加え、総勢名で新たに動き始ています。規程では理事会の諮ん。それで理事会は、政策委員 号 めました。 問機関になっており、理事会か会から支援を受けています。 月 ら示されたテーマについて検討 年 国の法制度の検討会に意見表明を行ない、みんなねっととして政策委員会の構成メンバ なぜ、活動を始めたかというの意見の案をまとめて理事会に 政策委員会の構成メンバーは、 と と、このところ、障害者に関す提出します。理事会では、この専門家の委員が 6 人、家族の委ね 亠な る様々な法律の見直しや施行の案を検討して正式意見を定め、員が 5 人、それに事務局長が 1 ん み 時期を迎えており、みんなねっ外部に公式に表明します。 人で合計名です。 とは全国の精神障害者の家族を みんなねっとの意見をまとめ専門家の委員は、五十音順に、 代表する一団体として、次々とる方法として、本来なら全国都青木聖久委員、池原毅和委員、 設けられる国の検討会での意見道府県連合会の代表たちが集白石弘巳委員、寺谷隆子委員、 表明を求められているからでまって意見交換をして、理事会長谷川利夫委員、羽藤邦利委員 す。政策委員会では、それらのでまとめ上げることができればで、それぞれ、福祉、法律、精 検討会で取り上げられる法律制よいのですが、国は矢継ぎ早に、神医療の専門家です。 度のテーマについて、本條理事様々なテーマについて検討会や家族の委員は、みんなねっとの 長ほか検討会に出席する理事たヒアリングなどの日程を決め、本條義和理事長、木全義治副理 ちを囲み、専門家の委員から助みんなねっとに出席を求めてき事長、松澤勝副理事長、堤年春理 言を受けながら、みんなねっとますので、事前に意見をまとめ事、野村忠良理事の 5 名。それに としての意見のまとめを行なつるための十分な時間が取れませ職員の小幡恭弘事務局長です。 精神保健福祉法というのは、 これまでに 3 回の会議を開催まとめ方については、専門家の 政策委員会の最初の会合は、委員の方々から、「最後の結論精神障害者に関する唯一の福祉 平成年 1 月 7 日に開かれましは、家族の委員を中心にまとめ法ですが、その中では精神科の た。第 2 回は 2 月Ⅱ日、第 3 回てほしい」との意見がありまし強制入院について詳しく定めら は 4 月日でした。専門家の委た。「家族」を私心のない熱意れています。平成年に改正が 員は、それぞれ精神障害者支援で支え、法律制度の改革を、精行なわれ、この法律のなかで定 の分野で先頭に立って活躍して神障害がある方とその家族の尊められている「保護者制度」が いるので本当に忙しいのです厳・人権を守るために進めよう廃止され、「治療を中断してい て となさっている専門家の委員のる者に精神科医療を受けさせる が、全員出席を確保するために、 っ み 自ら会議を休日や夜に開くこと方々の高潔な志に、家族の委員義務」などの家族の義務はすべ を提案し、 3 回のうち 2 回は全一同、深い感動を覚えています。てなくなったのですが、たった 取 の 一つ、強制入院の一つである「医 員が集まっての会議となりまし 会 療保護入院」のときに、「家族員 。どの専門家の委員も、家族厚労省検討会のテーマ 策 厚生労働省では、本年 1 月 7 等の同意」を必要とするという 政 の苦境に深い共感を持ってくだ と さっており、無報酬での参加と日午後に「これからの精神保健規定は残されました。「医療保 っ ね なっています。 医療福祉のあり方に関する検討護入院」という制度は、本人が ん み 会」第 1 回を開催し、「精神保治療を拒否しているために、自 専門家の委員の志 健福祉法」の改正後 3 年の見直分の意思で入院する「任意入院」黻 が使えず、自殺や他人を殺傷す 政策委員会での討論の結果のしに入りました。
い多くの間題を含んでいます。 もなく鎮静剤を注射し、べッド護入院患者数の割合は、平成 2 やストレッチャーに寝かせて手年には % であったのが、平成 やはり第三者人権擁護機関に 足や胴体をベルトで縛る「拘束」年には約 % へと急増してい やはり、医療保護入院は廃止 や、保護室に一人で閉じ込めるるのです。任意入院患者数で見 「隔離」が、 2 年前に比べると、 ると、月 % から約 % への減少し、本人自身のために入院治療 飛躍的に増えているそうです。となっています。任意入院が大以外に方法がないと公的専門機 排泄は強制的にカテーテルで排きく減って医療保護入院が急速関が判定した場合には、司法と 尿させられるなど、この時の本に増えているのはなぜなのでつながる第三者人権擁護機関に て よって人権が厳密に守られる強 人の屈辱感は、人間としての自しよう。 