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検索対象: 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号
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1. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

た後では何もしてくれないことました。言い合いになって、彼的に依存しあっている母と息子 号 も不満です。この場合も、身近から『自分の両親を大事にしなも、時にあるものです。でも、 月 そんなに感情的に当たるの 0 さんのような新婚の妻にとっ な若い夫婦の例を話して、これ 年 は精神的な病気だ。精神科にて、まだ恋人でもあってほしい からのやり方を工夫して行こ う、などと話しています。この見てもらえ』と言われました。夫が母親と親しくしていると、 と 私も以前から、彼が彼のお母嫉妬心が起きても不思議ではあっ 辺りにそんなに問題はないよう な りません。 さんと親しげに話していると、 です。 ん カーツとなってしまいます。そ精神医学ではそんな気持ちをみ 〈何を治したいの ? 〉 こは病気かも知れないと思うんエデイプス・コンプレックスと 言って、息子が母親を父親と取 しかし、これでは精神科へ受です。精神科で相談したいと思 り合う気持ち、として説明され 診した理由が分かりません。病いました」 / イ・ / イ 気ではなくても、何か困難が 〈気持ちの動き方〉 母さんと取り合いをしておられ あって、解決しなければならな そこで精神科医は 0 さんかるのでしよう。それは自然なこ いのです。 さて、 0 さんは、今一番困っら、夫と姑がどのように仲が良とです。しかし、立場を変えて いのか話してもらいましたが、姑の心境を想像してみれば、今 ていることは何ですか ? 何を まで恋人のように大事にしてき 協力してほしくてうちへ来られどうやら常識の範囲の仲の良い た息子を、まだよく知らない若 ましたか ? 母と息子関係のようでした。 病気と言っていいほど心理い女に取られたように感じてお 「実は、昨晩夫婦げんかをし られるとは思えませんか ? 言ってあげます。ほんのちょっような気分でもあります。 現代社会は、人が孤独な社会 0 さんは納得され、「これまとの抗うつ薬を、 " まあええか ~ で彼を育ててくれたお姑さんに という方向へ引っ張る薬としてのようですね。パチンコ屋に勤 めている患者さんから聞いた話 感謝しなければいけない立場な処方したりします。 のですね」と言われています。 本来の目標は、孤独に耐えてですが、パチンコ屋では職員の 心得として、 " お客さんのみ 〈忌子を取られた。〉 自信と意欲を回復してもらう方話をよく聞いてあげる ~ という ことを指導されるらしいです。 逆に、息子が結婚すると息子向です。 ギャンプルよりも、心の支えで を嫁に取られたと感じ、心身のい・ 〈町の悩みの相談〉 客に来てもらっているらしい 調子を崩して受診される母親も こういう受診者も町のクリ町の精神科医も、悩みの専門家 おられます。あるお母さんは、 息子が嫁の実家の近くに家を建ニックには結構来られます。ことして、しつかりしないといけ ないようです。 てたのでうつ病になったと言っ ういう相談は、その人の周りに て、受診されました。息子が近 いる人や人生の先輩の役目だと 思うのですが、そういう人の心 くにいないと病気になるくらい つらい、とい , っ思いでしょ , つ。 の動きを聞いて、一番のポイン うつ病ではないのですが、精神トを探し出すのは、精神科医に 科医は " もうちょっとでうつ病とって気分の悪いことではあり になりそうですね ~ くらいはません。でも、占い師になった 27 街の診療所からのお便り

2. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

を図るとは思ってもみなかったプホームへも週に 1 回草取りに家族会の仲間 号 ので、織田さんも光さんの後を通い、その際、職員と話もします。 月 このように、多くのつながり「子どもさんの良い所は何です 追うようにして、近所へお礼を 年 言いながら、「これからもお世話が、織田さんに安心と勇気をもか」と聞かれ、はっとした とはいえ、 1 人の家族が、精 と になります」と話したそうです。たらすことによって、光さんの 退院の決断へとつながったのだ神科病院から子どもを退院させつ るということは、簡単なことでな と思います。特に、次の①—④が、 確固たる信念と唯一無ニの 織田さんの場合、大きかったとはありません。なぜなら、これみ 家族への愛情 まで光さんの精神症状が揺れた ここからは、織田さんのこれ一一一〕えるでしよう。 までの歩みを振り返りたいと思①人としてどのように生きるべ時には、精神科病院という社会 います。織田さんは、光さんのきかという、元々持っていた確資源を使ってきたからです。そ れが、これからは、基本的に入 ことを通して、より一層、この固たる信念 院医療を活用しない方法で、光 地域に根差した暮らしをされて②絶対に譲ることのできない、 ゆいいつむに さんと寄り添って暮らしていこ います。一方で、地域家族会に唯一無一一の家族への愛情 入ってからは、年になるそう③客観的であり誠実に相談に応う、と決めたのですから。 です。また、元々園芸が好きなじられた、セカンドオピニオン実は、織田さんが光さんの退 院を後押しした社会資源は、前 織田さんは、草取りや花壇づくの医師 りのボランティアとしても 6 年④もやもやしていた思いに対し述の①④以外にもあったそう て、しつかりと受け止められたです。光さんが隔離室に居ると になり、真弓さんがいるグルー き、 1 人の支援者に相談をしたで桜前線を追いかけて花見をすもさんにとっての身近な環境の ところ、「子どもさんの良い所はることだと言います。織田さん家族として、織田さんは今では、 何ですか」と聞かれ、はっとしは、これまで辛い経験は沢山あ風呂場で光さんが大きな声を出 たそうです。幼少の頃の光さん。りましたが、 4 人の子どもさんしていても、「今日の声はよかっ 障がい者枠でレストランの厨房たちのお蔭で、親として、人とたね」と言うように変化してい で一所懸命に働いていた頃の光して成長させてもらい、色々なます。 そんなある日。寒空の夜、織 さん。家族会の仲間に人懐っこ人たちとつながることができた、 田さんが玄関先に居たところ、 く接する光さん。多くの光さんと感謝しておられます。 「姫乃さん、寒いでしよ。あった の姿を織田さんは思い出すこと 最後に。織田さんは、精神医めてあげる」と光さんが、何と、 ができました。何よりも、私の ハグしてくれたのです。織田さ 療を否定しているのではありま 大切な娘だと。 織田さんは、光さんの病気のせん。一度きりの人生、大事なんは、「光さんの身体、あったか い—」としばらく、身を預けら 症状しか見ていなかったことに大事な子どもさんに、社会でた と 気づいた、と言います。 くさんのドラマを経験してもられたと言います。「生きていてよ こ いたい。そして、生きていてよかった」と織田さんの方が、光き 生 かった、と感じてもらいたい。 さんから感じた瞬間でした : ・。 九州から北海道まで桜前線を と こ ( あおききょひさ ) 追いかけて花見をするのが夢 そのように子どもさんが感じら る 織田さんの夢は、車の運転がれることが、織田さんにとって 知 好きなので、九州から北海道ま幸せなことなのです。その子ど ゆいいつむに

3. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

げ院 月 ・ : 町の科医は 年 気軽な相談者になりたい・ : っ 連載川囘 , ね な ん , 」しつかりしておられます。精神なったり、気分が落ち着きませみ 〈一人で受診〉 病や重症のうつ病ではないようん。今日は食欲がなく、食べる インターネットで初診申し込です。神経症などの心理的な不気がしません」 みをされた o さんは歳の保育都合でしようか ? でも、椅子 予診票には " 最近 ~ と書いて 士 ( 女性 ) です。メールの症状に座られた後は視線を下に向ありますが、以前とは違う調子 欄には「最近、食欲不振。気分け、症状の説明も小さな声で、 なんですね。いっ頃からそうい が変わりやすくて、イライラすなかなかうまく話せません。 う感じですか ? る」と書かれています。一人で 「半年くらい前から気分の上 〈困っていることは ? 〉 診察室に入ってこられた時の様 がり下がりが激しいです」 子では、どこか落ち着かず、何 今日はどんなことを困ってお 気分の波がある病気では躁う かに迷っておられるように見えられますか ? つ病がありますが、この言い方 ますが、表情や歩き方は普通に 「腹を立てたり、泣きそうにでは 1 日の内でとか、数日間の 内での上がり下がりのように思あまり問題なく幸福に暮らして場も変わったのです」 えます。 いた人かどうかを知ろうとしま そうでしたか。結婚はうれし いことですが、大変なストレス 〈仕事は ? 家庭は ? 〉 でもあるんですよ。 聞いていくことで分かります。 精神医学では、今ある精神的 〈今の問題は ? 〉 な症状だけを聞いて、病気を診差し支えますか ? 半年前から 断するのではありません。以前 ですか ? 学生時代やここ数年 ここまでロが重かったのです に同じようなことがありました の暮らしぶりとどう変わったか が、これをきっかけにロが軽く で、診断と治療方針が変わりまか ? なります。 す。そこでまず、ここ数年間、 「半年前のちょっと前に勤務 今度遅れて結婚式をするこ 先の保育園を変わっていますと。彼の両親に費用の援助をお が、今の職場の皆さんも親切で、願いしたところ、あまり良い返 そう困っていることはありませ事でなかったことに不満を言わ れます。でも、この地域の相場 ん」 では、そのころ家族のことで、 では、 o さんの場合も常識的な 一何か変わったことがありました額であること、などを話してい ます。 「半年前に結婚して入籍し、 彼が、結婚前には家事を分担 同居を始めています。それで職すると言っていたのに、同居し 街の 診療所から の便り ロ 25 街の診療所からのお便り

4. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

向かいのおばあちゃん家に行っ顔を見て「ただいま」とニッコトイレが間に合わなくなり、織 てお茶を飲んでいた」と言うのリ。そして、光さんが満足して、田さん宅のトイレを借りにきた です。しかも、これが初めてで家に帰って来るのです。 ことがあったそうです。すると、 はなく、何回かおばあちゃん家そこで、そのおばあちゃん家光さんが快く受け入れ「いつで にお邪魔をしていると聞き、さのお嫁さんに、織田さんはお礼 もトイレを使って下さい」と話 らにびつくりしました。家に誰と共に、思い切って、光さんのしたそうで、後日お礼に、その も居なくなると、寂しくなって、 ことをはじめ、家の状況を話し奥さんが来られました。すると、 おばあちゃん家に行って、お茶たそうです。すると、そのお嫁驚きの事実がさらに判明したの を頂いていた、と言うのです。さんは「何処の家にも色々あるです。なんと、その奥さんの家 ちなみに、そのおばあちゃんは、 からね」と言い、さらに、「光ちゃ にも、光さんがお茶を頂きにお 週に 2 日間、ディサ 1 ビスに行っんが来てくれると、おばあちゃ邪魔していた、と言うではあり ているとのこと。なので、光さんも話相手が出来たと喜んでるませんか んは送迎車が戻ってくると、走っから」と、言ってくれたのです。 織田さんが家を留守にしてい ておばあちゃんを迎えに行き、 る間、光さんは近所の何軒かの 腰が九十度に曲がっているおば いつでもトイレを 家にお邪魔をしては、愛らしい コミュニケーションを図ってい あちゃんの顔を下からのぞき込使ってください むようにして、大きな声で「お また、ある日、近所の奥さんたのです。この地域に住んで 帰りなさい」と一一一口うのです。すが、旦那さんが鍵を閉めて出掛年。光さんが発症して年。ま るとおばあちゃんは、光さんのけられたために、家に入れず、さか、光さんがこのような交流 年前に発症以来、精神科病院田さんは「治療とは、患者をおと励まし、それから毎日面会に の入退院を繰り返していました。 となしくさせ、医師の言うこと行きました。「 ( 隔離室での ) 3 号 月 2016 年 5 月には、家の中がを聞かせる事なのか」と、疑問か月間、なんて辛い思いをさせ 落ち着かない状況になり、光さが膨らんでいきました。さらにてしまったのだろう」、と猛反省 8 んは「自宅ではゆっくり眠れな織田さんは、面会時の光さんのすると共に「退院後は全力で娘 と っ い」と、任意入院をしたのです。姿から、「隔離室には患者の意思を守って行こう」と決めたので ね 亠な ところが、しばらくすると、隔を伝える場が無く、人格も否定した。 ん み 離室に光さんが入っていることされ、部屋から出る恐怖さえ本 を知りました。織田さんは驚き、人に与えている」と感じました。おばあちゃん家に行って 理由を医師に聞いても、きちん光さんが、隔離室に閉じこもるお茶を飲んでいた と説明を受けられず、唖然とし様に追い詰められているのを、 退院してから 3 か月間、極力、 たそうです。 面会の度に痛感したのです。 織田さんは光さんを連れて外出 さらに、興奮を抑えるために そこで、織田さんは決意しましました。とはいえ、一人で光 薬が増え続け、光さんは、ろれした。「患者本人の話を向き合っさんが家に居ることもあります。 つが回らなくなり、一人で歩くて聞けるのは、親である私しかある日、外出先から織田さんが 事もままならない状態になって いない。退院させよう」。即刻そ家に帰ると、光さんが向かいの いました。医師に薬の調整をおのことを医師に伝え、退院日が家から走って出て来たのです。 願いしても、「減らすと治療が出決まりました。織田さんは光さ驚き、「何処へ行ってたの」と聞 来ない」と言われるのみで、織んに退院日を告げ、家に帰れるくと「家に誰も居ないから、お 31 知ることは生きること

5. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

地域のママさんバレーボール保護したと一一一口うのです。その知 地域の人と共に チームに入り、この地に根差しらせを聞いた織田さんは、明さ 子育てをしてきた た暮らしをしておられました。 んと車で現地に飛んでいきまし 長女の真弓さん ( 仮名 ) が 4 た。ところが、光さんは「あな 歳、長男の猛君 ( 仮名 ) が 3 歳、最愛の娘たちが疾患と遭遇たは本当の親ではない。本当の 次女の光さん ( 仮名 ) が 2 歳の 長女の真弓さんは、短期大学親はここにいる」と言って、織 時に、織田さん家族は、この地を卒業後に就職したものの、 田さんたちのことを受け入れな に住み始めました。織田さんは年後に、上司の理不尽な指示に かったそうです。そこで、 2 人 家の近くの電柱を囲み、近所の納得がいかず退職しました。そで必死になって光さんを車に乗 人たちと談笑しながら、毎朝ののことによって、人間不信になせ、そのまま精神科に受診させ、 ように真弓さんたちの靴洗いをり、さらに、他にも上手くいか入院となりました。 していたと言われます。まさに、 ないことが重なり、精神疾患を その後、長女の真弓さんは精神 うよきよくせつ 半径 2 メートルぐらいのところ発症しておられます。 科病院を退院後、紆余曲折があ が、交流の場となっており、 4 このことも影響してか、自宅りながらも、現在、グループー 人のお子さんの子育て全盛期のでは、真弓さんと次女の光さんムに入って 6 年目になります ひんばっ 最初の年間ぐらいは、当たりとのトラブルが頻発するように 前のように、近所の人たちと交なっていました。そのような中、退院後は娘を全力で 流していたそうです。 ある日警察から連絡が入り、光守っていこう その傍ら、活発な織田さんは、 さんを他県の山奥のゴルフ場で 一方、光さんは前述のように、 は結婚して以来、ずっと織田さ んが切り盛りされています。ま た、 2 人ずつ娘さんと息子さん がおられます。そのお子さんた 土土 ・回 4 尸 ちには、節句や七夕等、日本の 日々のドラマを楽しむ ( 自らの人生の主人公としての家族の暮らし特集⑦ ) 伝統行事を菊年間欠かさず続け てこられました。 日本福祉大学 青木聖久 みんなねっと理事 そして、結婚して 5 年程経っ た時、今の地域に家を建てて移 いらっしやる方です。 り住み、相年間暮らし続けてお 今回ご紹介をするのは、織田 られます。そこは、街全体が比 姫乃さん ( 仮名【歳代女性 ) 較的平地で、駅が近く、公共施 です。織田さんとは、家族会の今の地域に家を建てて 設や医療機関等にも、自転車さ 研修会でご一緒することがきっ年間暮らす えあれば難なく行けるぐらい、 かけとなり、出会いました。そ 織田さんは高校を卒業して、 して、つい最近、ご自宅で昼食 2 年ほど働かれた後に結婚され便利なところです。その地域の をごちそうしていただいたのでました。配偶者の明さん ( 仮名 ) 幹線道路から少し入ったところ は、朝早くから夜遅くまで仕事に、 2 軒程の家が立ち並んでお す。お会いして、まだ半年余り り、その 1 軒が織田さんの自宅 ですが、ご自身の考えや行動が、をし、海外出張も多かったよう となります。 大いなるメッセ 1 ジ性を持ってです。そのことから、家のこと 0 0 29 知ることは生きること みんなねっと 2018 年 4 月号 28

6. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

当事者とともに歩む子育ての そのような環境の中、配偶者 家族全体の支援へ 道は、決して平坦ではありませの会では配偶者とともに集いに 号 月 ん。「当事者がイライラして子訪れる子どもたちを対象に、新 みんなねっとの調査では、障 年 どもたちにあたってしまう」こしい試みを始めました。小学校害者総合支援法のサービスにつ とがあります。「子どもは大き高学年 5 高校生くらいの子ども いて「どれも利用していない」 と っ くなるにつれて状況をより把握たちを対象に、「子ども向けミー と答えた配偶者の割合は、男性 し、顔色をうかがう」ときがあティング」を開催しています。配偶者で・ 2 % 、女性配偶者な ります。「子どもたちが希望す 代—代の「精神疾患を持つで引・ 1 % でした。半数以上が福み る習い事や進学先に応えること 親に育てられた成人した子ど祉の手を借りず、当事者をみて ができなかった」と涙する方もも」の立場の方に運営をお願い いる状況をどう考えたらよいで いらっしゃいました。 しています。数少ない、小さなしようか。 子どもたちに親の病気をどう子どもたちへの直接的な支援で 当事者の介護と生活に追わ 説明するかはとても難しい問題す。参加した子どもたちの親御れ、せめて「家事の支援」を望 です。子どもの支援に取り組んさんからは「子どもたちは何度んだとします。女性が当事者で でいる方々は「説明するべき」も参加して良かったと言ってい 男性が配偶者の場合、支援につ と言いますが、子どもたちの反た。親にも話せず、溜まってい ながることは比較的多いように 応は様々で、そこに向き合う配たものを吐き出せたようだ」と思います。ところが、男性が当 偶者の負担は尋常ではありませ いう声が届いています。 事者で女性が配偶者の場合、「家 ん。 事は女性がやるもの」という ジェンダーの固定観念から、なあることが否めません。しかし、 た「配偶者の会 @ はこだて」、 かなか支援につながりません。 全ての精神障害者が虐待をする京都精神保健福祉推進家族会連 家族全体を支援するには、予わけではありません。発生の要合会が 2 か月に 1 度開催してい 防的な観点が必要です。例え「い 因に、物理的な支援の不足がある、「精神に『障害』のある人 ま」症状が落ち着いていたとしてることが指摘されています。訪の配偶者の集い」、福岡県内で も、良い状態を継続していくため問看護や訪問介護といったアウ実施されている「配偶者の立場 の方法を考えなければなりませトリーチのサービスは子どもの向けの家族交流会」など、一部 に限られています。 ん。「何か」が起きてしまってか養育にとって有用で、それは配 家族による家族学習会は親の らでは遅いのです。配偶者の多く偶者の生活においても同様です。 が経験する「自殺企図」は、起きまた、精神保健福祉分野と母子立場を中心に始まり、「兄弟姉妺」 てしまってからでは取り返しが保健など、他領域にまたがる支「子ども」の立場へと広がってき み つきません。一度でも配偶者に暴援の仕組みが、互いに連携をとていますが、未だ配偶者向けに 旧物 はプログラムが確立できていま 力が向かってしまったら、支えよることも重要です。 の うという気力がそがれてしまい 配偶者を支えることは家族全せん。家族会としての取り組み← ます。仮に暴力が幼い子どもに向体を支えることにつながりまにも、課題が山積しています。 かってしまったら、子どもはどんす。現在、配偶者を支援する取本特集をきっかけに、配偶者者 配 り組みは、東京で実施されてい支援の輪が全国へ広がっていく な気持ちを抱えるでしようか。 集 ことを期待しています。 子どもの虐待を例にみると、親る配偶者の会、東京の集いに参 の精神疾患は危険因子の一つで 加した配偶者が函館で立ち上げ ( まえだすなお )

7. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

で・ 3 % に過ぎ 1 0 9 0 0 4 6 3 5 0 3 っ 0 4 マー 1 ~ 1 こ 0 ノ 1 一つ」 8 0 ′ 4 】 ません。配偶者の 1 亠 1 宀 / ( ・ 5 一つ 4- 41 「つ〔 0 「っ 0 間で行われる暴力 こいわゆる「 > 4 月」 8 (DomesticVi01ence) 」 1 3 2 2 3 9 1 4 2 3 9 状 生 8 0 止 5 4 、・ 8 4 4 41 4 " 〔 0 と呼ばれています。き 5 の とヒ 人夫 1 4 4 1 0 7 8 4 1 3 イ ) 1 亠 31 4 一般的な Q> では被た夫上 害者は女性であるこ を カ っ とが多いですが、精病 や 査 神障害者の場合はそ調 国 れる の限りではなく、暴全 られ ~ つ、つ みらよよ みるる 力の発生頻度に男女 とがれれ は姦 と一 ~ り ~ り っ は家 た言みみ 差はありません。 と と っ ナ . ったし しカカこ ん ←はっレ」 か暴暴っこ っ み ん なこよす 、あっ 相談先がなく 4 きプら恥たこ こ・カ・あ・ 5 表 態 でよ眠なし 孤立する配偶者 まもいよう一 = = 言浪為状 うこはいよををの行な 愛する人が病気に 閉暴暴す逸の 疎こをはをここはよ也 思食段殺楓 なったとき、配偶者 意部飲普自家他常性そこ が最初に越えなけれ ばならないのが「親族の壁」でなく、返って気を遣うばかり」の一つですよね」と返されてし す。親族から理解を得られない 「夫の親族と病気が原因でケンまったそうです。子どもへの影 ことで苦しんでいる配偶者が沢力。今後どうしたらよいか、困響が気にかかると相談すれば、 山います。特に、親から責めらるというより不安。私は縁を切「ご主人がお子さんに何かする れてしまう配偶者が多くいまりたい」といった、切実な相談のですか ? 」と聞き返されま す。精神疾患への偏見は根強く、 が寄せられます。 す。この女性は、「万が一、教 「誰かのせい」にしてしまいた福祉制度につながることにも育委員会や児童相談所に通報さ い親の気持ちは分からないわけ苦労します。相談窓口は、基本れたりすることで、子どもの生 ではありませんが、立場が弱い 的に平日しか開いていません。活や進学に悪影響を及ぼしたく 配偶者にとっては、とてもつら仕事や家事、育児をかかえてい ないので、相談を断念しようと る い現実です。 る配偶者は、相談すらできない考えている」と仰っていました。 み 配偶者の会には「義父母に話こともあります。何とか相談窓 子どもの養育に影響が出る が通じにくい。息子の精神病を口にこぎつけても、無理解にさ の 認めたく無いようだ」「夫の母らされることもあります。ある ナ 精神疾患を抱えた当事者と一 親に病気の理解が無く、夫の意女性が保健所の地域担当に医療緒に子育てをしている人の実数 向で隠している。夫は普通に就や社会資源など有効な情報がなや実態は明らかになっていませ者 配 労し収入を得ていることになっ いか尋ねたところ、「調べた結 ん。そのような中で、配偶者の ているので、話を合わせ、隠し果、情報が無いとわかりました。会を訪れる人の 6 割以上が子育特 通すのも大変。頼るどころでは情報が無いという回答も、情報てを経験しています。 4 3 8 8 3 2 2 4 4 8 6 っム 1 亠よ 4 よっ」 1 亠 1 身体的暴力 ( 殴る、蹴る、物を投けつけるといった直接白アものなど ) 激しい暴言 ( 身体に対する直接白アょ暴力が現実に起こりそうなものなど ) 言葉による情ネ申的暴力 ( はかにした言葉や汚い言葉を言う、欠点をあけつらう、 否定白アことを言う、どなる、皮肉や嫌味をいうなど ) 行動による精神的暴力 ( 携帯電話をチェックしたりアドレスや電話番号を ) たりするなど ) その他の精神的暴力 ( 相手が『自分ロ駄目な人訂と思うように仕可する、無視するなど ) 直接白アよ経済的力 ( 金銭白アは被害を与えるなど ) 間接的な経済的暴力 ( 不必要な買い物や携帯電話の代金などの支払いを強要するなど ) 性的暴力 ( 性的行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要するなど ) 社会的暴力 ( 人前でイ毎辱するような言動をするなど ) その他 これらのような状態になったことはない 7 ・ 553 41.8 8 18.4 18.4 263 9.0 134 7.5 14.9 6.0 6.0 6.0 22.4 6 01 5 0 4 4 4 5 7 0 6 15.8 7.9 10.5 10.5 263 3 4 4 0 みんなねっと 2018 年 4 月号 10

8. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

さ心 お医者さんの言うことをきち 先日みんなねっと 1 月号にか な中。 みをでかれている方が私の知る会長さんと聞き、きちんと薬をのめば、 号 の稿一 月 者投ナんということがわかりあわてて病気と上手につきあえます。主 わ 年 リコ再読しました。あらためてその人が、病気に理解があってやさ 」便る の わおす行動力、考え方に感服するばかしかったこともありますが、今 のの介 ら紹りでした。このようなすごい方も小さなみはありますが、夫 と ん っ が身近にみえることを知り、本婦で話し合い何とか生活を送っ み 当に、い強く思いました。 てます。今は 8 代前半なので大な 〇 きな病気にならぬよう気をつけ 〇 み 〇 てます。 日常生活 〇「みんなねっと」の感想 ◆兵庫県ナッチャン本人◆愛知県宮本和子家族 ( 〇◆愛知県もん家族 (€代 ) 代 ) (€代 ) 毎月、青木先生の「知ること 娘か年 9 月に自殺未 私は歳の時統合失調症にな 〇 は生きること」を楽しみに読んり、なおらないと言われきちん遂をくり返して、うつ病で入院 〇 でいます。 と薬をのみ、働けるようになりしてから川年。いつの間にか統 とても励まされることが書か 何度か小さな再発はありました合失調症として診断され、 2 年 れてあり、登場人物にとても親が、歳のおわりに結婚でき 2 続けて入院をくり返したが、 z 近感を持ちます。当事者の親と人の子供を育てました。 1 人は 法人「なかよし」に通うよ してどのように子供に向きあっ 公務員、 1 人は 5 年半続き、何うになって、友達も出来、恋人 てきたか、家族しかわからない とか私も午前中だけパ ートしも出来、結婚。しかし 1 年半の つらさが悲しみが伝わってくるて、家事もこなしています。 結婚生活に終止符をうち、現在 からです。 もちろん薬ものんでいます。夫が 1 年前に亡くなって娘と一一 読者のページ 活しづらいです。家族との折り 人ぐらしになりました。 最近はゲームやパチンコにはま合いが悪く警察の生活安全課に◆埼玉県鏡本人 ( 代 ) 県内の精神病院に措置入院と り、お金をつぎこんでなかなかや頼っても誰も何も助けてくれな いのが実体の様に思えていまいう形で搬送され強制入院を昨 められなくて、親子ゲンカとなり、 年十一月末日よりされてより、 「もう出ていって。帰ってこないす。 私が歳位の頃には女子高生身体に傷が残る体罰という名の で」と言ってしまった。 行為を看護師達からされ、心が その日は家に帰って来なくて、プームで高校に入学したばかり 次の日昼間に病院から電話があの頃等には精神を病む内容のド深く傷ついています。拘東の理 〇 り、「娘さんが意識をとりもどしラマも多く放送されていました由も納得いかないまま男性看護 〇 師達よりされ、笑いながら腰や たので連絡しました」あわてて病が、実体はもっと酷いものでした。 わ 退院して生きて生き長らえて手首をしばりつけていたのが印 院にかけつけたが、眠り続けてい た 3 日目の朝にやっと目ざめて話いくのももうあまり希望も薄く象的です。午後三時の菓子の時な 間の自己管理に、母親ゆずりのん を聞くと「死にたくて薬を全部飲なって来ました。 薬の投薬の変化が激しく、治糖尿病より、させてもらえず、み んで川に飛び込もうと思ったが、 ふらふらになって近くの家の駐車療というものも何か虚しく思訴えると必ず拘束されました〇 わ の 場で警察に連絡され意識がなくなえ、ただ、生きてるだけの生活 押し倒され、縛られ、股を開〇 って救急車に運ばれ、身元不明でが嫌になりました。 入院したとの事。娘とこれからど肉親も憎らしい人ばかりでかれ、三十三でおむつパッドを〇み うやって一緒にくらしていくのかす。ただの悪口ではありません。させられ、流し切れない程の涙 〇、一 私は随分我慢してきたと思っての思いが出てます。 とても不安です。 〇〔 ます。 父の短気さもおおきな苦しみ〇者 2 度と人間には生まれて来たでした。退院後も短気さはおと〇 ◆埼玉県 soon 本人 ( 代 ) ろえず、もう一度 " 措置入院さ 精神病院とは本当に嫌な所で生くはありません。

9. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

まず、「 3 級になるだろう」きであることは一言うまでもあり物事に対して今の考えに固執せ と考えて、今後の行動をとられません。 ず柔軟に考えることが、今後の たほうが懸命だと思います。 病気などで就労が難しくなつ人生の景色を変える第一歩にな 障害年金は、生きていくためた時、これからの人生を生き抜ることになるのではないかと私 の大切な経済的基盤です。 くための経済的基盤として、どは考えます。 障害年金 2 級を例に挙げるこから生活費を捻出するのか は、その人その人の判断になる と、 5 年、障害基礎年金を受け 取った場合、万円弱になと思いますが、障害年金という 制度があるということを思い出 ります。 してほしい、忘れないでほしい また、子供が 1 人いた場合は、 と思います。周囲で困っている 万円を超えてきます。 初診日が厚生年金に加入して人がいたら、声をかけ皆で支え いる場合は、給与の額にもよりあう社会であってほしいと願い ますが、 5 年、単身で万ます。 どんな医師であったとして 円 5 7 0 0 万円、ご家族がい らっしやる場合は、 1 千万円をも、患者を治したいという気持 ちで治療を行っているのは確か 超える方もいます。 だと思います。その気持ちに対 病院、医師等を選択する時に、 もちろん、治療を優先させるべしての感謝を忘れず、そして、 等級表 判定平均 3.5 以ヒ 3.0 以上 3.5 未満 1 級又は 2 級 2.5 以上 3.0 未満 2.0 以上 2.5 未満 ( 3 ) ( 4 ) 1 級又は 2 級 2 級 2 級 2 級 級 2 級 2 級又は 3 級 2 級又は 3 級 かかったとしても判断がぶれ 生活活動の判定と程度に が異なるという一つのることのない診断書を作成し、 例に過ぎません。 使用するべきですが、精神障害 当 当当 こ , ついったことは、 は、検査数値も測定値も記載し 、よ 、ま 該該 2 該 又 又 ・ 7 夛 . ョグ 書よくあることです。そないことから、その様なフォー 級級級 っっ 0 断 の原因は、医師個々のマットの診断書を作成すること 一三ロ 診断書の内容に対するが難しいのだと感じています。 この診断書の方は、無事に障 判断基準が異なるため だからです。 害年金 2 級が継続されました。 おそらく、最初に書いていただ どちらの医師が悪い いた医師の診断書を提出してい とか良いとか一一一口ってい るのではありません。 れば、障害年金は 3 級へ等級落 それぞれの医師の考ちしていたと思います。 等級表の 2 級又は 3 級と書か えによって、判断がぶ れてしまう診断書を使れた部分に該当しているから、 書用している国の方針が就労もしていないことから「 2 悪いとしか一『ロいようが 級に該当するだろう」という安 一三ロ 易な判断はされないほうが良い ないと思います。 どの病院、どの医師でしよう。 1.5 以ト . 2.0 未満 1.5 未満 3 級非該当 感想・意見・投稿をお寄せください メールでの投稿を始めました。 アドレス : minnanet.seishinhoken@outlookjp ・「みんなのわ」コーナー ( 300 ~ 350 字程度 ) ・「地域の話題」コーナーへ皆様の原稿をお寄 せ下さい ! ( 1000 ~ 1200 字程度 ) みんなねっと 2018 年 4 月号 20 21 続・事例からみる精神障害者の障害年金の実際

