月 5 日の定期総会で、精神障害 せてやる等、おどして来たり、鼻水と涙とすすり込んで 者を運賃割引の対象から除外し 〇父の妹もしよせん父側の ( 兄かき込んだ里の味 号 ている不条理な制度の解消に向月 の為 ) 味方の口調で嫌になりま温かさが瞬間 わ おおった親の温かさ した。 け、全国の家族が力を合わせて年 取り組むことを決めました。あ よもう一年も前の事になりますほおばる角に福きたる れから、すでに 4 年が経過しま と んので、当時の主治医はいません。みちくさにて っ す。この間の取り組みや実現し みただまた ( 再度 ) 入院させられ ね なっかしさ た成果を振り返り、今後の取り 〇ています。つまらない不安な ん 安心して食べられる食の場所 組みを皆さんと共に考えていけ 〇日々です。 み ればと思います。 〇イラつく事や不公平に感じる安心して話せる人の憩う場所 それはかけがえのないもの 2014 年川月、国土交通大 〇事が多々有るんです。 臣や厚生労働大臣、衆参国会議 〇柄な為か、拘東に良い様に厳しさやしがらみから 員団政策責任者、民鉄協などへ やっ当たり道具の様に当たられ少しおやすみ 〇 さあまたかけてゆく の要望を行いました。この年Ⅱ た気もしています。 月から、全国の家族と当事者を 〇両親にも不信感を抱いてしまみちくさにて 対象に交通運賃に関するアンケ ート調査を実施、 2015 年 3 月、所得が低くバスや電車の利 ◆交通運賃のこれまでの取り組用を控えている実態を発表しま みとこれから した。このアンケート結果も活 ◆兵庫県酒井かずよ 等交通運賃割引推進プロジェクト 用して全国の家族が国会請願署 里の味 チーム座長奥田和男名に取り組み、 2016 年 5 月 雪の降る日 みんなねっとは 2014 年 6 万筆の署名を衆参両院議長に 急いでかけ寄った故郷 いる。精神に拡大することによ各地での交通事業者との協議 提出、結果は保留の会派があり は始まったばかりです。西鉄と 請願の採択には至りませんでしるこれ以上の負担は困難、福祉 た。また、各プロックで交通事制度として行政の公的助成があ九州プロック・福精連の協議は 業者への要望・協議や意見書のれば適用拡大についても検討すこれからの各地での協議に生か していきたいと思います。 る」という趣旨の回答でした。 採択にも取り組みました。 5 月に開催する今年度のみん このように、各社が申し合わ 私たちの取り組みをとおし て、鹿児島県や岩手県などでバ せたような大手私鉄の中で、西なねっと定期総会の翌日には、 スの割引適用が進み、公営交通鉄が英断してくれました。それこれまでの交通運賃についての でも名古屋市営交通と福岡市営は、九州プロックと福精連 ( 福報告集会が準備されています。 交通で市外に居住する精神障岡県連 ) のねばり強い協議の積この集会を契機に取り組みの一 層の強化を図りましよう。 害者への適用が実現しました。み重ねが実を結んだのではない 2017 年 4 月から大手私鉄のでしようか。英断にいたる前の 西鉄がバスも鉄道も合わせて精協議では「所得が低く家族に負 神障害者への割引の適用に踏み担をかけないために外出を控え ている実態にあること。運賃割 切ってくれました。 引が適用されれば利用を控えて このように一歩一歩ではあり いる当事者が利用するようにな ますが、全国の家族の力を合わ せた取り組みによって成果は表り減収よりも増収になる」との れてきています。 当事者や家族の訴えに、西鉄が 特にと大手私鉄は、精神アンケート調査内容を作り、福 障害者からの質問に対して「身精連が調査を実施しました。そ 体・知的の割引による負担分して、精神障害者への適用が決 は、他の客の負担により賄ってまりました。 - 〇〇〇〇〇〇〇〇〇みんなのわ〇〇 39 読者のページ ( みんなのわ )
当事者とともに歩む子育ての そのような環境の中、配偶者 家族全体の支援へ 道は、決して平坦ではありませの会では配偶者とともに集いに 号 月 ん。「当事者がイライラして子訪れる子どもたちを対象に、新 みんなねっとの調査では、障 年 どもたちにあたってしまう」こしい試みを始めました。小学校害者総合支援法のサービスにつ とがあります。「子どもは大き高学年 5 高校生くらいの子ども いて「どれも利用していない」 と っ くなるにつれて状況をより把握たちを対象に、「子ども向けミー と答えた配偶者の割合は、男性 し、顔色をうかがう」ときがあティング」を開催しています。配偶者で・ 2 % 、女性配偶者な ります。「子どもたちが希望す 代—代の「精神疾患を持つで引・ 1 % でした。