っ 強制入院中の「拘束」・「隔離」制入院制度に変えていかなけれ川 尊心を深く傷つけると患者さん のデータでは、平成年に「拘ばならないとの意見がまとまり たちは怒りを込めて話します。 取 の つつあります。そうなると、措 束」 5 2 4 2 件であったのが、 会 員 平成年には 9695 件に増え置入院と任意入院は残ることに 医療保護入院も増えている 委 策 ています。「隔離」件数は平成なりますが、その措置入院でも、 政 政策委員会に提出されたデー タによると、精神科入院患者年に 7673 件であったのが司法が関わっていない点では、 っ ね 数は平成Ⅱ年には芻万 3 千人平成年には 9791 件になり人権擁護のうえで問題を抱えて ん み います。 であったのが、平成年にはました。強制的に入院させられ、 集 次号に続く 万 7 千人に減っています。と有無を言わせずに注射、拘束、 特 ( のむらただよし ) ころが、その中に占める医療保隔離される現状は、放置できな 解消法においても脆弱です。今ないでしようか。そして、安心 査会の同意・不同意で決めれば 良いとの意見がありました。 後の日本の全市民の人権擁護をできるとは一一一口えない状態で退院号 月 精神障害者の人権擁護の仕組考える前提として、精神障害者してくることも、少なくないの 年 みは、精神保健福祉法に限らず、の人権擁護の仕組みは非常に大ではないでしようか。 そのため、医療保護入院は廃 障害者虐待防止法や障害者差別切な問題です。 と っ 止すべきであるという意見には ね 亠な 皆が賛成なのですが、現在の日 医療保護入院 ( 強制入院 ) は廃止できないか ん 本の精神科医療体制では、措置み 本当に本人の利益を守る入院かるのでしようか。基準があいま入院と任意入院だけにすると対 医療保護入院が、本当に本人 いで不明確という意見が、多数応できなくなる事例がたくさん の利益を守るための止むを得なありました。 あって、現場が困るとの意見も ありました。 い制度なのかÄ」 , つかとい , っこと についても、議論されました。本人は混乱状態で強制入院に 医療保護入院を決める精神保 日常的に行われている医療保拘束と隔離が前より増えている 健指定医の判断は、何を根拠に護入院では、自宅で過ごすこと しかし、医療保護入院の実態 なされているのか。強制的に入ができないほどの混乱状態に は、人権上、問題が多すぎると 院治療を受けなければ、本人に なってから、患者の意思を無視の見方では、意見は一致してい 取り返しのつかない障害が残るして、家族などの要請で病院にます。本人と周囲の人たちの身 などの人権上の確かな理由があ入ってもらうことが多いのではの「安全」のためとして、対話 ■
る恐れのある精神障害者を強制れている「医師による治療方法政策委員会ではみんなねっとと 的に拘束して入院させる「措置の説明・提案に患者が同意してしての意見を事前にまとめ、木号 月 冖 / 入院」も、それほどの切迫した から治療を始める」やり方を参全副理事長が出席してその意見 年 状況にはないために使えないと考にすべきことが述べられましを述べました。当日、本條理事 きに、本人と周囲の人々の利益た。それに加えて「一般市民の長は出席していましたが、厚労 と っ と安全を確保するためとして、精神保健」についても検討する省の検討会委員として聴取する ね 亠な よう提案がなされました。 よく使われています。 側に居たため、代わりに木全副 ん み 厚労省の検討会では「医療保 この日の夜には、第 1 回目の理事長が代表として意見を述べ 護入院のあり方」が、見直しの政策委員会が開かれ、検討会にました。 一つのテーマとして取り上げら出席した本條理事長から厚生労 その内容は、本年 4 月号「み れました。もう一つのテーマは、働省第 1 回検討会の報告がありんなねっと」誌の 2 ページから 「地域精神保健医療体制のありました。 5 ページにかけて「知っておき 方」です。 たい精神保健福祉の動き」に、 この検討会では、本條理事長か厚労省検討会のヒアリング 第 1 回検討会の様子とともに報 らみんなねっとの意見として、医厚労省の第 2 回検討会が 2 月告されています。 日に開かれ、精神障害関係団 療保護入院で入院するときと入 院中に、「本人の意思の決定と表体からのヒアリングが行われまヒアリングで述べられた意見 明」について議論すべきことと、 した。内容は、「医療保護入院」木全副理事長が述べた意見を、 その時に、一般の医療で行なわについてです。これに向けて、 ここでもう一度お伝えします。 