 西太平洋 ~ インド洋◆体 模湾以南・西太平洋 ~ イン うえこいしかいそうかい らだうえ の上に小石、海藻、貝がら ド洋◆体の上にこみくすを しよううえ いわ などをたくさんのせて、岩 のせて、サンゴ礁の上をは うえ の上やサンゴ礁の上をはっ っています。とげは短く、 ひょうめん 白かだいだい色。黒くてと ています。体の表面には白 きかん げの少ないおびが 1 0 本あ いラッパ形の器官がたくさ んあります。 ります。食用になります。 アリストテレスのちょうちんは、アリストテレスが海産動物の研究中に発見して命名したといわれています。 / ーフンウニ かくけい ・オオパフンウニ科・殻径 4 師・とげの長 とうほくちほうきうし 0 う さ数 mm ・東北地方 ~ 九州・朝鮮半島・中国 ◆磯の石の下や岩だなの下で最もよくふつ みっせい うに見られるウニです。短いとげが密生し ています。生殖巣は食用になり、おいしい。 ウニのおすとめす そとがわ ウニは、外側からではわかりません せいしよくそう が、おすとめすがあります。生殖巣を 水にとかして、白くにこるのがおすで、 粉のようにしずむのがめすです。ウニ の食べる所はおす・めすの生殖巣です。 ノヾフンウニ 左がおす・右がめす せいしよくそう アカウニ かくけい かくこう ・オオパフンウニ科■殻径 8 師・殻高 3 師・とげ ほんし 0 うち 0 うぶ き 0 うし 0 う いそいわ の長さ 2 師・本州中部 ~ 九州◆磯の岩かげや石 ふかところ せんたい の下、やや深い所の岩だなにすみます。全体がに あかいろ せいしよくそうしく ぶい赤色で、からがひらたくて低い。生殖巣は餐 よう 用になります。 ウニのロと歯 したがわち檜うしん ウニのロは体の下側の中心にあ なか ります。下の写真のまん中に 5 本 見えるのが歯です。ロのまわりの しろえんけい 白い円形のものは管足の先です。 なが ち 0 うこく いそいししたいわ ちょうせんはんとう したもっと せいしよくそうしょ ( よう いわ みざ ひく ごみをのせるシラヒゲウニ シラヒゲウニはカムフラージュのた こいし かいそう めに体の上にこみや小石、海藻などを のせています。 くちからだ うえ からだ したしやしん ほん くち かんそくさき ぶと ラッパウニのロと歯 アリストテレスのちょうちん ウニのからをわってロの部分を 見ると、アリストテレスのちょう こうき ちんとよばれるロ器があります。 たくさんの骨とそれを動かす筋肉 からできていて、大きな 5 本の骨 の先がとがった歯になっています。 ちうこく くち ぶぶん いろ みどりいろ ほね きんにく ほんほれ おお さき らだ いろくろ ぼん こっき ノヾフンウニのロ器 しバよう かいさんどうぶつ けんき・うち・う はつけん

