カ装置がすべて変わった。世界最高のスヒードを誇 る 1 100BPk PM ( 位相変調記録 ) 方式の Unise 「 vo Ⅲ A 、システムの全ユニットを同時にイ乍動させるコ ンカレント・オヘレーションや、システムを停止せ ずに自動的に作業を続行させるオートマチック・プ ログラム・インタラブトなど、新しい機能により不 良ユニット 0 砌り離しからオフライン・テスト、オ ンライン・テストからシステムへの組み込みも可能 となり、オンライン時代の保守サービスの強力なツ ールとなった。 翌 39 年から続々本番稼働に入った UNIVAC Ⅲ の保守サービスは、 24 時間体制となり、サービス効 率を上げるため作業別分業化体制力かれた。常駐 制と巡回サービスをミックス、 PM ( 定期保守 ) 班、 EM ( 障害修復 ) 班、 FCO ( 仕様変更実施 ) 班とそれぞ れの専門別に分け、全ユーザーをカバーした。以後、 短時間により多くの事前保守が行なえ、 FCO 作業 の能率も上がり、必要な機能の追加、既知トラカレ などの事前防止策の実施もスムーズに行なえた。 3 8 年 8 月には、初のドラム・オリエンテッド OS (REX) によるリアルタイム・コンヒュータ、 UNIVAC490 が国鉄に導入された。高速高性能の処 理能力を備え、かっ遠隔地と結ぶ高甬信装置を完 備、王也で発生したデータを中央に集め、直ちに処 理して結果を遠隔地へフィードバックするシステム である。 翌年、国鉄東京本社の UNIVAC 4 9 0 と大阪鉐首管 理局の UNIVAC1004 とを結んだ 2400bPS のリア ルタイム処理が開始され、オンライン・リアルタイ ム日弋の幕開けとなった。 ユニバックの保守サービスも、初のリアルタイム・ システムのメンテナンスを通じて多くのことを経験 した。 ( 1 ) 障害発生時の里手順、ま手続と役割分 担、連絡体制およびそれらの運用。 ( 2 ) オペレー ション教育、通常時の操作、異常時の操作など、い かにクイック・リカバリーを行なうかのリアルタイ ム・システム・サイト・マニュアルを作成して、工 ラー・ロギング ( 工ラー状況の自動記録 ) の採用とロ ギング ( 記録内容 ) の分木舌用、オンライン・メンテ ナンス・プログラム ( OLM ) の採用など、リアルタイ ム・システムに対する保守サービスの標準化が図ら れた。 44 年、トヨタ自動車工業を始め国内の大企業が 続々と採用を決めたのが本格的なオンライン・シス ー衂 宝 1 心殘立 : 驤しコ : 真空管回路、 1950 年代 トランジスタ回路基板、 1960 年代 IC 回路基板、 1970 年代 築することができた。 メンテナンスの面では、よりソフトウェアの知識が 必とされ、トラブル・シューティングには、コー ディネータと呼ぶプログラム吏用し、この内容の 王蠏カ求された。当時のエンジニアはこのコーデ ィネータをよく解読しており、異常メッセージによ りマシンがストップしても、あわてずに的確なリカ バリーの指示を出すことができ、オペレータの重要 なパートナーとしてユーザーをサホートしていた。 オンライン・リアルタイムタへ 昭和 38 年、コンカレント・オペレーションが可能な 最初の大型コンヒュータ IJNIVAC Ⅲが野村證 券、山一證券に導入された。 新技術が取り入れられた IJNIVAC Ⅲは、入出 226