て、地域精神科医療の拠点にし 調査が必要です。 痛ましい事件が起きるのは ? てほし、 「ます、最近、精神障害があ 危機介入チームの必要性 る人とその家族の間で痛ましい いまは、精神疾患による緊急医療保護入院の家族の同意 事件が度々起きていますが、そ 改正された精神保健福祉法に れは、そのように行き詰まって事態が起きて家族が保健所や医 療機関、警察に通報しても、暴残された医療保護入院の「家族 いる世帯を支援する制度が無い 等の同意」は廃止して、本人の からです。地域に質の高い精神力が起きている最中でなければ 権利擁鞏と保鞏を行な、つ権限を 警察は本人を病院まで運んでく 医療と社会的支援が届くように しなければならず、そのためにれず、病院からの医師の往診も有する新しい公的機関を設けて 精神保健福祉法を大きく見直しありません。家族に病院まで連その同意を得るように変えてほ そして、精神保健福祉法 てほしい。家族間の暴力は、精れて行くことが任されていま にある重症患者を強制的に病院 す。このため、事件が発生する 神科医療だけでは解決できない ことになり・ます まで搬送できる「移送制度」が のて、医療を含む福祉、行政、 公的機関により悪用されたと これを防ぐために危機介入の 警察などのチームによる対応が チームを編成して、通報があれき、家族等から訴えがあれば介 必要です。 ばすぐに駆けつける体制を地域入して本人の人権を擁護・回復 措置入院と医療保護入院、そ するために医療機関や公的機関 に整えてほしい。それとともに、 れぞれの件数が、都道府県に から独立した第三者機関を新し 一定の圏域ごとに小規模な精神 よって大きく異なっています。 く設立してほし、 運用にも差がありますので実態科多機能医療センターを設置し 11 特集みんなねっと「政策委員会」の取り組みについて
士などの学識経験者とされてい 少し説明しておきます。 医療保護入院の基準があいま いなので、現在の精神保健福祉 「精神保健指定医」は、 5 年て、合計 5 名で構成されていま 号 月 法では 1 名の精神保健指定医の以上の臨床経験のある精神科医す。それぞれの委員は、普段は 年 が、措置入院か医療観察法の強他の職場に勤務していて、審査 診察で良いとされているのを、 2 クにー ) て一はー ) 。また、この制入院 1 ケ 1 スを含む 8 種類の会が開かれるときだけ集まりま と っ す。 5 人による 1 回の審査会で 法律を根拠にしている「精神医精神疾患治療例についてのケー ね —oo 通を超える報告書を審査な 療審査会」があるが、きわめてスレポートを提出して審査に受 しなければならないので、本人み かれば資格が得られます。 弱体であり、行政が運営してい るので患者の権利が守られない 「精神医療審査会」は、精神に会って確認するなどの手間は 、とか多一、 強制入院が行われ保健福祉法に基づいてすべてとてもかけていられません。 たときに提出される報告書の審の都道府県に設置されていま 査に圓日もかかっていて、人権す。委員の人数は一つのチーム地域の支援体制について 木全副理事長の意見は続きま 侵害が常態化しているのて改革が 5 人で、例えば東京都では 6 する必要がある」 チームが置かれていて、それぞす。 「地域の支援体制についてのみ れが強制入院の報告書の審査に との意見を述べました。 当たっています。 5 人の職種のんなねっとの意見をお伝えしま 蒋保健指定医と医番査会内訳は、 2 人は精神保健指定す。 ます、家族を支援の責任者に ここで、「精神保健指定医」医、 1 人以上は法律の専門家、 と「精神医療審査会」について、それに 1 人以上の精神保健福祉するのてはなく、国と地方自治 体が責任をもって必要とされる 地域ごとに整備して、医師、看以内に退院させられる例が目立 あらゆる支援体制を整える。へき 蔓師、公認心理師、精神保健福ち、家族が困窮している。家族 であること。 祉士、ピアサポーターなどによ が地域で看護てきなくなると入 院させられ、病院で生涯を終え 精神科病院の中の退院支援委る多職種チームを置き、そこか る人が多い。家族に頼、らなくて 員会には、地域の相談支援専門 、ら訪問を行な、つ・よ、つ・にしてほし 員などの支援者を参加させ、本 支援の対象に家族も加えて も地域で充実した生活ができる 人の意向に沿って病院側と連携ほし、 ように、地域の支援体制を一日 して退院支援を進めるべきであ その他、入院中の患者の人権 も早く、国と社会の責任で整え て ること。 てほしい。」 