半数以上が福み る習い事や進学先に応えること 親に育てられた成人した子ど祉の手を借りず、当事者をみて ができなかった」と涙する方もも」の立場の方に運営をお願い いる状況をどう考えたらよいで いらっしゃいました。 しています。数少ない、小さなしようか。 子どもたちに親の病気をどう子どもたちへの直接的な支援で 当事者の介護と生活に追わ 説明するかはとても難しい問題す。参加した子どもたちの親御れ、せめて「家事の支援」を望 です。子どもの支援に取り組んさんからは「子どもたちは何度んだとします。女性が当事者で でいる方々は「説明するべき」も参加して良かったと言ってい 男性が配偶者の場合、支援につ と言いますが、子どもたちの反た。親にも話せず、溜まってい ながることは比較的多いように 応は様々で、そこに向き合う配たものを吐き出せたようだ」と思います。ところが、男性が当 偶者の負担は尋常ではありませ いう声が届いています。 事者で女性が配偶者の場合、「家 ん。 事は女性がやるもの」という ジェンダーの固定観念から、なあることが否めません。しかし、 た「配偶者の会 @ はこだて」、 かなか支援につながりません。 全ての精神障害者が虐待をする京都精神保健福祉推進家族会連 家族全体を支援するには、予わけではありません。発生の要合会が 2 か月に 1 度開催してい 防的な観点が必要です。例え「い 因に、物理的な支援の不足がある、「精神に『障害』のある人 ま」症状が落ち着いていたとしてることが指摘されています。訪の配偶者の集い」、福岡県内で も、良い状態を継続していくため問看護や訪問介護といったアウ実施されている「配偶者の立場 の方法を考えなければなりませトリーチのサービスは子どもの向けの家族交流会」など、一部 に限られています。 ん。「何か」が起きてしまってか養育にとって有用で、それは配 家族による家族学習会は親の らでは遅いのです。配偶者の多く偶者の生活においても同様です。 が経験する「自殺企図」は、起きまた、精神保健福祉分野と母子立場を中心に始まり、「兄弟姉妺」 てしまってからでは取り返しが保健など、他領域にまたがる支「子ども」の立場へと広がってき み つきません。一度でも配偶者に暴援の仕組みが、互いに連携をとていますが、未だ配偶者向けに 旧物 はプログラムが確立できていま 力が向かってしまったら、支えよることも重要です。 の うという気力がそがれてしまい 配偶者を支えることは家族全せん。家族会としての取り組み← ます。仮に暴力が幼い子どもに向体を支えることにつながりまにも、課題が山積しています。 かってしまったら、子どもはどんす。現在、配偶者を支援する取本特集をきっかけに、配偶者者 配 り組みは、東京で実施されてい支援の輪が全国へ広がっていく な気持ちを抱えるでしようか。 集 ことを期待しています。 子どもの虐待を例にみると、親る配偶者の会、東京の集いに参 の精神疾患は危険因子の一つで 加した配偶者が函館で立ち上げ ( まえだすなお )
心の在り方を変える絶好の機会存じます。」として、関係閣僚 号 知っておきたい ' ~ 一であります。この機会を契機とからの取り組み状況の説明がな 月 して、全国のユニバーサルデされました。 年 精神保健福祉の動ぎ一一 ザインの取組を推進していく これを受け、みんなねっとか ため、関係府省庁と障害者団ら次の趣旨を表明をしました。 0 ュニバーサルデザイン 202 と 「ちょうど 10 0 年前に、精っ 体の皆様等の熱心な議論を経 o 関係閣僚会議 ( 第 2 回 ) な 1 月日、首相官邸にてユニて、昨年 2 月日、本会議にお神病者監護法による私宅監置の ん み いて、『ュニバ 1 サルデザイン 悲惨さを実態調査した呉秀三の ーサルデザイン関係 閣僚会議 ( 第 2 回 ) が開催され行動計画』を安倍総政府への報告書が提出されてお ました。審議内は、これまでの理、障害者団体の皆様の出席をります。精神科医療は地域移行 経緯と開催趣旨に始まり、加速得て決定いたしました。行動計へ向け、大きく踏み出していま 化のための具体的な取り組みに画の決定からおよそ 1 年が経過す。この行動計画と共に私たち ついてでした。これに合わせてし、関係府省庁において、共生が心のバリアフリーについて理 当会を含むⅡの障害者団体から社会の実現に向けて様々な施策解を深め、差別・偏見のない社 が積極的に進められております会を作ることを進めることが必 の意見表明がありました。 鈴木オリバラ担当大臣は「障ので、関係閣僚の皆様から取組要と考えています。