事務里、 * 調定業務などの大量事務里にコン ヒュータが導入された。 一方、製造業界においての機械化は、技術計算や 生産管理などの分野から着手され、その後さまざま な分野に浸透していった。 リアイム・システムと TSS 嗾用化 1960 年代の半ば、アメリカで実現されたコンヒュー タの新しい技術、リアルタイム・システムや、 TSS ( タイム・シェアリング・システム ) がわが国にも 導入され、先進企業の多くが、新しいシステムの構 築を開始したが、それは同時にユニバック 0 メ固性的 なシステム・サービスのスタートでもあった。 海外で先進技術を習得した当時の SE は、そのノ ウハウをベースに、オンライン・システム構築をめ ざすューザーからの先進的ニーズにこたえるべく、 ひたすら新分野のシステムづくりに挑戦し、手づく りのオンライン・システムを構築していった。「どん な端末、どんなコンヒュータも接続する」というユ ニバックの SE の基本精神は、この時代に芽生えた ものである。 ■まユ : ーー、つ 各種ソフトウェア・マニュアル 製造業の先進企業でも、大規模オンライン・シス あった。 とする端末システムの開発は、当時画期的なもので 提供したのもこのころである。また、金融界を中心 用に、リアルタイム・パッケージ UNITOS を開発、 ルタイム・システムが稼働を始めた。 UNlVAC418 證券、三井銀行を始めとする多くの金融のリア そのシステムづくりをサポートし、野椪登券、山一 預金オンライン、株式注文オンラインが登場した。 築にもユニバックの SE は活躍し、全国規模の普通 金融、証券界の第 1 次オンライン・システムの構 テムの導入が進んだ。鉄鋼業界では、コンヒ。ュータ 利用の先進的企業である川崎製鐵が、オーダェント リから一貫した工程管理システムを中心とする、総 合鉄鋼情報システムを構築している。 また、わが国初のマルチプロセッサ・システムを 構築し、富士銀行でその稼働を始めた。さらに、わ が国初の TSS 里システムを構築し、トヨタ自動 車工業や、石川島播磨重工業などの技術計算分野で、 その運用を始めるなど、新分野への挑戦が相次いだ 時代である。 一方、中・小型機システムのシステム・サービス では、客先と共同作業による業務システムの開発が、 盛んに行なわれるようになり、その業務知識の蓄積 は、現在に至るソリューション・システム ( 問題解 決型システム ) 開発の源流となっている。 オンライン・バッケージ供 オンライン・リアルタイム・システム、 TSS が定着 するとともに、単一業務里から複数業務里へと、 コンヒュータ利用による適用業務、適用形態のいっ そうの拡大、高度化が進められた。 2 1 9 のサホートは、データベース、データ・コミュニケ これらのオンライン・システム構築における SE テムの構築、稼働がますます拡大した。 団体、複数会社を包含する大規模オンライン・シス 区農協オンラインセンターが設立されるなど、複数 大規模オンライン・システム構築をめざした九州地 また、関連団体を含め九州地区全域をカバーする めたのである。 年には全国銀行データ通信システムがその稼働を始 どのオンライン・システムが運用を開始し、昭和 48 機器 ()D ・ ATM ) の導入、金鬲関相互乗り入れな 融資業務を含も合オンライン・システム、自動化 ユニバック総研か編第した総合コンピュータ辞典 金融業界では預金オンライン業務に加えて、為替、
fllJt オンライン・リアル タイム処理始まる 昭和 40 年代に入ると、コンヒ。ュータが企業 内に定着し、経営をサポートするツールと して、その有効性を発揮するようになった。 社会固人生活と情報システムのかかわり 合いが問われるようになったのも、このこ ろからのことである。こうしたなかで、コ ンヒ。ュータ利用の新しい方向が、とくに先 進的な企業の手でり拓かれていった。 オンライン時代の到来に先鞭をつけたの は、 39 年 1 0 月の国鉄による東京ー大阪間を 結んだ高速データイ云送の実験であった。 42 年 2 月には、富士銀行が UNIVAC418 吏 用して普通預金業務のオンライン化を開始 し、産業のあらゆる分野にオンライン化の 波はひろがっていった。 富士オ、 昭和 42 年 2 月、畠士銀行が普通預金の オンライン・サービスを開始、端末機 として、富士銀行、沖電気工業と当社 が共同開発した専用端末機が使用され た。この「オキセーノヾー」は他の銀行の オンライン・ノヾンキングでも活躍した。 