10. 月刊 みんなねっと 通巻第132号 2018年4月号

【再掲】平成 30 年 4 月号からの編集方針について ( 検討結果のご報告 ) 月刊みんなねっと編集委員会より 《編集理念の刷新について》 たちなのです。わずかな数の人でしかありません。 昨年の 11 月 13 日に開かれた本誌の編集会議 一方で、家族会を支えてきた多くの古参の会員 では、平成 29 年度事業計画に基づいて平成 30 たちは、高齢となり動けなくなって毎年抜けてゆ 年 4 月からの本誌の編集のあり方についての検討 きます。その結果、各地で家族会の解散が見られ がなされました。 るようになりました。 ◆編集委員会の構成員 このことが、いま、月刊誌の購読者数に大きく影 現在の編集委員会は、谷安正氏 ( 編集業者 ) 、 響しています。高齢のために読めなくなったという 飯塚壽美理事、小幡事務局長をはじめとするみん 理由での購読中止の連絡が、たくさん来ています。 なねっと事務局の職員、それに編集長の役をいた ◆新しい月刊誌のあり方 だいている理事野村忠良で構成されています。 みんなねっとでは、この時節を捉えて月刊誌の いまのところ、このメンバーで月々の編集内容 役割の転向を図ることが大切と考え編集員会を中 を決めていますが、今後、様々な視点を取り入れ 心に検討した結果、次のような方向が提案され、 るために、陣容を充実させてゆく予定です。 取り組むことになりました。 ◆月刊誌みんなねっとの現状 ①一般市民の日常の精神保健・福祉状況のなか ①家族会の機関誌として に暮らす、一市民の立場にも立つ視点で編集する これまでの月刊誌は、家族会につながった統合 ように努めます。そして、精神障害の当事者の家 失調ゃうつ病などの重い精神疾患をもつ当事者の 族の実態も良く知っている実体験のある市民とし 方々を支えているご家族を主な対象にして、精神 ての立場から、②精神保健・福祉の面で、すべて 保健医療福祉の情報を伝えたり、ご家族や当事者 の市民にとってのより良い社会の実現に向けて有 の方々が置かれている実態を手記にして掲載した 益な情報を提供します。 りという編集をしてきました。家族会内部の機関 例えば新年度では、 誌という存在でした。 * 家族とひとくくりにせず、多様な立場の状況を ②発行部数の減少 伝える 近年、問題となってきたのは本誌の発行部数の * 統合失調症圏のみならず、双極性や発達障害な 減少です。「みんなねっと」誌は現在 1 万 2 千部 ど広義の精神障害にもスポットを当てていく あまりで、この部数は月刊誌の発行をはじめ、み * 就労などの働くことについての現状などにも目 んなねっとの安定した運営を維持する生命線に をむけます なっています。 * 声を発することが難しい児童生徒等の教育につ 減少傾向には、全国の家族会の衰退傾向が大き いて考える く影響しています。高齢化した役員が引退し、新 ◆リニューアルした月刊みんなねっと誌編集委員 しい家族の入会が少ない間題にもつながっている 会の今後の使命 のです。 編集委員会では、今後の使命を次のように考え ③基盤としての家族会の衰退 ています。 家族会は、 50 年くらい前に、重い統合失調症 ①社会の「偏見の除去」をはじめとする諸課題の などの精神障害を有する方々の家族が、精神科病 改善を進めるために、一般市民の立場に立つ 院や地域で集まって立ち上げ発展してきました ②社会の精神保健・福祉の課題を、一般市民自身 が、現在では社会の様子が当時とはすっかり変 の課題として理解しやすく伝える わっています。家族会に入らなくてもインター ③読者と賛助会員を一般市民の精神保健・福祉に ネットの普及で知識が自宅で簡単に得られるよう 関心のある人々の間にも拡大する になり、地域に精神科クリニックも増え、入院す ④この月刊誌を、日本の社会の精神保健・福祉面 る患者数も日数も少なくなりました。 での改革のために欠くことのできない重要な情報 そのために、いまどき家族会に入会する人は、 源の一つとし、改革の意欲と関心のある人々に愛 孤独感、不安感、家族の精神症状などのストレス される刊行物となるように努める に耐えられない人や、診療のあり方等に疑間があ るのに、どこに相談しても納得がいかなくて、よ 月刊みんなねっと誌が一人でも多くの市民に届 うやく家族会にたどり着いて安堵した人たち、し けられ、より良い社会の実現に貢献できますよう、 かも地域の精神障害者の家族会という世間の偏見 ご購読と読者の拡大にご協力くださいますよう、 の対象となる団体であっても入会を必要とする人 お願いいたします。 円 ) レる、 むさ ■ 3 月に開催された「みんなコミ = ニケーションの合成わ 0 含た 2 のドれれい ) がとても重要だった」 ねっとフォーラム 2 017 」 よアさ三さ と発言されています。もちんノ稿くた価譴せ 66 ・ に参加しました。 定冓円 貝 c ムロビ 4 み一投入く テーマは、「地域の中で共ろん対話がすべてではない O いチ 5 二一一口 費 6 問グ一 ジの・ に暮らす」で、講演、シンボと思いますが、本誌月号 会 3 お リ 7 一生 一稿。こお ジウム共に、とても内容のの特集でも、山本先生は、「コ ホ 8 ペ信旧 ペ投す沌を 号費間間 3 9 ム田 濃いお話を聴くことができミュニケーションができる 月会年年 の。で他ム 1 3 ホ織 ました。 と、人の心や関係は変わる」者た扣の一 4 助人一 読しそネ年賛個団 C.O っ 0 「 / ( 耘 このフォーラムを聴きなとおっしやっています。 4 C ・ 1 の 】ま、ン 昨今、注目されているアす 1 人。 がら感じることがありまし - 3 紙 会 8 表 た。それは「ミ = = ケーシウトリーチやオープンダイま本 に @ 族方 ョン ( 対話 ) の大切さです。アローグも、時間をかけた 号 ~ ム池 1 3 でう 5 家る こより、当事者との信 とても興味深い講演をさ対話 : 祉東 1 一社 よれ 福区 2 会 投 0 れた長野先生は、「障害者が頼関係を積み重ねながら、 る別さ 健島 9 一式 地域の人たちと飲み会など障害者の地域生活をつくり き性稿第呆豊一 o 株 ) で、投巻都 7 3 硼 で普通に語り合うことを通出してきています。 一。齢 で通日精和京 1 財義東 9 敷 じて分け隔てなくい 0 しょ考えてみれば、現在でもメレ年ム 廉 3 6 〈 月全イ に地域を盛り上げていくこ短時間の外来診療や施設で こ 4 人本田一 っ 法 9 3 替本 とができた」と言われましの隔離という方法でおこなわメ住ネ 年 ね 8 烱長間 o 振製 た。さいたま市の岡田さんわれている日本の精神科医のが、ン 巐事 1 便 な稿ⅲ名ペ 2 公理〒旺郵刷 は、地域を耕す活動として療を思うと、もっともっと ん ん投紙 <0+ などを立ち上げなが対話の力を取り入れていくみのはは扠研日者 げへス方な ことが必要だなあと感じい ら、「ネットワークづくりに、 月発発 ノミニケーション ( 飲むとったフォーラムでした。 ( 谷 ) 編集後記