7. 水の生き物

0 ・ 書 0 〇◎ ヨメガカサガイ ・ツタノハガイ科 かくふく かくちょう ・殻長 5x 殻幅 3cm にはんかくちたいわん 日本各地・台湾・フィ ちょうかんたい リピン◆潮間帯に最 もよく見られるカサガ がんしよう イの 1 つです。岩礁や うえ 石の上をはっていて、 べッコウガサガイ 潮が引いている間はじ かくちょう かくふく ・ツタノハガイ科■殻長 3.5x 殻幅 3cm ■日本 っとしています。から せひく じようめんほう かくち たいわんかんこく ち 0 うこく ちょうかんたいかんしよう の背は低く、表面に放 各地・台湾・韓国・中国◆潮間帯の岩礁にす しやじよう ひまうめん 射状のすじがありま む、やや背の高いカサガイで、からの表面はざ うちがわ いろ らざらしていて、内側はべっこう色です。 マッバガイ かくちょう ■ッタノハガイ科■殻長 かくふく ほんし 0 う き 0 うし 0 う 8 x 殻幅 6 師・本州 ~ 九州・ かんこく ちょうかんたい がんしよう 韓国◆潮間帯の岩礁にしっ おおがた かりくつついているやや大形 のカサガイ。からの表面のも ようはふつう放射状ですが、 あみめじよう 網目状になっているものもあ はいいろ ります。あしのうらは灰色が かった緑かっ色です。 ウノアシガイ かくちょう 5 ■ユキノカサガイ科■殻長 3 ・日本各 ちょうかんたい じようぶ 地・西太平洋 ~ インド洋◆潮間帯の上部の岩 みすとり 礁に最もよく見られるカサガイです。水鳥の とき あしの形ににています。潮が引いている時に ところかえ えさを食べまわり、もとの所に帰ります。 もっと にはん ッタノハガイ かくちょう かくふく ・ツタノハガイ科・殻長 4x 殻幅 3 ほうそうはんとういなんにしたい cm ・蔵同 1 cm 第房総半島以南・西太 よう ちょうかんたいかぶ すい 平洋 ~ インド洋◆潮間帯下部から水 がんしよう 深 1 0 m くらいの岩礁にはりついて しょ ( ぶつ います。その形は、植物のツタの葉 しぶん にたとえられます。自分のすみかが 決まっていて、えさをあさりに出た とこうかえ あとかならずもとの所に帰ります。 へいよう じようめん ユキノカサガイ ■ユキノカサガイ科 かくちまう かくふく ・殻長 6x 殻幅 5cm とうはくちほういほく あかんたい 東北地方以北、亜寒帯 きたたいへいよう ちょうかんたい 北太平洋◆潮間帯か ら水深 50m くらいの がんしようおお 岩礁に多くすみます。 たんし 0 んえん 単純な円すい形のカサ ガイで、からのまわり あさ は、浅いきざき、ざにな っています。からのう し 0 んはくしょ ( ら表とも純白色です。 おも ( 沖縄・台湾◆やや背の高い中形のカサガイで、 なみ がんしまう 波のしぶきのかかる岩礁にむらがっています。 ぶゆ 冬になるとむれをといて、岩かげにひそみ、舂 にまたもとの場所にもどってむれをつくります。 ヒメコサラガイ ・ユキノカサガイ科 かくふく ■殻長 1 .5 x 殻幅 1 .3 ほんし 0 ういなん cm ・本州以南◆小形 ちょうかんたい アオガイ のカサガイで、潮間帯 かくちょう の岩礁や石の上などに ■ユキノカサガイ科■殻長 2 ・本州以 なんたいわんち 0 うこく みとりいろ ちょうかんたい 数多くいます。緑色を 南・台湾・中国◆潮間帯の中下部の干潮時に おびた地に、黒かっ色 ぬれている石の下などにすんでいます。背の ほうしやじう の放射状のおびがあり 低いやや小形のカサガイで、からはうすく、 うちがわあおみ ます。 内側は青味がかった緑色です。 マッバガイ敵からにげる マッバガイは肉食性の貝などの敵か らおそわれそうになると、外套膜をの ばして貝がらをおおい、上にのってい る敵をふり落とします。 にほんかく がん はる いわ にしたいへいよう も : と しおひ かくちょう コウダカアオガイ ほうそうはんとういなん ・ユキノカサガイ科・殻長 2.5cm ■房総半島以南・ ちょうかんたいしようぶ うえ 台湾◆潮間帯上部の、岩礁や石ころの上にすみます。 かくちょう もっとたか アオガイににていますが、殻頂が最も高い所にあるの うちがわあおみ で、区別できます。からの内側は青味をおび、まわり は暗色でふちどられています。 いしうえ かんしよう かすおお ほんし 0 うい かんちょうし かくちょう がんしよう ち 0 うかぶ みど : いろ にくしよくせいかい てき がいとうまく がいとうまく ②外套膜をのはして ①マッバガイをおそうクリフレイシカイ このページのカサガイのなかまの貝も巻貝です。幼生のときはちゃんと巻いた貝をもっています。 ③クリフレイシカイを落とした 57