昭和 39 年川月、国鉄本社の IJ 邸 VAC49 ロ ( 写真右 ) と関西支社の OIJKI 4 ( 写真左 ) との間で、高速通信回線 ( 24 圓 0 ロ s ) によるわが国初のテータ伝送の 実験が行なわれた。この実験では、ます、大阪の 1 4 がカードを読み込んで、その内容をプリンタで印書すると同時に、オンラインで東京の 490 に送り出 す、 49 ロでは受信したテータについてエラーチェック、集計などを行ない、大阪側からの送信が終了すると、その結果を 1 圓 4 へ送る、最後に 1 4 のプリン タて送られてきた集計結果を印書する、という一連のプログラムを実行した。 68
送の実験である。前年に東京本社に設置さ れていた UNlVAC490 と関西支社の OUK 1004 とを 2400bPS のマイクロ回線で結び、大 阪側から送られるデータを逐次、東京側で処 理し、最後にその結果を大阪側に送ってプリ ンタで印書するというのがその内容であった。 これはの異なるコンヒ。ュータ間で、高速 データイ云送に成功したわが国初の実験でもあ った。国鉄ではこのを生かして、のちに 全国規模の貨物輸送管理システムのオンライ ン化に成功している。こうしたシステムの構 築に、初期の実験の段階から参加したことは、 当社にとってきわめて貴重な糸となった。 この年の 10 月に開かれた東京オリンピック では、旧 M システムによるオンラインの報 道サービスが行なわれた。このシステムはそ の後、三井銀行に導入され、端末装置の部分 を変更してオンライン・バンキング・システ ムに使用された。さらに同年、寬毎道新幹線 の開通に合わせて、オンライン座席予約シス テムみどりの窓口′′も開設されている。 これと並んで、 UN Ⅳ AC コンヒュータによ るオンライン・リアルタイム・システムの実 用化計画も着々と進められていた。 37 年ごろから銀行業務のオンライン化に ついて研究を進めていた富士銀行は、 39 年、 lJNlVAC418 を導入し、本格的な普通預金業 務オンライン化の検討に入った。 41 年に至っ て、まず自行内で従業員預金を対象にん念な テストを行ない、翌 42 年 2 月から一般預金者 を対象としたオンライン・サービスを開始し ている。 同年 4 月には、近畿日本鉐首と近畿日本ツ ーリストが、 UNlVAC418 を使用して旅行プ ランの作成から予約、発券までを含めた総合 的な旅行システムの運用を開始し、やや遅れ て川崎製鐵でも、 UNlVAC494 による在庫・ 受注褌里システムのオンライン化をした。 4 3 年には、国鉄の地域間急行列車貨物情報 管理システム、三菱銀行の為替システム、野 本登券の株式取引システムなど、大規模なオ ンライン・システムが稼働を開始した。これ らは、いずれも UNIVAC490 、 494 、 1108 など の大型コンヒ。ュータを使用して構築されてい たが、この間、防衛庁海上自衛隊が、横須賀、 呉の両合処で、 0UK1050 による務の オンライン化に成功したことは特筆に値する。 こうしてオンライン化の波は、堰を切った ように、あらゆる分野にひろがっていった。 TSS 、実用化へ 昭和 43 年、日本に おけるコンヒュー タの利用形態に、 また新しい 1 ペー ジカ功ロえられた。 UNlVAC1107 を使用して 石川島播磨重工業が構築した、わが国初のタ イム・シェアリング・システム ( TSS ) が稼働 を開始したのである。 1 台のコンピュータを共用している多くの 利用者が、互いに他を意識せず、そのコンピ ュータを専有しているかのように利用するこ とができるシステムが、この TSS である。 石川島播磨重工業では、それ以前から、技 術計算に関しては、言現場の担当者が各自 プログラムを作成し、それを EDP 担当部門 に送って里を依頼するというオープン・シ ョップ制をとっていたが、 TSS によって、現 場から直接コンヒ。ュータとやりとりをしての 里が可能になったのである。 同社のシステムでは、東京・豊洲工場の UNIVACI 1 07 と、相生工場、横浜工場、大手 町本社などに設置された 0UK1004 とを、そ れぞれ 1200bps の専用回線で結び、工場、本 社側から直接 UNlVAC1107 を呼び出して、 計算里を行なうようになっていた。 同年、が公郊甬信法を一部改正し、 特定通信回線を民間でも共同利用できるよう にしたことにより、このシステムの普及に拍 車がかけられた。石川島播磨重工業に続いて、 59
