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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

みんなねっとフォーラム 私事ですが、今年の春 ■毎号毎号、様々な情報 がこの月刊誌を埋めてゆからわが家の庭に猫の親 子が住み着き、二匹の子 きます。 欠かさずに読み続けて猫が大きくなりました。 母猫は隣 ~ 豕の飼い猫に ( 一くださっている読者の なり、なぜか子猫たちは 方々に、少しでもために なる情報をお届けできれ我が家を離れず、朝にタ 一ばと願って、皆で力を出に浴室の窓の外で私に餌 をせがみます。 ( 一し合っています。 少ない予算と人員で困わが家では、窓の外に 難な状況を変えるには、衣装ケースと毛布で小屋 一理事長・副理事長や事務をつくり、子猫たちに話 一局の方々、そして支援のしかけては少しの餌を与 専門家や理解ある方々と餌をもらう子猫たちは、 ともに、私たち事務局に毎日、小屋でぐっすり眠 出人りする理事たちも、ります。幸せであります 次の時代に備えて常に見ように。 ( 野村 ) = 一識を磨き、新しい方向性 」、こ反映させてゆ を月鬮誌 ( かなければと感じていま 2017 年 3 月 3 日 ( 金 ) 10 : ~ 16 : ( 受付 9 時 30 分 ~ ) 帝京平成大学冲永記念ホールの地図 ( 3 ) 左側に交番のある交差 点まで進んでくたさい。 ②ビックカメラの前 の通リを道なリに進 んでくたさい。 六ツ又交差点 池袋キャンバス、本館 六つ又交番 東池袋三丁目 ビック カメラ ①池袋駅東口を出 たら、出口を左に 進んでください。 ヤマダ電機 4 丿ローソンの方向に 進んでください。 ※」 R 池袋東口から徒歩 12 分 - 東ロ 編集後記 0 事前申込締切 0 フォーラムへの参加は、事前にお申し込みください ! ! 2 月 1 4 日締切 事前にお申し込みされる方は、下記の申込書に必要事項を記入し、 FAX ( 03-3987-5466 ) または郵送でお申し込みください ( 当日参加も可能ですが、事前申込を優先します ) 。 * 昼食は各自ご用意くたさい ( 大学内に昼食場所は用意しております ) 。周辺の飲食店もご利用いたたけます。 * 先着順のため定員に達した場合はお断りすることがあります。連絡先もご記入ください。 0 事前参加申し込み票 0 【「みんなのわ」へメールで投稿できます】読者のページ ( みんなのわ ) への投稿がメールでできるようになりました。投稿のメールアドレ スは minnanet.seishinhoken@outlook.jp です。※投稿される 方は、氏名、住所、年齢、性別、 ( 家族、本人、その他 ) をご記入ください。 なお、ペンネームで投稿される方はペンネームをお書きください。 月刊みんなねっと通巻第 116 号 ( 2016 年 12 月号 ) 定価 300 円 発行日 2016 年 12 月 1 日 賛助会費 ( 会費に購読料含む ) 個人・年間 3 6 0 0 円 発行者公益社団法人全国精神保健福祉ム連ロム 団体・年間 ( お問い合わせください ) 理事長本條義和 〒 170-0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 4 6 ー 1 3 ホリグチビル 602 TEL 0 3 - 6 9 0 7 ー 9 2 1 1 FAX 0 3 ー 3 9 8 7 ー 5 4 6 6 郵便振替 0 0 1 3 0 ー () ー 3 3 8 3 1 7 ホームページ www.seishinhoken.jp 印刷・製本 / 倉敷印刷株式会社表紙の絵 / 織田信生 申込者氏名 所属 連絡先 TEL ( 主催・問合せ先 : 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) tel 03 ー 6907 ー 9211 fax 03 ー 3987 ー 5466 / http://www.seishinhoken.jp デ 170 ー 0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 13 ホリグチビル 602

2. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

れを核として、いままでなかつりました。金銭的に娘に残せるサポートなかがわ事務所 ) を伴 〇た救急医療体制を実のあるものものがない自分だけに、今後のって来られ、お二人から障害年 号 月 に整備して、当事者と家族が地娘の経済生活に役立っことがで金手続きの代行に活躍しておら わ きたと少しほっとしました。とれる様子を聞くことができたか 域で安心して生活できるよう、 年 の 一日も早く実現してほしいと切同時に、さすが障害年金を専門らでした。 常々、私は障害厚生年金 3 級 とする " 史上最強の社労士チー んに願うばかりです。 と っ ム ~ ( 三五館発行『障害年金との在り方に矛盾を感じていまし ノやっく み ね た。障害国民年金 ( 障害基礎年 いうヒント』の惹句 ) の一員と、 〇◆障害年金 3 級が社労士さんの 亠な お世話になった白石社会保険労金 ) は 1 級と 2 級しかないためん 〇申請代行で 2 級に 〇島根県精神保健福祉会連合会務士事務所 ( 愛知県安城市三河障害年金に該当し、それも重度 〇 理事長谷口紘一安城本町 ) の白石美佐子社労士でない限り最低 2 級が適用さ れます。しかし障害厚生年金 〇娘が受給している障害厚生年に感謝したことでした。 私と白石社労士さんは面識がは 1 級から 3 級まであるがゆ 金 3 級が、社会保険労務士 ( 以 〇 なく、まったく知らない人でしえに、一番軽度と判定されれ 下、社労士 ) さんを通じて申請 〇したところ、見事、 2 級に変更た。それが障害年金の額の変更ば、障害国民年金 2 級受給者と になりました。障害者手帳の等申請を依頼することになったき日常生活の状況は変わらないと 級と障害年金の等級は違うとはつかけは、 2 月日に岡山市で思えても 3 級になります。そし いうものの、病状が重くなったあった中国プロック家族会長会て障害国民年金 2 級は月額約 6 万 5 0 0 0 円ですので、私の と宣告されたようなもので一抹議の席上のことでした。みんな の寂しさも感じましたが、おかねっとの木全副理事長が白石社娘のように就職して日も浅いう げで川月支給分から 3 級の月額労士と同じく史上最強の社労士ちに発症して厚生年金の加入期 約 4 万円が、約 4 万円チームのメンバーである中川洋間が短い者の年金額はそれより アップの約 8 万円とな子社労士 ( 岡山市中区浜、年金ずっと少額と、支給額に差が出 金も 2 級になると国民年金保険ャリングがあったほか、主治医 ます。 に診断書を書いてもらうことな 障害厚生年金 3 級でも就職で料の納入は法的免除を受けら きれば、なにも問題はありませれるので、この点でも白石社労ど指一小通りに行動しました。結 ん。しかし私の娘の場合、就職士さんには大いに感謝していま局、日本年金機構の審査を経て 決定をみたのは申請から半年ほ することはなかなか難しい。私す ) 。 中国プロック家族会長会議ど時間がかかりましたが、願い も就労支援型の作業所運営に 関わっていますが、そこの障害で、たまたま隣り合わせた白石がかなえられたことはこの上も なくありがたいことでした。 国民年金 2 級の利用者の皆さん社労士さんに娘の話をしたとこ 〇 と 3 級の皆さんの違いは私にはろ、その説明から 2 級変更の可私以外にも同じようなケ 1 ス 〇 分かりません。ほとんど一緒の能性があるとの感触を得ましで困っている方は、たくさんあ わ ように見えます。ですから障害た。恥ずかしながら、このときるかと思います。社労士さんの 国民年金は 2 級までしかないのまで社労士さんの仕事は区域に業務は全国区です。問題を抱えな に障害厚生年金が 3 級まである限りがあると思っていて、全国ている方、あるいは障害年金はん のは制度としておかしいので展開できるとは知りませんでしあらゆる病気、傷害をフォローみ た。そこで、会議を終え島根にしているといいますので、障害〇 は、とまで思っていました。 それに、障害厚生年金 3 級の帰「てから後、せ「かく知り合年金に関して知りたいことがあ〇の 受給者は国民年金に加入する法えた白石社労士さんに正式に 3 れば一度、社労士さんに相談し〇 〇み 的義務があります。少ない障害級から 2 級への額改定の申請代てみられたらどうでしようか。 年金の中から高い国民年金保険行をお願いしました。以後、白 〇、一 料を納めるのは誠に酷です ( 保石社労士さんとの連絡は私にメ 〇ペ 1 ルといった利器が使えません 険料は私が年金生活になって 〇者 士冗 〇 後、近年は減免措置を受けて納ので、もつばら電話と、 めてきましたが : ・。障害厚生年郵便。白石社労士から本人にヒ 一三Ⅳ

3. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

していいのか分かりません」と 休んでも元気が戻ればすぐに復 言われます。泣き出すような表 帰できます。でも、学生の場合 情でしたが、しつかりとした声 は出席を取る学校では数回休ん でした。 でも半期 ( 半年 ) の単位が取れ ここで私には、 0 さんは会社 なくなって 1 年遅れとなる場合 と家庭と学校の三つの分野の仕 があり、職業人より厳しい面が 事をこなしていくのに疲れ果土 あるのです。初診時に休学する て、うつ状態になっていると分 と決める必要があったでしよう かりました。混乱しておられる か ? 原因のあるうつ状態の場 が精神病ではなく、自分の考え 合、よく言われている " うつ病 ~ で精神科に助けを求めておられ ではないと伝えるだけで気が軽 るのでした。 くなる人も多いのですが。 〈休んで治す ? 〉 学〈弱気のピッチャー〉 お の 前の病院では、何病と言われ 「薬は 1 日 1 錠でしたが、体 ら ましたか ? どのような方針でを休んで自宅療養するように一『〔がだるくなったので数日で飲む 療 治そうと相談しましたか ? われました。学校は後期を休学のを止めています。飲んでも明 「うつ病と言われました。抗するように言われました」 るくなりませんでしたし、何を街 うつ薬を服用し、 1 か月間仕事 1 か月は長いですが、仕事はする気にもなりませんでした。 ・ : 急ぎ過ぎないで、決め付けないで、 の肋便 街よく考えて、納得してや「ていく : 連載第回 と遠くの夜学に通っておられ 〈うついて〉 〈うつ状態〉 る。核家族で子供が 2 人あり、 待合室では歳くらいの女性夫も家事を分担して、会社と家 ここまでは夫が話され、 o さ ( 0 さん ) がうつむいて座って庭のかなりの量の仕事をこなしんはうつむいたままでしたの おられ、そばには夫らしい男性ていました。 で、私は彼女はイヤイヤ連れて が付き添っておられます。診察 ところが、 1 年たった頃から来られたのかと考えて、ご主人 室では並んで座られ、ご主人が疲れを訴えるようになり、 1 月はそう言っておられますが、あ これまでのことを話されます。 前にはついに、「仕事に行けな なたにはあなたの考えがあるの 0 さんは地元の大学の卒業い」「学校に行けない」と泣くではないですか ? とさんに で、今の会社には 2 年以上勤めようになりました。それで、夫尋ねています。すると、さん ておられる。そして昨年からは が付き添って、隣市の心療内科 は初めて顔を上げて、 上級の資格を取るためにちょっを受診されています。 「私は疲れてしまって、どう 家庭 ましもと しげき 増本クリニック院長 みんなねっと 2016 年 12 月号 24 増本茂樹 二一口

4. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

ついて、あらためて以下 4 本のかけることが決まりました。 予定です。権利条約の実施を監 また、事業計画の上半期中間 視することで、権利条約の思想軸で行動提起を行う。各理事は 報告に加え、次の内容も確認さ に近づけることも政策委員会のこの行動の先頭に立つ。 ・全都道府県議会から意見書れました。 役目とのこと。みんなねっとの 〇災害義援金第 1 次分配と最終 を採択する運動に取り組む。 政策委員会でしつかり意見をま 2 ・本腰を挙げて交通事業者分配について【熊本県連より被 とめて、提言していきたいと思 害報告のあった施設に第 1 次分 ( ・私鉄・高速道路・航空会 ( 文・飯塚壽美 ) います。 配を行う。 社など ) への懇談要請を行う。 来年の 3 月末までに実施する。〇正会員会費納入のあり方につ お知らせします いて検討していくこと。 3 ・管区行政評価局及び管内事 みんなねっとの活動 務所へ全国一斉に行政相談、〇内閣府障害者政策委員会につ き いて【 9 月日に内閣府障害者動 あっせん申請を行う。 0 第 4 回理事会 4 ・来年度通常国会へ請願書を政策委員会委員の発令があり、当祉 川月幻日、東京都障害者福祉 健 会館にて、平成年度第 4 回理提出する ( 都道府県連合会長会の飯塚壽美理事が委員に就任 保 神 した。 事会が開催されました。今年度名連盟など ) 。 精 この他に、みんなねっとから〇多様な立場の家族への支援【 上半期の中間報告と主要議案と き こども、兄弟姉妺、配偶者の立 の対応を要する県連の現状につ して「他障害同等の交通運賃割 お いて確認され、みんなねっとの場の活動に連帯し、協力関係をて 実現運動について」などを審議 見解を県連へ示し、県での家族築いていく。 しました。 〇交通運賃割引制度実現運動に会活動が展開されるように働き たいと述べました。 感じた時にも対処方法を身につが開催され、第 4 期障害者福祉 けられるという効果もある。 計画の検討が始まりました。新 その後、資料に沿って、今後 以上のようなことから義務教たな名の委員で構成された今のスケジュール、議論の整理— 育段階からの心の健康に関する回の会議では、先ず一億総活躍第 3 期障害者基本計画の実施状 体感的な福祉教育は大切である大臣の加藤勝信氏の挨拶で始ま況を踏まえた課題—、平成 と考える。また、教職員に対すり、各委員から 1 分半の自己紹年度障害者施策実施状況の報 る研修も必要といえる。例えば、介がありました。 告があり、意見を求められまし オーストラリアの精神保健プロ 私は精神障害者の家族会とした。昨年同様のワーキングセッ グラム、マインドマターズなどて、現在取り組んでいる、な ション、障害者の安全、差別解 が参考となる。 ( 月刊みんなねど公共交通運賃割引を求める運消法施行元年の見直しに関する っと 2016 年 9 月号特集「メ動について、約万 5 千名の署名意見が出されました。 ンタルヘルスと福祉教育をめざを集めてこの 5 月国会へ請願し 文部科学省、厚生労働省、国 して」、 2015 年川月号の特たこと、不採択後も粘り強く取り土交通省からも資料について説 集「精神障がい・精神保健の正組むこと、病院ではなく地域で生明があり、今後の予定が述べら しい教育を」参照されたし ) 』 きるために、精神障害者を抱えるれました。 ( 文・小幡恭弘 ) 家族の一兀に届く医療と福祉が連 次期障害者施策を見据えて、 携した支援が欠かせない事、早期今後の障害者施策の課題につい ■第圓回障害者政策委員会 疾患教育により早期発見と治療て 川—月にかけ各委員に意見 2 月幻日、中央合同庁舎 8 号が実現して、こじらせずに学業や照会があり、それを整理して「総 館において、障害者政策委員会就労に復帰できる社会をめざし括的見解」の骨子が作成される ( 文・小幡恭弘 ) みんなねっと 2016 年 1 2 月号 4

5. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

月刊みんなねっと ( 毎月 1 回 1 日発行 ) 通巻 116 号 2016 年 12 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 月刊みんなねっと 2016 年 12 月 1 日発行 2007 年 7 月 24 日第三種郵便物承認 みんなねっとフォーラム 2016 家族それぞれの自立をめざして ~ 親あるうちに ~ 0 = 000 、 00000 = 00 ~ 0000 場 : 帝京平成大学冲永記念ホール ( 東京・池袋 ) 参加費 : 無料 ( 事前申込が必要です。詳しくは本誌の裏表紙、チラシ、ホームページをご覧ください ) く午前の部〉 それぞれの自立をめさして一本人・家族・医療者が、共に考えられる社会へ 夏苅有「子氏 ( 医療法人社団峻凌会・やきつべの径診療所理事児童精神科医 ) く午後の部〉 【シンポジウム】 それぞれの自立 ~ 開かれた対話 ~ ( 仮 ) 当事者とその支援者、当事者の家族とその支援者という 2 組に、それぞれの立場から、訪 問型・対話型の支援が入ったことでどう変化したのかについてお話をしていただきます。 0 シンポジスト ・訪問看護を利用している当事者とその支援者 ・訪問看護を利用している当事者の家族とその支援者 ロ助言者 夏苅有子氏 ( 医療法人社団峻凌会・やきつべの径診療所理事児童精神科医 ) 0 コーディネーター Su pported by 大塚淳子氏 ( 帝京平成大学健康メディカル学部教授 ) THE NIPPON FOUNDATION ※詳細が決まり次第、月刊「みんなねっと」や当会ホームページ、チラシ 等でご案内いたします。多くの方々のご参加をお待ちしています。 主催・問合先 : 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会 ( みんなねっと ) tel 03 ー 6907 ー 9211 / fax 03 ー 3987 ー 5466 / http://www.seishinhoken.jp 170 ー 0013 東京都豊島区東池袋 1 ー 46 ー 13 ホリグチビル 602 2016 ・特集・ 家族が求めていた訪間支援が実現するまで ( 岡田久実子・吉澤美樹 ) ■精神科医療の現状と改革の展望 ( 氏家憲章 ) 連載第 9 回「時代の変化に対応できない精神医療政策」 ■知ることは生きること ( 越智あゆみ ) 連載囘 精神障害者保健福祉手帳 ( 経済的支援特集⑥ ) 【講演】 0 講師 《当事者 ( 男性 ) と三ツ井直子氏 ( 訪問看護ステーション kazoc 看護師 ) 》 ( 東京都 ) 《当事者の家族 ( 母親 ) と佐藤晋氏 ( だるまさんクリニック psw) 》 ( 埼玉県 ) 公益社団法人全国精神保健福祉会連合会

6. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

生活できるのか ? と、考えるこ いけど、研修会場が近くだった 家族会と出会い とが多くなっていきました。 し、役に立ちそうだと、軽い気 背中を押され 持ちで参加したわけですが、第 <O}-- との出会い 1 回目から雷に打たれたような 研修会の最終回に <0+ に興 感じがしました。入院している味がある参加者が 2 数名集まり 私自身が、私らしく生きてい 人と地域で生活できる人の違 いました。みな < をやる気 くために再就職したのは、自宅を考え、重症な人は入院しかな満々で集まっているのだと思っ から車で分ほどの精神科病院 いのかと諦めていた矢先の <o ていたのですが、実際に です。凵年も現場を離れていた [-* との出会いです。夢中にならをやりたい人として挙手したの ので、知らない薬ばかりで驚きないわけがありません。「これは私一人でした。冷静に考えれ る す ましたし、忘れていることも多だ ! 」と思いました。同じ病院ば、簡単には手を挙げることが 現 実 く、その日の仕事をこなすのにの仲間 3 人で研修会に参加してできない状況にある方が多かっ 毎日精一杯。分からないことを いたのですが、回を重ねるごとたのだと思えます。能天気に挙支 訪 調べているうちに、理解する喜 にそれぞれ違う思いを抱いてい手してしまうほど夢中になって て びや新しいことを学ぶ喜びに目きました。「ちょっと大変そう」いたのが私だけで、深いことは め 求 覚め、自ら進んで研修会に参加「もう少し若ければやりたい気何も考えていなかったというの 族 家 するようになりました。 <oæもする」が二人の思いで、「絶が正しい状況だと思います。 集 との出会いはちょうどそのころ対 <oe をやりたい。、 とうすれ ですが、そこに同席されてい です。 <0+ が何だか分からな こいい ? 」が私の思いでした。 た、さいたま市の家族会の方々 れ、支えてくれる人が増え、 < 間、様々な方 ( 大人も子供も ) ながら特別支援学級のバスを待 o ふあんとして活動するに と知り合い、学びを深め、助けっ親子や、息子さんと思しき男号 月 至っています。アウトリーチは合い支え合い影響を受け、時に性を車いすに乗せ散歩している 年 繋がりが命です。繋がりを大事悩みながら、成長させてもらい年配の男性の姿を度々目にしま にしていればを立ち上げました。家族や親戚だけでなく、 した。また、激しい独語があり と ることは可能だと思いますし、 いろいろな方たちとの触れ合い ながらも速やかに買い物をされ っ ね 繋がりを大事にすることこそがを通し、私たち親子は「みんなている女性や、公園で遊ぶ子供 な ん 良い支援にも通じるのではないちがってみんないい」を肌で感たちに話しかけたくてしようが み かと考えています。 じることができたと思っていまない様子を見せる不思議な装束 す。下の子になればなるほど、を身にまとった女性は、精神科 専業主婦時代に考えたこと 地域の皆様の手を借りて子育て病院に入院している方と大差は ができたので、子供がのびのびないように感じました。そこで 私の子供たちは、地域の皆様育ったようにも感じています。 もまた、地域にはいろいろな人 に育ててもらったと思っていま 自転車で子供と共にグルグル がいて、それぞれの個性に合っ す。子供たちだけではなく、私と地域を走っていると、今までた生活をしているということに 自身も自治会や子供会の活動のは気が付かなかったことに気が 改めて気が付いたのでした。 中や幼稚園や学校の生活のお手付きました。それは、障害を持っ そこで、はて ? 入院している人 伝いの中で、地元のスポ 1 ッ少ている方が案外多いということ。 と地域で生活できる人の違いは何 年団においては足掛け 9 年もの雨の中、スー ーの軒先を借り だ ? 何があれば地域で自分らしく

7. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

知る、では生ぎるごす 連載回 ることができます ) 。手帳の等所に通い始めました。 3 年前に 「愛の手帳」です ) 。 本稿で「手帳」とのみ書いて級は 1 級から 3 級で、申請書類退職後、仕事から離れていまし たが、数年後には企業で働ける いる場合は、精神障害者保健福をもとに判定されます。 祉手帳を指します。 吉本さんは、 3 年前に精神科ようになりたいと考えていま を受診し、うつ病と診断されます。 吉本さんの日常生活の様子 した。通院を続けながら、 1 か 手帳の交付が受けられる人は 月前から就労継続支援型事業 ( 左の囲み ) として挙げた内容 手帳の対象は、精神疾患によ り、長期にわたり日常生活又は 0 吉本さんは、一人で外出はできますが、過大なストレスが 社会生活に制限がある人です。 かかる状況が生じた場合には対処が難しくなります。日常的 手帳を申請するには、精神疾患 な家事はこなすことができますが、状況や手順に変化がある の初診から 6 か月以上経過して と、難しさが生じてきます。身の回りを清潔に保つことや対 いる必要があります。発達障害 人交流にはあまり難しさはなく、引きこもリがちでもありま や高次脳機能障害のある人も申 せん。自主的に行動することや、社会生活の中で発 = = 口が適切 請できます。知的障がいがあり にできないことはあります。行動のテンポはほぼ他の人に合 精神疾患のない人は対象外です わせることができます。普通のストレスでは、症状の再燃や ( 知的障がいと精神疾患の両方 悪化は起きにくいです。金銭管理はおおむねできて、社会生 活の中で不適当な行動をとってしまうことは少ないです。 ある人は、療育手帳と精神障害 者保健福祉手帳の両方を受け取 精神障害者保健福祉手帳 ( 経済的支援特集⑥ ) 県立広島大学越智あゆみ ■吉本さん ( 仮名、女性 ) は、就労継続支援型事業所を利 用しています。事業所の活動で駅に行くと、同じ事業所に通 う若林さん ( 仮名、女性 ) は、駅の窓口で何かを見せて電車 の切符を買っていました。吉本さんが「何を見せていたの ? 」 とたずねると、若林さんは「精神障害者保健福祉手帳よ。こ の手帳があると、交通費や税金が安くなったり、携帯電話料 金が割引になったりするのよ」と教えてくれました。 精神障害者保健福祉手帳とは 「精神障害者保健福祉手帳」は、 本人の申請に基づき、一定程度の 精神障がいの状態にあると認め られた場合に交付されるもので す。精神障がい者の自立と社会 参加の促進を図るため、手帳を 持っている人に対して、様々な 支援策が講じられています。 障がい者を対象とした手帳に は 3 種類あり、合わせて「障害 者手帳」と呼びます。「精神障 害者保健福祉手帳」のほかに、 「身体障害者手帳」と、知的障 がい者を対象とした「療育手帳」 があります ( 療育手帳は地域に よって名前が違い、東京都では 29 知ることは生きること みんなねっと 2016 年 1 2 月号 28

8. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

の制定を受けて、年に「障害 者プラン」を発表しました。こ 精神科医療の現状と改革の展望 のプランでは精神障害者 2 万数 昭和大学烏山病院家族会あか会監事 氏家憲章 社会福祉法人うるおいの里・理事長 千人の社会復帰 ( 退院 ) の目標 を掲げました。しかし結果は、 1 万人弱と目標の半分にも達せ 《連載》第 9 回時代の変化に対応できない精神医療政策 ず失敗しました。年厚労省は、 精神科医療が国民に安全・安精神科特例、精神科差別を基本障害者プランの失敗を受け「新 としている政策は、今日に対応障害者プラン」を発表しました。 心の医療を提供し、国民のここ ろの健康の保持・増進という社できない事態に陥っています。このプランでは、 7 万 2 千人の 会的役割を果たすためには、国しかも国 ( 厚労省 ) は、時代後れ社会的入院を川年間で解消する となっている精神医療政策の存方針でした。しかし社会的入院 の精神医療政策が、今日精神科 医療が到達している水準を国民続を優先した施策を行っていまの解消は実現せず、新障害者プ ランも失敗に終わりました。 一人一人に提供できる政策でなす。その実態をみてみましよう。 ければなりません。 ( 1 ) 精神医療政策の限界を示 ②精神保健医療福祉の改革ビ しかし、わが国の精神医療政 す事例 ジョンの失敗 策は、 1950 年代以降数年 間本格的な見直しをしていない①ニつの障害者プランの失敗 国年厚労省は、精神保健医療 厚労省は、年障害者基本法福祉の改革をめざして、「精神 ため、入院中心の隔離・収容と 院の解消はできませんでした。崩壊します。同時にそれは精神 保健医療福祉の改革ビジョン」 " 入院医療中心 ~ から " 地域生科病院への入院中心の隔離・収 を発表しました。 この改革ビジョンでは、① " 入活中心 ~ への精神科医療の基本容政策の崩壊でもあります。そ 院医療中心 ~ から " 地域生活中の転換も進まず改革ビジョンものために国 ( 厚労省 ) は、プラ ンやビジョンを打ち上げても、 へ、立ち後れた精神保健医失敗しました。 実際は、精神科病院の経営崩壊 療福祉体系の再編と基盤強化を に直結するため、具体化は不可 今後川年間で進める。②「受入《失敗の背景》 能であるという根本問題を抱え 条件が整えば退院可能な者 ( 約精神科病院は、病床利用率が 3 % 以上でないと経営が困難にていたのです。 7 万人 ) の社会的入院は、精神 科病床の機能分化・地域生活支なります。一一つの障害者プラン ( 2 ) 歴史の流れと逆行する施策 援体制の強化など立ち後れた精と精神保健医療福祉改革ビジョ 望 神保健医療福祉体系の再編と基ンを具体的に進めると、万単位 展 盤強化を進めることにより川年の長期入院者の退院が進行する《最も後れている精神医療政策》革 ことになります。 わが国の精神科医療そして精 後に解消を図る : ・など画期的な 状 もし障害者プランどおりに 神障害者に対する処遇は、他の ビジョンでした。そのためこの 現 の 改革ビジョンを、当事者・家族なったとしますと、病床利用率先進諸国の精神科医療や国内の そして精神保健医療福祉の関係が % 台後半に陥り、改革ビ一般医療と比べて著しく立ち後科 精 ジョンでは間 % 台前半に陥るこれています。そのため国 ( 厚労 者は大いに期待しました。 川年経ってみると、社会的入とになり、精神科病院の経営は省 ) は、本来、精神医療政策の みんなねっと 2016 年 1 2 月号 20

9. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

と一一一つんだけど も - っちょっと がんばって ほしいなあ、 苦しくて仕方な かった頃の日記 を見つけた らじ またがんばったら ? 今はひとやすみや まあ ひとやすみ して 0 0 0 何事においても 苦しいのに 必死に強がって 背伸びしている 自分がいた 病気との付き合い 方、下手たなって 思った 追いかけない 方が手に入りや すいもの それ幸も。 今、それから 年たって も - っ : : す气 楽になったのに 、んばれない自 分かいる 8 みんなねっと 2016 年 12 月号 34 35 真澄こと葉のつれづれ日記 つ物圄皰

10. 月刊 みんなねっと 通巻第116号 2016年 12月号

その後、保健所担当者の方が 動であるといっても過言ではなじている。 号 退職され、徐々にさいたま市が しと田学っ 月 ①—③のような活動を継続しこの活動から退いていってから 年 ③やる気のある人たちを心からながら、「」の実践に向は、私たち家族が会議のマネー けた実際の活動が始まってからジメントを担当している。会場 応援する と っ 私たち家族は困難さを抱えるは、次のようなことが大切なこを確保し、議題を決め、開催連絡 ね をし、必要に応じて資料を準備、 あまり、ロから出る言葉は愚ととして挙げられる。 会議の司会進行役等、家族会活み 痴つぼくなりがちであり、支援 する立場の方に対しては批判的④定期的会議開催を責任を持っ動と同様の役割を担っている。 一番思いの強い者が覚悟を て継続する になりがちでもある。 持って続けていくことで、周り この活動が開始された当初 事実を伝えることは大切だ が、愚痴や批判から何かを生みは、私たち家族に理解の深いさの人も動いてくれるようにな いたま市保健所の担当者が、毎る。家族は大変だからと支援を 出すことは難しい。何かを成し 遂げるには、やる気のある人た月夜間に行なわれる会議のマ待っているだけでは、何も変わ ネージメントを担当してくだることはない。 ちを支え続ける力になることが 必要である。家族だから言えるさったので、私たち家族は会議 こと、家族が言うからカになるに参加して、家族として体験か⑤顔の見える良好な関係をつく ことがあるのではないかと、私らの意見を述べることが役割でるために懇親会を開催する そして、人と人との円滑な人 自身はこの取り組みを通して感あったと思う。 た。訪問支援を実際に担うのはる人たちを動かす「カ」になる 間関係を築くための懇親会の開 催は、とても有意義な取り組み専門職の方々であるが、当事者という実践報告でもあると思 ( おかだくみこ ) だと感じている。この時間が円や私たち家族の強い希望が力あう。 滑油となり、何かあればお互い そこからまた に声をかけあい、 次の人と人とのつながりに広 出会いと繋がリに支えられて がっていく さいたま市に「 < O 」が 1 訪問看護ステーションふあん (Q)F—ふあん士ロ澤夫樹 チーム立ち上がった今も、「さ で いたま市メンタルヘルスネット も活動しています。看護師の資 新卒で精神科病院に就職し、 ワーク」という名称で、会議を 実 継続できているのは、この顔のたった 3 年で結婚妊娠を機に退格取得後、仕事をしていた年月 援 支 見える心地良い関係性が土台と職。その後、約凵年専業主婦をよりも専業主婦のほうが長く、 訪 していました。再就職して 9 年知識不足は否めません。若いこ なっていると思う。 経過した今、私は素晴らしい仲ろの様には体も頭も動きませ甎 求 間と共に訪問看護ステーションん。そんな私ですが、多くの人 家 さいたま市で取り組んできたを立ち上げ、ほぼ同時期に開院に支えられる中で、「が 集 訪問支援の体制づくりの経過した、だるまさんクリニックとやりたいです」と声に出し続け 特 を、家族の視点からまとめてみ連携し「 <0[—ふあん」としてたことで、新しい繋がりが生ま