を守るために、本人から要請が っ 地域での支援体制のあり方に あれば「代弁者」を病院外の人材 このような意見を、厚生労働 ついては、心理的支援を充実さ から選んで本人の希望を実現す省の第 2 回検討会のヒアリング 取 の せるために相談窓口をたくさんるために行動してもらう制度をで木全副理事長が切々と訴えま 会 員 い。ムロ療において本した。 設けてあらゆる心配事の相談を 策 受け、傾聴を大切にして安心で人の人権を守るために、本人が治 政 レ」 ) るよ、つに、また、そこでケア療を又け付けないよ、つなと一に さて、ここで、これまでの 3 っ ね 亠な マネジメントがなされ、すべて は代わりに家族が医師から説明回にわたる政策委員会の審議の ん み のサービスが包括的に組み合わを受け、納得できてから治療を なかから、いくつかの主だった されて提供されるよ、つにしてほ 始めるよ、フな制度にしてほし、 テーマを拾って、その議論の様黻 しい。精神保健福祉センターを 最近は、入院してから 3 か月子を紹介します。
代弁者の制度の案も出ました 4 月までの 3 回にわたる政策判定しても、本人の判断能力が が、これも本人に意思決定の能委員会の最後の議論では、本人失われている事例はあり得ま 力がないとの前提で出て来た案に判断能力があるか無いかは、す。そのときには、本人の利益 です。代弁者が本人の意思を理公的専門機関が厳正に判定しなを守るために誰が責任を持って 解したつもりでも、う「かりすければならないとの意見が出強制医療の同意を行なうのか。 ると、代弁者の考える人権擁護て、多くの委員の共感を得ましそれは、家族でもなく代弁者で を押し付けることがあるかもした。 もない、行政や医療機関から独 れません。とはいえ、格段に大精神状態が悪化し受診を拒ん立した第 = 一者人権擁護機関しか て きな権威を持つ病院に対して、 でいるとしても、べテランの支ないだろうと言うのが政策委員 っ み 本人一人では言い出しにくい退援者が上手に話しかけ、本人と会の結論です。現在は、そのよ 院の意思表示をしたり、人権をの間に信頼感と安心感が生まれうな機関はまだ日本にはありま 取 の 軽んじている処遇の改善を求めれば、受診を受け入れ任意入院せんし、実現するにはハー 会 員 たりするときに横に居て応援しや外来受診でその場を切り抜けが極めて高いと思われます。急 委 策 てくれる代弁者なら、問題はなられる可能性が大いにありま場しのぎには「精神医療審査会」 政 と いかもしれません。そのようなす。そのときには本人の同意だを改善して、さしあたり任に当 っ ね 存在としてなら、家族にもあるけですみます。 たってもらうしか方法はないの 程度の病院と交渉する法的権限 かもしれません。当面は、医療み が必要かもしれないとの話も出第三者人権擁護機関の必要性保護入院を決めるときに、精神黻 ました。 そうは言っても、どう厳密に保健指定医の診断と精神医療審 本人の権利の擁護者として家族 が期待されていたからなのです号 強制入院における「家族等の同意」について 月 が、政策委員会では、すべての 年 精神保健福祉法にある強制入がないために精神状態の悪化を家族が必ずしも本人の権利を守 院の一つである医療保護入院で止められず、混乱状態を招いたるとは限らず、反対に権利を侵 と っ は、本人が受診を拒否していてのであり、家族が困り果てて強害する例もあるとの意見があり ね 亠な も、一人の精神保健指定医が入制的に本人を精神科病院に移送ました。家族は万全の権利擁護 ん 院治療が必要と判断し、三親等し、精神保健指定医が家族から者ではないのです。それで「家み 以内の家族の誰か一人が同意すだけ状況を聴いて入院やむなし族等の同意」は廃止されるべき れば強制入院が認められます。 と判断したとしても、果たしてであるとの結論に至りました。 その時、本人に判断能力が全く なかったと言えるのでしよう誰が本人の人権を守るのか ? 本当に判断能力がないのか それでは、誰が家族に代わっ このあり方には様々な問題がか。この点が議論となりました。 ありますが、まず一委員から指「家族等の同意」を制度に入れてて本人の人権を守ってくれるの 摘されたのは、本人に本当に判あるのは、本人の自己決定権をでしようか。実は、この問題に 断能力がないのかということで安易に否定し、人権侵害となる対応する制度が、現在はないの です。そのため、家族が身を削っ す。精神保健指定医が「入院以のではないかという意見です。 もともと、この法律に「家族て本人を抱え、守らなくてはな 外に方法がない」と判断したと らないのです。 しても、地域に十分な支援体制等の同意」が入れられたのは、