オンラインの歴史を、またユニバックカき換えた ・オンラインのユニ′ク " , " TSS のユニノりク " がコミュニケーション・システムの世界に また新しいページを拓きました。 コミュニケーション・システムの統一概念ーーー ( DCA 》を打ち建てたのです。 従未のいわゆる集中処理方式によるコミュニケーション・システムでは、中央の ホスト・コンビュータへの過度な負荷の集中システムの巨大化を招きます。その ためコンピュータにトラブルカ 4 こるとその影響はシステム全体にまで及びます。 また利用状況、目的に応じたシステムの拡大や変更も困難です。ュニバックは、 こうした問題を解決するとともに . システムの理想的な発展を実現す・るためのル ールとカ・イドラインを設定した統一・的な概念 ( DCA 〉を確立したのです。 ()C A ) は、コミュニケーション・システムにおけるコンヒ・ユータ、端未装置、 通信回線の役割を明確にし、システムの設計から構築運用までを包括した一襾期的 な概念です。 これにより、未の集中方式にかわって、機能と役割を有機的に分させた、 効率のよいコミュニケーション・システムが実現します。 オンラインの歴史を書き換えたこの ( DCA 〉が、いま注目を集めています。 第百生命保険相互会社て、は、契約内容の現況照会業務、保険料の入金処理の 総合オンライン構築のため、 CJ 邸 VACII / 41 を導入し、昭和 53 年 1 月、 「全国総合オンライン・システム」の運用を開始した。 写真は、始動ボタンを押す川崎稔社長。 DCA デストリビューテド・コミュニケーション・アーキテクチャ DCA のすぐれた特長 ・ユニバック・コンビュータはもちろんのこと他社コン ビュータい第末のすへてに接てきる ・現在ご使用の第末、アプリケーションも そっ ( りそのまま利用てきる ・電々公社の新しいテータ通一言サービス第なと、いかなる ネットワークー物町一にも嫐てきる ンに、一料川のなをウ 分昔は匙理思想を提唱します 日ユニーーツつ 凵 NIVAC れ占ま名み第市中村区じ訶内・一 2TE し 052 ー引物い DCA ( ティストリビューテド・コミュニケーション・ア - キテクチャ ) は、ユ ニノヾックが長年この分野て培ってきたノウ八ウを集大成したコンピュータ・ コミュニケーションの体系で、異機種間を接続したコンピュータ・ネットワ ークなどを構築する際の基本的なルールとなるものてある。 以後、ユ二ノヾックのコミュ二ケーションに関連する八一ドウェア、ソフト ウェアは、すべてこの DCA に基づいて開発されることになった。 安田信託銀行では、「第 2 次総合オンライン・ノヾンキング・システム」の中心 的なコンピュータとして、 IJN Ⅳ AC Ⅱ / 42 を導入し、昭和 52 年 5 月、事 務センターで始動式を行なった。 写真は、始動ボタンを押す釜井章二社長。 卩ンピータ、センター、開前 共宋火災海上保険では、昭和 52 年 7 月、新設した事務センターに 全日本空輸では、「総合工アライン・システム」の構築をめざし、 lJNIVAC1100/21 を導入して、自動車保険、自動車損害賠償責任保険、火 IJN Ⅳ AC Ⅱ / 43 を導入、昭和 52 年 4 月、新コンピュータ・センターの開所 災保険など主要業務のオンライン処理を開始した。 式を行なった。同社ではこの 1 1 / 43 により、座席予約システム 写真は、新事務センター開設ならびにオンライン開通記怠式でテープカッ 「 RESANA 」、飛行関連情報システムなどの運用をスタートさせた。 トをする高木英行社長。 写真は、テープカットをする安西正道社長。 107