8. 水の生き物

おお ・科名■大きさ■分布◆主な特ちょう ぶんぶ おもとく その他の貝のなかま ナミギセルガイ はんし 0 う しこくはく ■キセルガイ科■殻高 4 師・本州・四国北 ぶき 0 うし 0 うはくとうぶ へいち 部・九州北東部◆平地にふつうに見られ、 じだり 落ち葉やくち木の中にすみます。左まきで、 殻ロのまわりはあっくなっています。 い オオギセルガイ ・キセルガイ科■殻高 48 かんとうちほうせいぶ ち 0 うこくちほう ■関東地方西部 ~ 中国地方 さんち ◆山地の落ち葉の下の石の間 じだり にすみます。左まき。キセル もっとおおがた ガイの中で最も大形です。 なか キセルガイモドキ ・キセルガイモドキ科■殻高 3 師 ほっかいどうなんぶ ■北海道南部 ~ 九州◆林などの木の 幹の上をはっています。からは右ま きです。 なか き 0 うし 0 う コケの上のオオギセルカイ いわうえ 岩の上をはう ナミギセルカイ アフリカマイマイ ・アフリカマイマイ科・殻高 15cm ■奄 みしよとういなんねったいたいへいよう 美諸島以南・熱帯太平洋◆東アフリカの けんさん せかいさいだい りくせいまきがい 原産で、世界最大の陸生巻貝です。都市 りよくちたい たはたはやし おお よる の緑地帯や田畑、林などに多く、夜はい まわ がいち 0 う 回って、植物の葉を食べるので、害虫と おきなわあまみしよとう してきらわれています。沖縄や奄美諸島 おやがい ちち 0 うえっとう では、親貝が地中で越冬します。 あま ひし しよ ( ぶつ ナメクジのはいあと 家のまわりや庭を見ると、のりをぬっ たような銀色のすじを見つけることがあ ります。これは、ナメクジのはったあと で、体の粘液がかわいたものです。 粘液のあとが残るナメクジのはいあと いえ ぎんいろ からだねんえき コウラナメクジ いえたいどころ ・コウラナメクジ科■体長 12 師・日本各地◆家の台所 きいろ からにせん などでよく見つかります。黄色がかったナメクジで体の前 がいとうまく 方にかさをかぶったような外套膜のさかい目があり、この なか 中にうすくてとう明なからがあります。 しんとうあったいえき ナメクジに塩をかけるととけてしまいますが、これは浸透圧で体液が外に出てしまうためです。 ナメクジ にほんかくち ■ナメクジ科■体長 6 ・日本各地◆庭のじめじめ いえ だいどころみ したすみや家のしめった台所で見られます。からはあり ねんえき さんらん ません。はったあとは、粘液のあとがつきます。産卵 つゆ は梅雨のころで、 1 度に 40 こくらいのたまこをうみま たいちょう にほんかくち たいちょう 1 14