しかし、昨 をご報告いただきたいと思いま年暮れの大阪寝屋川事件のよう 害のある選手たちが圧倒的なパ フォ 1 マンスを見せるす。また、本日は障害者団体のな現代版私宅監置ともいうべき 年東京パラリンピック大会は、皆様にもお越しいただいており状況も残念ながらございます。 共生社会の実現に向けて人々のますので、ご意見を賜りたいと呉秀三の報告から年、今 ている当事者が多く存在するこ 回の行動計画から年、先 」お知らせします とも大きな問題です。 を見越したまさにレガシーとい 重い精神障害を抱えながら地 えるような行動を私たち団体と みんなねっとの活動 域で暮らす当事者には、薬物療 共に、各障害者の正しい知識と 体感、体現的な継続性のある取■平成年診療報酬改定にかか法のほかに、生活支援、心理的 支援、リハビリテ 1 ションなど、 組を通じて、理解を深めていけわる要望書の提出について るような行動計画推進に期待し 平成年 2 月 5 日に <OE* 全さまざまな支援が必要であり、 ていきたいと思います。どうぞ国ネットワークからの申し入れまた、通院や通所がむずかしい を受け、当会との共同で次の要ことから、精神科医、看護師、 よろしくお願いいたします。」 作業療法士などの医療職に加え * 意見表明をしたⅡ団体Ⅱ全国望書を厚生労働大臣宛に提出い たしました。 て精神保健福祉士、あらたに設 精神保健福祉会連合会 ( みんな き けられた公認心理師を含む多職動 ねっと ) 、日本盲人会連合、全 種によるアウトリーチ・チーム祉 国脊髄損傷者連合会、日本難病・ 日本の精神医療において、地による訪問支援が有用です。こ 疾病団体協議会、全国手をつな 保 ぐ育成会連合会、日本発達障害域移行を待っ入院当事者が未だれは当事者・家族から非常に望 ネットワーク、全国重症心身障多くいることは課題でありますまれているサービスでもありま こ き が、医療中断や未受診のまま、す。 害児 ( 者 ) を守る会、全日本ろう お < 0 E-* 全国ネットワークでて あ連盟、日本会議、日本地域で種々のサービスをうけら れない、ひきこもりの状態にあは、添付に示すように、現在「在知 身体障害者団体連合会、日本バ ラリンピアンズ協会 り、高齢者の親などが抱え続け宅時医学総合管理料」の枠組み 要望書
【再掲】平成 30 年 4 月号からの編集方針について ( 検討結果のご報告 ) 月刊みんなねっと編集委員会より 《編集理念の刷新について》 たちなのです。わずかな数の人でしかありません。 昨年の 11 月 13 日に開かれた本誌の編集会議 一方で、家族会を支えてきた多くの古参の会員 では、平成 29 年度事業計画に基づいて平成 30 たちは、高齢となり動けなくなって毎年抜けてゆ 年 4 月からの本誌の編集のあり方についての検討 きます。その結果、各地で家族会の解散が見られ がなされました。 るようになりました。 ◆編集委員会の構成員 このことが、いま、月刊誌の購読者数に大きく影 現在の編集委員会は、谷安正氏 ( 編集業者 ) 、 響しています。高齢のために読めなくなったという 飯塚壽美理事、小幡事務局長をはじめとするみん 理由での購読中止の連絡が、たくさん来ています。 なねっと事務局の職員、それに編集長の役をいた ◆新しい月刊誌のあり方 だいている理事野村忠良で構成されています。 みんなねっとでは、この時節を捉えて月刊誌の いまのところ、このメンバーで月々の編集内容 役割の転向を図ることが大切と考え編集員会を中 を決めていますが、今後、様々な視点を取り入れ 心に検討した結果、次のような方向が提案され、 るために、陣容を充実させてゆく予定です。 取り組むことになりました。 ◆月刊誌みんなねっとの現状 ①一般市民の日常の精神保健・福祉状況のなか ①家族会の機関誌として に暮らす、一市民の立場にも立つ視点で編集する これまでの月刊誌は、家族会につながった統合 ように努めます。そして、精神障害の当事者の家 失調ゃうつ病などの重い精神疾患をもつ当事者の 族の実態も良く知っている実体験のある市民とし 方々を支えているご家族を主な対象にして、精神 ての立場から、②精神保健・福祉の面で、すべて 保健医療福祉の情報を伝えたり、ご家族や当事者 の市民にとってのより良い社会の実現に向けて有 の方々が置かれている実態を手記にして掲載した 益な情報を提供します。 りという編集をしてきました。家族会内部の機関 例えば新年度では、 誌という存在でした。 * 家族とひとくくりにせず、多様な立場の状況を ②発行部数の減少 伝える 近年、問題となってきたのは本誌の発行部数の * 統合失調症圏のみならず、双極性や発達障害な 減少です。