可欠だと思いますが、明示され みを でるでしようか ? の・ ~ 0 同 日常生活 号 月 わ 年 まりコ◆愛知県大石哲也本人 ( ◆藜都野央祐本人 ( 代 ) 」便る の ' わおす代 ) 私は病院のデイケアへ通って の介 オ、り紹 います。そこのデイケアではい いつもみんなねっとを楽しみ と ん に読ませてもらっています。 ろいろ嫌なことや辛いことがあっ み 亠な 結婚して年目の記念日が明ります。 〇 〇 日になります。一一人で焼肉を食でも休みの日に友達とデイケみ 〇 べに行く計画にしています。 アでのことや自分のみを話し 妻も私も統合失調症です。 たり、いろいろな人からアドバ 〇「みんなねっと」の感想 最近、仕事にいくときに車でイスをもらっています。 〇◆群馬県家族 ( 間代 ) Z のラジオニュースをきき それで何とかデイケアが続い みんなねっと 4 月号の「障害 ながら出勤していました。またています。 〇 年金における等級判定のガイド今日は仕事こなせるかなあと思 初めて投稿しましたので、よ 〇 ライン施行後の審査の流れ」は いながら、渇きと不安とストレろしくお願いします。 分かりやすく、ありがたく読まスで仕事場でおえおえいって、 せて戴きました。 食べたものを吐いてしまい、ヨ 帰◆新潟県佐藤フミ子家族 流れの最後は「障害認定基準らせてもらって病院に行きまし ( 代 ) 及びガイドラインに基づき障害 た。やつばり楽しいことをしな 重症の統合失調症の娘 ( 歳 ) 等級などを認定」です。 いと生活できないなあと前向きの母 ( 間歳 ) です。発症して S この基準を公表明示すること に思いました。 年。この間 2 回入院しましたが、 が地域格差を解消するために不がんばります。 今は自宅で何もせず過ごしてい いないので、ウッ病になったり、 ウォルトディズニーやエジソ ます。 2 年程前からオムツもし 始めました。お医者さんから自ニートや引きこもりになってンやビルゲイツなどの " 発達 ~ んでいる大人も沢山いるので、もいて、精神病とやや成り立ち 閉もある事、病気が固定してい る。母親に依存しすぎと言われもっと発達のデイケアや医者やが違うのに、違う障害と理解さ ました。 リワークを増やして欲しい れないのが " 発達 ~ の悩みです。 今、私が達者なうちは面倒をみ るか、それとも今ここで思い切 って入院すべきか、とても迷って います。周りの人達は半々の割 合で意見が分かれています。 私の気持ちとしてはやっと仕 事 ( 田んぼ ) も無くなり、娘に 関わる日もたくさん持てるの で、もう少しこの状態を続けて 行きたいと思っています。 もしそうなら、これからどう 接していったら良いのか。皆様 方の率直なご意見をお聞かせく ださい。お願いいたします。 ◆東京都サクラヒメ本人 ( 代 ) 発達障害を診断できる医師が フう、しい小い、イ 小大もつい以 ◆福岡県平川さくら本人 ()0 代 ) - 〇〇〇〇〇〇〇〇〇みんなのわ〇〇 37 読者のページ ( みんなのわ )
いのです。 " 自由に決めていし , というていいのです。親が切に希望し ていることは黙っていても子供 号 月 〈自由にしなさい〉 のかも知れません。本人は病気には伝わってしまいますから、 年 「私は娘に負担をかけないよになってしまって、これからど " こうして欲しいの ~ とか " こ うに、″あなたの自由にしてい うした方が良いと思うよ ~ とか、 う歩いて行ったら良いのか迷 と っ いのよ。と言ってきました」と 、困り果てています。 " 自分 言っていいと思います。子供が ね お母さんは嘆かれます。 で決めなさい ~ と言われると、 " 親の意見に反対してもいいのな み 砂漠の真ん中で見捨てられたよだ ~ と感じられるような雰囲気 で話したいですね。 うに感じるのだと思います。 若い人は誰でも、自分が何を 「『どうしていいか分からな して生きて行けばいいのか、良 い』と言って、落ち着かないこ く分かっていないものですが、 とが多いのですが ? 」 統合失調症の人はそこがすごく ' 自分がどう考えているのか 分からない ~ とか " 考えている 不安定なのです。 ことが、自分が考えたことかど 〈方針を示す〉 , つかハ刀からない ~ とい , っことが 「娘には、命令する方が良い統合失調症の患者さんにはあり のですか ? 」 ますから、お母さんが " それは お母さんの考えや希望は言っだめだと思う ~ とか、 " こうし れに、本人が苦しい幻聴を止 た方が良いと思う ~ と助言するです。 