9. 水の生き物

テナガダコ ほっかいとうき 0 うし 0 うかんこく ぜんちょっ 5 ようかんたい ・マダコ科■全長 60 師■北海道 ~ 九州、韓国◆潮間帯 ~ 潮 すこぶか かんたい 間帯より少し深いどろの海底にあなをほってすみます。どろの なかみ 中に身をかくして長いうでを外に出してえさをとって食べます。 目のもよう イイダコには、目の形をしたもよう しやしん があります。敵が来ると、写真のよう に目のもようを出しておどします。 シマダコ ■マダコ科・全長 きいはんとうい 80 cm 紀伊半島以 おおかた 南◆やや大形のタ せなか れつ コで、背中に 7 列、 うでに 2 列の螢光を はんてんれつ 発する斑点の列が ごい あります。 ぶんぶ おお ・科名・大きさ■分布◆主な特ちょう毒のある種類 マダコ せんちまう おんたし、ねったい せかいかくち ■マダコ科・全長 60cm ■世界各地の温帯 ~ 熱帯 ちょうかんたいがんしよう ◆潮間帯の岩礁にすみます。なわばりをもってい いわ て、岩かげのくほみなどをすみかにしています。夜 こうどう に行動してカニ、工ビ、貝などを食べます。 しゆるい おもとく 第をタコ イカ・タコのなかま かいてい なか イイダコ ぜんちょう ほっかい ■マダコ科■全長 20cm ■北海 ち 0 うこく ないわん 道 ~ 九州・韓国・中国◆内湾の すいしん すな 水深 IOm くらいの砂やどろの海 かいるい てい 底にすむ小形のタコです。貝類や めあいにきんいろ カニ類を食べます。目の間に金色 はんもん の四角い斑紋があり、目の前のま くの上にまるい紋があります。 き 0 うしう うえ ミズダコ せんちょう ・マダコ科・全長 1 ~ 3 とうはくちはういほく m ■東北地方以北・べー さむうみすいしん リング海◆寒い海の水深 IOO ~ 200m のどろの海 おおがた てい 底にすむ大形のタコです。 皮ふはゆるく、するずるし た感じで、表面はでこほ こしています。 ・マダコのぶ化・ タコはうんだたまこ を母ダコが大事に保護 しゅうせい する習性があります。 タコのたまこは、フジ はな の花のようなふさにな っているので、海藤花 ともよばれます。 びようめん はは ②たまごをまもる母ダコ ③ふ化 タコのあしのきゅうばんはさわる感覚だけではなく味やにおいが分かるといわれています。 ①マダコのたまご はは ④タコの赤ちゃん

10. 水の生き物

・イソスジェビをとるボウズコウイカ・ イカは 2 本の触腕とよはれる、えさをとるための長いあしを 持っています。 ボウズコウイカ さかみわんきいはんとう ちょうかんたいがんしよう かいとうちょう ■コウイカ科・外套長 6cm ■相模湾 ~ 紀伊半島◆潮間帯の岩礁にすみます。 こがた 小形のコウイカのなかまで、背はこいむらさきがかったかっ色です。コウイ 力のように甲のとげがとび出していません。 ①イソスジェピを見つけた ②触腕でえものをとらえた なが ほんしよくわん しよくわん カミナリイカ がいとうちょう ■コウイカ科■外套長 20 師 ほうそうはんとういなんかんこく 第房総半島以南・韓国・中国 ◆形はコウイカににています が、背はしまもようのほか に、目のような紋がありま す。肉はあっく、おいしい。 ち 0 うごく たち ③すはやく口へ運んで食べる ミイカ ■ダンゴイカ科 がいとうちょう ほっかい 外套長 5 師・北海 どうなんぶいなん 道南部以南 えんがん ◆沿岸にすみます。 がいとうまく 外套膜はドーム状 で、ひれはまるい みみがたほくじ 0 う 耳形。墨汁のうの ひょうめん ついはっこう 表面に 1 対の発光 器があります。 ダンゴイカ ハナイカ さがみわんいなん こがた ほっかいどういなん ・コウイカ科・外套長 4cm ■相模湾以南◆小形の ・ダンゴイカ科・外套長 2 師■北海道以南 うつ ( こがた コウイカのなかまで、色がとてもはなやかで美しい。 ◆小形のミミイカ形のイカです。まるいひれ 外套膜ゃあしなどに、とっきが多い。 を持っています。 じよう がいとうちょう がた がいとうちょう いろ おお がいとうまく ヒメイカ がいとうちょう ■ヒメイカ科■外套長 ほっかいどうなんぶいなん 1 .5 師・北海道南部以南 もっと ◆イカ類のなかまでは最 ないわん も小さい。内湾のアマモ などのはえている所にす みます。 ド 4- 〃一み , 顰を イカの甲 イカにはコウイカのよ うに甲を持っているもの と、ヤリイカのように甲 を持っていないものと 2 つのなかまがあります。 コウイカ科のイカは甲を 持っています。 コウイカの甲 47 コウイカのなかまの「甲」は貝がらです。