es Martigny -Tok10 'iUiblJISSE Traitement des d 近畿日本鉄道、近畿日本ツーリストでは、全国 44 か所に設置した端末装置と 3 台のテレックスを IJNlVAC418 にオンラインで結んで、 42 年 4 月から旅 館の予約サービスを開始した。引き続き特急座席予約、旅行プラン作成など の業務をオンライン化し、旅客サービスの充実を図っている。 44 年 10 月、日本一スイス間で行なわれた、 20 か国約 2 か所の中継所を経由し、 延べ 1 万キロメートルを結んでの初の国際間オンライン・テータ処理の実演。 内容は、ビル設計の PERT プログラムで、スイスの会場でインブットした テータを東京のⅡ 08 で処理し、その結果をスイス側に送り返してアウトブッ トするというものであった。 1 週間にわたる試行てあったが、中継する各国の通信事情で信頼度や雑音 の問題があり、トラブ丿レも続発した。一度は、まったく送受信不可能となり、 KDD が調査した結果、「中央アジアの砂漠地帯て、砂嵐が起こり、その影響 らしい」ということであった。 井物産では、 2 台の IJ NI VAC 1 1 ロ 8 によるメッセ , ージ・スイッチング・システム を利用した全世界を結ぶグロー ノヾル・オンライン情報ネットワ ークの確立をめざし、その手始 めとして 45 年 5 月から、東京ー 大阪間、東京ー仙台間でテー タ・ギャザリングとテータ・テ イストリピューションのオンラ イン化を開始した。このシステ ムは、 47 年 4 月に完成し、延べ 36 万キロメートルにおよぶ世界 最大級のネットワークになった。 三井物差館
し鉄情 入製鋼 導両鉄 をのな 0 島模 水規 ロ、大 < 葉 > 千た ーびし よ用 」お利 社脈ク の営ワ 市方ト 戸地ッ 神各ネ 、る・た 月すンし 6 とイ手 年めラ着 じンに 、はオ築 はをの構 て阪設の 鐵大既ム一 製、ぶテ 崎京結ス 川東をシ 林ス 農ら のか 中月 推年 を の化事 ムン理 スラ真 ・オ片 グのす ン務押 キ業を ン替ン 総蕉 0 たし式 しと動 と環始 核一は 中の真 そ写 O でせ < 庫さ Ⅳ金ト z 央一 D 中タ 第・阜置 第側Ⅲ測 工ンノヾイヤ自動車では、 CJNIVACI 106 を導入し、迅速な商品供給体制を確立 IJNIVACII 1 口を導入した東京海上火災保険では、 49 年 2 月から、損保 し、顧客サービスの向上のため、 52 年 12 月、オンライン・オーダー・エントリ 業界の先頭を切って自動車保険事務のオンライン処理を開始、契約内容 ・システムの運用を開始した。写真は、テープカットをする岩波角平社長。 の照会業務などが即時に行なえるようになった。 日新製鋼では、本社ー事業所間をオンラインて結び、受注製品の製造手配から、 生産進捗管理、納期管理まてを総括的に行なうシステムを構築するため、 47 年 川月、 IJNIVAC Ⅱロ 6 を導入した。 近畿日本鉄道の乗車券発行オンライン・システム。 7 5
三重県農協では、渉外支援システムを活用して、昭和 61 年月に 「農協営業推進支援システム」を完成。また、 62 年 1 ロ月には、三重県系 統信用事業の第 3 次オンラインの稼働を開始した。写真は八ンティ ターミナルによる渉外活動風景 ( ー志町農業協同組合 ) 。 兵庫相互銀行では、外為事務オンライン・シ ステムを昭和 62 年 3 月からスタートさせ、さ らに 9 月には SWIFT ( 国際銀行間テータ通 信システム ) との接続を実現、海外銀行との 取引業務の円滑化を進めている。 157