生きて行くのに必要な仕事のめたいとあまり考えすぎると、 べき場合も多いと思います。 第一は家事です。お母さんはお返って幻聴が頭から離れにくく 〈仕事の喜び〉 子さんに「家事を手伝って」となってしまいます。 幻聴を止めることにこだわら ちょうど良く仕事をがんばる気軽に言ってみましよう。 のが下手なのが統合失調症の人一麗 ~ 一罎ⅱ一寧当ず、一緒に暮らしている生活の 〈人生の楽しみ〉 中で、お父さんお母さんに自分 の特徴でもあるのですが、前の 統合失調症の治療では幻聴や自身の人生の楽しみを語ってほ 晩ぐっすり眠って、朝気持ちょ く目が覚め、朝ごはんをちゃん妄想を止めようとします。リスしいと思います。人は日々の と食べたら、身支度をして仕事バダールやセレネースは " ずつ細々としたことで喜びや苦しみ を ( あるいは遊びでも ) するのと考え続けるのは止めようよ ~ を感じているのですから。その ことを教えられるのはまず、親 が人間らしい生活というものでという効き目です。 " ゆっくり す。何かの活動をやってみて、休もう ~ という薬や " 少しずつなのです。 自分が好きなもの嫌いなもの、やってみよう ~ という感じの薬 得意なもの不得意なものが判りもあります。しかし、幻聴・妄 ますし、仕事を通じて人と話し想は、実は自分で考えているこ 合い、協力し合う喜びを知るよとですから、薬で全部は止めら うになります。人は何かの活動れません。人の考えを変えるこ をしないでは幸福になれないのとは、もちろんできません。そ 29 街の診療所からのお便り
◆福岡県山口裕子本人 ( したが、多くを集めた会はこの 2 、他団体への働きかけ。市町 運動を前向きにとらえ「署名運自治会長会、福祉系団体、労組、 〇代 ) 号 動は私たちの現状を知っていた農協、趣味の会、老人会、個人月 私はちてきしょ , つがいしゃ わ 年 ひらがなですみません料理でだく良い機会で、署名用紙はそ的関係会社、親戚、友人、でき る方は隣組の一軒、一軒へ働き のための良い道具」と、考えてい よきない作り方おぼえきれない と んたまねぎたくわんきるのがとたと思います。静岡県で一番集かけています。ある会では関係 ほうちょうでけがしたこめた会は会員 140 名の藤枝心する一事業所で名を集っ み 亠な 〇とないりようり作りたい私愛会で 9115 筆で、それ以外めていただきました。 ん 〇りようりつくってひとに食べさで筆以上が三会ありま 3 、あらゆるイベントでの働き み した。藤枝心愛会を中心に具体かけ、とにかくイベント情報を 〇せてあげたい 〇【新コーナー】 キャッチし、出向けるものは極 的なその手法に触れてみます。 〇 、全会員に署名用紙を配布しカ出向き運動しました。県連で 地域の話題 〇 回収しました。返信用封筒を同は静岡市で一日街頭署名活動も 〇 ◆静岡県における交通運賃国会封した会も何会もあります。藤行いました ( 成果筆程 ) 。 枝の場合は最初に一会員に五枚各会とも福祉系イベントでは相 〇請願署名活動 平成年 8 月、まず目標を定配布しています。沼津まごころ当成果が上がったと思います。 めることが肝心なので、各単位会では毎月の役員会で役員から 4 、どこに行くにも署名用紙を 会に市町人口の 1 % を基準に目できた用紙を回収し、新たな用携帯する。そういう方も多かっ 標値を定めてもらい本格的に署紙を持って行ってもらうことをたと聞いております。 続けました。また、毎月の会員 5 、誰がどのように貢献してく 名活動を推進し始めました。 県下全体では人口の 1 % 、あてお知らせに署名数結果を載れたか、藤枝では記録をきちん 3 万を目標としましせ状況報告をし活動意欲の継続とし、活動した会員には感謝の 意を伝えていました。 た。推進方法は各会に一任しまに努めました。 署名運動は同一人が夫婦、親他の障害者団体や関係機関、として、地元議員の協力も得る ことができました。政治や宗教 行政との連携にも地域差があり、 子等つい複数署名をしがちで、 これの防止に郵送の場合には注賛助会員拡大が長年の課題であなど配慮が必要な側面もありま 意書きを目立つように同封するる県連にとって、今回の署名集すが、日頃から私達の活動と重 なる働きを続けている議員や団 等、対策が大変でした。 めは不安がいつばいでした。 しかし、「できる人が、でき体との繋がりの大切さも実感し 署名活動に合わせ、県下市町 の年 2 月議会に対し、関係大ることを、できる方法でやろう」たことの一つです。 今回の活動で学んだこととし 臣等へ意見書を出していただけとの精神で取り組みました。 