「みんなねっと」誌は現在 1 万 2 千部 ど広義の精神障害にもスポットを当てていく あまりで、この部数は月刊誌の発行をはじめ、み * 就労などの働くことについての現状などにも目 んなねっとの安定した運営を維持する生命線に をむけます なっています。 * 声を発することが難しい児童生徒等の教育につ 減少傾向には、全国の家族会の衰退傾向が大き いて考える く影響しています。高齢化した役員が引退し、新 ◆リニューアルした月刊みんなねっと誌編集委員 しい家族の入会が少ない間題にもつながっている 会の今後の使命 のです。 編集委員会では、今後の使命を次のように考え ③基盤としての家族会の衰退 ています。 家族会は、 50 年くらい前に、重い統合失調症 ①社会の「偏見の除去」をはじめとする諸課題の などの精神障害を有する方々の家族が、精神科病 改善を進めるために、一般市民の立場に立つ 院や地域で集まって立ち上げ発展してきました ②社会の精神保健・福祉の課題を、一般市民自身 が、現在では社会の様子が当時とはすっかり変 の課題として理解しやすく伝える わっています。家族会に入らなくてもインター ③読者と賛助会員を一般市民の精神保健・福祉に ネットの普及で知識が自宅で簡単に得られるよう 関心のある人々の間にも拡大する になり、地域に精神科クリニックも増え、入院す ④この月刊誌を、日本の社会の精神保健・福祉面 る患者数も日数も少なくなりました。 での改革のために欠くことのできない重要な情報 そのために、いまどき家族会に入会する人は、 源の一つとし、改革の意欲と関心のある人々に愛 孤独感、不安感、家族の精神症状などのストレス される刊行物となるように努める に耐えられない人や、診療のあり方等に疑間があ るのに、どこに相談しても納得がいかなくて、よ 月刊みんなねっと誌が一人でも多くの市民に届 うやく家族会にたどり着いて安堵した人たち、し けられ、より良い社会の実現に貢献できますよう、 かも地域の精神障害者の家族会という世間の偏見 ご購読と読者の拡大にご協力くださいますよう、 の対象となる団体であっても入会を必要とする人 お願いいたします。 円 ) レる、 むさ ■ 3 月に開催された「みんなコミ = ニケーションの合成わ 0 含た 2 のドれれい ) がとても重要だった」 ねっとフォーラム 2 017 」 よアさ三さ と発言されています。もちんノ稿くた価譴せ 66 ・ に参加しました。 定冓円 貝 c ムロビ 4 み一投入く テーマは、「地域の中で共ろん対話がすべてではない O いチ 5 二一一口 費 6 問グ一 ジの・ に暮らす」で、講演、シンボと思いますが、本誌月号 会 3 お リ 7 一生 一稿。こお ジウム共に、とても内容のの特集でも、山本先生は、「コ ホ 8 ペ信旧 ペ投す沌を 号費間間 3 9 ム田 濃いお話を聴くことができミュニケーションができる 月会年年 の。で他ム 1 3 ホ織 ました。 と、人の心や関係は変わる」者た扣の一 4 助人一 読しそネ年賛個団 C.O っ 0 「 / ( 耘 このフォーラムを聴きなとおっしやっています。 4 C ・ 1 の 】ま、ン 昨今、注目されているアす 1 人。 がら感じることがありまし - 3 紙 会 8 表 た。それは「ミ = = ケーシウトリーチやオープンダイま本 に @ 族方 ョン ( 対話 ) の大切さです。アローグも、時間をかけた 号 ~ ム池 1 3 でう 5 家る こより、当事者との信 とても興味深い講演をさ対話 : 祉東 1 一社 よれ 福区 2 会 投 0 れた長野先生は、「障害者が頼関係を積み重ねながら、 る別さ 健島 9 一式 地域の人たちと飲み会など障害者の地域生活をつくり き性稿第呆豊一 o 株 ) で、投巻都 7 3 硼 で普通に語り合うことを通出してきています。 一。齢 で通日精和京 1 財義東 9 敷 じて分け隔てなくい 0 しょ考えてみれば、現在でもメレ年ム 廉 3 6 〈 月全イ に地域を盛り上げていくこ短時間の外来診療や施設で こ 4 人本田一 っ 法 9 3 替本 とができた」と言われましの隔離という方法でおこなわメ住ネ 年 ね 8 烱長間 o 振製 た。さいたま市の岡田さんわれている日本の精神科医のが、ン 巐事 1 便 な稿ⅲ名ペ 2 公理〒旺郵刷 は、地域を耕す活動として療を思うと、もっともっと ん ん投紙 <0+ などを立ち上げなが対話の力を取り入れていくみのはは扠研日者 げへス方な ことが必要だなあと感じい ら、「ネットワークづくりに、 月発発 ノミニケーション ( 飲むとったフォーラムでした。 ( 谷 ) 編集後記