昭和 42 5 ) 5 ) 期 ・日本電子計算開発協会 5 0 、 40 圓、 3 開 0 の JIS 化 ・ ALGOL 70 開、 6000 、 50 、 30 の UIS 化 ・ FO 日丁日 AN 70 圓、 ( 南アて初の人間心臓移植 ) 三・ル - よー 1 2 ) ・日本情報処理開発センタ 1 1) ・電気通信総合研究所設立 業部会設置 1 1) ・産業構造審議会に情報産 節団」を米国に派遣 ・マネジメントによる MIS 使 日本生産性本部共同で、「トップ 昭和 43 1 ) ・訪米 MIS 使節団が 「 MIS の開発及び利用に関する 提言」を発表 4 ) ・電電公社、第 4 次 5 か年 計画でテータ通信本格化 7 ) ・全国地方銀行協会、為替 テータ通信開始 8 ) ・「政府における電子計算 機利用の今後の方策について」 閣議決定 8 ) ・ EDP ユーザー団体連合 会発足 ( ラジオカセット・レコーダ登 場 ) 1967 ~ 1968 昭和 42 昭和 43 昭和 42 昭和 43 l) I) 2 ) 4 ) 5 ) 回 に ) 4 ) 4 ) 4 ) に ) 6 ) 9 ) ・労働省に UNIVAC Ⅱ 08 設置 ・川崎製鐵、 UN Ⅳ AC494 でオンライン・リアルタイム営業 情報システムの運用開始 ・富士銀行、 UNIVAC 引 8 で都内普通預金オンライン実施 ・近畿日本ツーリスト、 UN Ⅳ AC4 で旅行情報サービス・ システム開発 ・第 3 回ユニバック研究会全国大会に特別講演者としてア ウアバック社社長 I.L. アウアバック招聘 ・第三相互銀行に OUK920() 設置、 OUK90()0 シリーズ出 荷始まる ・計算センターを江東区佐賀町ビルに移転 ・石川島播磨重工業、 UNIVAC Ⅱ 07 でわが国初の TSS 処理 を開始 ・日本レミントン・ユニバックを現社名「日本ユニバック」 と改称 ・目標管理制度、 CZ (complaints to zero) 運動、提案制度ス ・ OUK 9400 発表 ・教育用言語 CAM 日 - 開発 ・ U 、一 V A C 引 8 Ⅲ発表 5 ) 7 ) 7 ) 8 ) 10) 10) 10) ・第 4 回ユニノヾック研究会全国大会に特別講演者としてウェ スチングハウス社の R. C. チークを招聘 ・野村證券、 UNIVAC Ⅱ 08 で株式取引オンライン処理開始 ・日本ユニバック厚生年金基金設立 ・ル協議会に 6 ユーザーが加盟、「 EDP ユーザー団体連合 会」と改称 三菱銀行、 UNIVAC 494 で為替オンライン開始 ・国鉄、 2 台の UNIVAC 490 で貨物輸送オンライン化開始 ・第 4 回国際工作機械見本市において遠隔処理による APT Ⅲ、デモンストレーション実施 ・ Uniservo VIC 磁気テープ装置、欧州へ初輸出 ・ユニ / ヾック・インフォメーション・サービス事業部設立に より全米ネットワークを完成 ・米 CSC 社が UNIVAC Ⅱ 08 、 30 台導入 2 61
にわたった。 オンライン・バンキング・システムに幅ひろく活躍 イム総合パッケージ UNITOS を搭載して、とくに 理に優れた能力を発揮し、わが国初の金融リアルタ ムである。里効率の大幅な向上とリアルタイム処 プロセッサ方式を中型機でネ刀めて実現させたシステ らに、これまで大型機のみカ河能にしていたマルチ は UNIVAC418 の処理速度を大幅に向上させ、さ 1968 年 ( 昭和 43 ) に発表された UNIVAC418 Ⅲ ■ PCS 用小型コンヒュータ 0UK1004 国産化と自主開発進む 0 りそのままイ面格で利用できるように開発した普及 また、 0UK1040 は、 1050 窈憂れた機能をそっく ウェア COORDINATOR が大きな特徴であった。 を採用。強力な命令群と最新の思想に基づくソフト ュータとして初めてコンカレント・オペレーション イト・コンヒュータとしても活躍した。