〇 るよう議会訪問もほとんどの単人口万余の高知県で 2 万て、①動けば支援の輪は広がる 〇 ②外と繋がる活動を模索する、 会で実施しました。 ( 静岡県連 ) 1 千余の署名を得たことは、Ⅳ わ の単会、会員数 181 名と、活の二つです。 ◆高知県の交通運賃国会請願署動する人が少なく、資金に限り " 精神 ~ " 障害者 ~ の枠を超えてな 名活動を通して がある県連にとって、大きな励連帯して行くことが求められてん いると感じました。 昨年度の活動の中で嬉しかつみとなりました。署名数の鍵と み たこととして 3 点挙げられます。なったのは、他団体への働きか それをどのように着々と進め〇 わ ①署名が予想を超えて集まった けでした。労働組合や学校関係て行くのかが、今後の課題だと〇 の こと②県連事務所を無償で貸し機関では、組織としての協力が感じています。 「しんどくても、続けていれ〇み て下さるという申し出があった 得られました。各種のイベント こしいこともあるので、一緒に こと③「あい」高知上映実行委員や研修会場での呼びかけ、地元よ、 〇、一 会から寄付があり、新設のグルー新聞への投稿は署名が集まると がんばりましよう」という、ひ〇〈 プホームへの支援もして下さっ同時に家族会のアピールにもなきこもり支援をしている方の言〇者 葉が胸に残っています。 たこと、これらは全て、外とのつ ったと思います。 ながりの中で生まれました。 各種団体や組織への橋渡し役 ( 高知県連事務局・横田直子 ) -
かと , 2 こさいました。 動をスタ 1 トさせました。このでも郵送で届けられる自主的な 5 月日に請願統一行動、中で、幅広い団体・個人の方に署名も多く、みなさんのご支援 を頂けたことは大きな励みとな 日に最終請願し、全部でご協力の依頼をいたしました。 万 4520 筆を提出すること本年 3 月日国会要請中央行りました。誠に感謝いたします。 その結果、去る 5 月日に、 となりました。精神障害者は、動を行ない、午前中衆参両議院 2 万筆を超える署名を携え、要 障害のない人に比べ、格差があの名の国会議員 ( 国土交通委 6 請団 162 名 ( Ⅳグループ編成 ) るとともに、他の一一障害の人に員が中心 ) に請願予定について 比べても格差がある。その象徴の要請。また、午後に参議院会で、紹介議員 180 名に請願要 請してまいりました ( 募金約 的なものとして等交通運賃館で「障害者差別解消法で明日 問題を一昨年から取り組んできを開く」をテーマに院議内学習 260 万円 ) 。 ました。 2014 年度に等会を開催しました。更に、場所今後、請願採択されることを 強く望みます ( 5 月日現在衆 運賃割引における格差是正プロを前年同様の厚生労働省記者会 ジェクトチームを立ち上げ、最見室で、みんなねっとだけでな議院国土交通委員会に付託され ネに行ったのが交通運賃に関すく精神障害の関連 8 団体によるました ) 。今後は、交通事業者各 土への要請、総務省行政評価局き る全国アンケート調査でした。合同会見を開き、多くの団体のネ の への斡旋要請などを展開いたし この集約結果について 2 015 ご協力が目にみえるかたちとな 祉 福 年 4 月日には厚生労働省記者り、最終版の署名活動を展開します。 健 保 みなさんのご協力に感謝いた 会見室で記者会見を行ない、こてまいりました。 神 精 れを皮切りにみんなねっと史上 また、当会ホームペ 1 ジ等かします。本当にありがとうござ はじめての全国一斉請願署名活ら用紙をプリントし、一筆二筆いました。 ( 事務局長小幡 ) れている方の安否確認ははじま【店番】 018 っていますが、在宅の方たちの【預金種目】普通預金 実態把握にはおよんでいません。【ロ座番号】 0215592 また、益城町などの精神科病院【名義】公益社団法人全国精神 も閉鎖せざるを得ず、転院など保健福祉会連合会 ※この義援金は確定申告の際の の手続もすすめられていますが、 外来通院等を含め今後の医療の寄付金控除の対象になります。 県連でまとめて送金いただいた あり方などの課題が残ります。 私たちとしては、できるだけ 場合でも、氏名、住所、金額、 早く支援が届くよう、災送金日を連絡いただければ、受 害対策本部との連携による支援領証を発行いたします。 などを進めていきたいと考えて います。 平成囲年度新役員 総会で新役員を選出し、理事 また、義援金の募集をおこな いますので、全国のみなさまの会互選で三役は再任となりまし 」 0 ご支援ご協力をよろしくお願い いたします。 新役員は、下記の表をご覧く ださい。なお、 ( 新 ) は、新し 〇義援金口座 郵便口座番号【店名】 く役員になられた方です。 〇一八 ( ゼロイチハチ ) 役職氏名 所属 理事長本條義和兵庫 副理事長木全義治愛知 副理事長松澤勝東京 理事 ( 新 ) 鈴木通康山形 理事飯塚壽美埼玉 理事 ( 新 ) 岡田久実子埼玉 理事眞壁博美東京 理事星眞人新潟 理事倉町公之大阪 理事 ( 新 ) 鵜川克己岡山 理事吉村美登利香川 理事 ( 新 ) 林田協子熊本 理事堤年春神奈川 理事奥田和男奈良 理事野村忠良東京 理事畑中茂千葉 理事青木聖久有識者 羽藤邦利有識者 理事 監事興野憲史栃木 監事古池源造茨城 ・精神障害者の交通運賃に関す る請願 みんなねっと史上初の請願署 名にご協力いただきましてあり みんなねっと 2016 年 7 月号 4
界に類をみない長期入院という同じである。現に多くの医療的持てる団体となれるように、活 状況下にある。これは、「精神ケアを必要とする人々も在宅ケ動していく。そのためにも国際 アで生活を送れるようになって的な視野をもち情報集約と発信 障がい者は危険」「精神病院に 入院させるべき」との科学的教きている。なぜ、精神疾患を持も重要な役割としていきたい。』 育の欠如とあいまって、社会的つものだけが、入院の必要がな 偏見や差別として形成され助くなっても病院に閉じ込められ「みんなねっと災害対策本部」 ていなければならないのか の設置について 長・増幅されている。そして、 4 月凵日前震、日本震が発 精神科特例に見られる低医療費また、何かのときに地域社会 制度体系は長期入院と表裏一体に受け入れられるようにするに生した熊本地震は、震度 7 以上 は、当事者、家族にのしかかるが 2 回観測され、今後の余震も の問題でもあることを忘れては ならない 過剰な負担の実情を伝え、啓発予測が出来ない状況にあり、甚 精神疾患があっても、人とし教育が大切である。偏見や差別大な被害を及ぼしています。当 て地域生活を送ることができるが除去されてこそ普通の生活を会では、災害対策本部を設置い 感覚を世間に浸透させることな送れる。これは何も精神疾患をたします。 き 被災状況については、熊本・ もつものだけでなく至極一般的 しに、人権侵害は解消しない。 動 必要なときに子どもを預け、必に共通することではないのか。 大分両県連への聴取、事務局長 要なときに医療が受けられ、必私たち「みんなねっと」は、当の熊本被災地視察視察 健 保 要な所得を得られる仕事や社会事者・家族が当たり前の生活を団として ) を通じて情報収集し 神 精 イ障制度を利用しながら、生活送れるようになるために会員のてまいりました。 を送るのは一般市民にとっても総意と創意で、社会に影響力を施設や福祉サ 1 ビスを利用さ 以下、事業計画「はじめに」解消法が施行された。市民間の お知らせします を掲載いたします。 差別に留まらず、障害者間の差号 『本会は、平成絽年Ⅱ月日別に対し、当会もこの促進と定 みんなねっとの活動 年 に前身となる特定非営利活動法着に寄与していきたい。 ■平成年度定期総会報告 人を発足させた。その後、平成とはいえ、歴然とある精神障が と っ 5 月日 ( 木 ) に東京セミナ年 7 月 1 日一般社団法人としい者当事者への人権侵害を絶対 ね ー学院で開催されました。 て設立、同年月日公益社団に許すことは出来ない。とりわな 今回の総会は、みんなねっと法人全国精神保健福祉会連合会け、精神保健福祉法 ( 精神保健及み 設立川周年、役員改選となる節として変更承認を経て、本年はび精神障害福祉に関する法律 ) に 設立川周年を迎えた。 目を迎えました。 おける、保護者に関する規定削 厚生労働省障害保健福祉部精精神障害者家族会は約半世紀除にともなって当然廃止される 神・障害保健課長田原克志氏、前の昭和年代に地域で悩めるべきであった医療保護入院が廃 顧問弁護士樫尾わかな氏、顧問家族が相談しあうことや精神科止されずにある。医療保護入院 税理士富岡美也子氏にご列席、病院で家族が学習することから に「保護者の同意」が「家族等の 誕生した。ここに社会にむけた同意」として形を変えて存続し 顧問の白石弘巳氏にもご参加い ただきました。 運動をすすめることが加わり、ている。家族扶養・自助が前提 平成年度重点課題 ( 5 月号癒し ( 相談 ) と学習と運動が家族とされているが、本来、公的責任 において社会的扶養・公助を原 4 頁参照 ) とした事業計画、予会の軸となった。 則としてしかるべきである。 算、決算、活動報告、災害対策 わが国の精神保健医療は、世 平成年 4 月には障害者差別 特別決議が承認されました。