中型コンヒ ク方式を採用しており、大型コンヒュータのサテラ 用した中型コンヒュータで、ビルディング・プロッ UNIVAC Ⅲ用に開発された高速入出力装置を活 昭和 39 年 ( 1964 ) に開発された 0UK1050 は、 0UK1050 、 1040 ■高遠度のデータ里能力をもつ中型コンヒュータ ても活躍した。 中・大型コンヒュータのカード入出力の専用機とし 80 欄カードのユーザーにまでひろく普及した。また、 0UK1004 として国産化された最初の機種であり、 昭和 38 年に設立された沖ユニバックにおいて いう PCS ューザーの夢を実現したシステムである。 毎分 300 ~ 400 行の印書、毎分 200 枚のカード穿孔と 内部処理速度、毎分 300 ~ 400 枚のカード読み取り、 穿孑置も接続可能にした。マイクロ・セカンドの 演算、印書機能を 1 台にコンパクトに収め、カード 気コアと固体回路を全面的に採用、カード読み取り、 従来、大型コンヒュータでしか採用されなかった磁 1962 年 ( 昭和 37 ) に開発されたのが UNlVAC10040 し、 3 年の歳月とユニバックの技術をつぎ込んで PCS ューザーがどんな機種を望んでいるかを分析 重であった。 190 ーテッド・ワイヤ・メモリを採用して、設計、製造、 0UK9000 シリーズはモノリシック集積回路とプレ ・ 0UK9000 シリーズ ( 9200 、 9300 、 9400 ) 運用、保守などをいっそう容易にした中・′」哩シス テムで、一部の回路を付加するだけで上位のシステ ムへと発展させることができるインターリンキング の言十思想をとったのが特色である。 昭和 41 年 ( 1966 ) に発表されたのはカード・システ ムの 9200 と磁気テープ / ディスク・システムの 9300 。翌年に発表された 9400 は 156KB / S という 高速磁気ディスク装置を最大限に活用するマススト ーレッジ・オリエンテッド・システムになっている ことが大きな特徴で、多重プログラミング方式の本 格的なディスク・オヘレーティング・システムが初 めて採用された。 0UK9000 シリーズはイ面格のため、あらゆる階 層の企業にひろまり、 44 年にはオンライン・パッケ ージの PACS Ⅱを搭載する 9200 Ⅱ、 9300 Ⅱが発 表されている。 ・新 0UK9000 シリーズ ( 9250 、 9350 、 9400 Ⅱ、 9700 9700 Ⅱ ) 昭和 46 年 ( 1971 ) には新 0UK9000 シリーズが発表 された。 9250 、 9350 の 2 機種は、集積回路技術を利用した 斬新な設計技術により経済性を極限まで追求し、 中・′」哩機の分野で最適窈面格性肯ヒを発揮したシ ステムである。インライン、リアルタイム、バッチ、 ローカル・バッチ、あるいはリモート・バッチ端末 として、種々の処理形態をカバーした。 9 4 0 0 II は、 9 4 0 0 のディスク・オヘレーティン グ・システムを拡張した OS / 4 によって 5 個までの マルチプログラミングカ河能となり、スルーブット が大幅に増大した。組み合わされるジョブの頁に はまったく制限がなく、リアルタイム / バッチ、リア ルタイム / ソート、コンパイル / ソートなどあらゆる 里ができ、またコントロール・ストリーム・オへ レーションによる処理の自動化により、里効率の 向上、オヘレータの負担の轗咸、ミスの防止も図ら れた。 97001 、 9700 Ⅱは、鬲甬性に富んだマイクロプロ グラムによって制御され、浮動小魏点演算機構、イ ンターバル・タイマー、リカバリー・タイマーなど の機能とこれに見合う豊富な入出力装置が用意され ■ OUK シリーズ 90 ( 90 ー 250 、 300 、 400 、 600 、 700 、 EXEC 7 が採用された。 た大型機で、オヘレーティング・システムには た。信頼性、可用性、保に十分の酉謔がなされ