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検索対象: ユニバック30年のあゆみ
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1. ユニバック30年のあゆみ

43 年 4 月、石川島播磨重工業では、東 京・豊洲工場の IJN Ⅳ AC Ⅱロ 7 と兵庫 県・相生工場、横浜工場、大手町本社 の OIJKI 開 4 とを肥 b ロ s の専用回 線で結び、わが国初の TSS を開始し ーー 0 同社では、現場の部門担当者自身がこも第 , 、・ コンピュータのプログラムを作成する オープン・ショップ方式をとっており、 当時、オープン・プログラマは 15 人 に達していた。丁 SS の実用化で、各 現場から直接コンピュータ処理が行な えるようになり、技術計算の処理効率 は飛躍的に向上した。 u N ー VA C 110 ? ・ 'IVAC 45 年 3 月、トヨタ自動車工業では、本社技術部門内の 17 か所に設置された 25 台の会話型端末装 置と技術電算室の IJN Ⅳ AC Ⅱロ 8 とを接続して本格的な丁 SS を開始した。同社の TSS は、 その後、本社の技術部門だけでなく、工場、関連会社にもそのネットワークを拡大し、オール・ トヨタの技術開発力の強化に貢献している。 7 3

2. ユニバック30年のあゆみ

汎用大型コンピュータ IJN Ⅳ ACII / 間シリーズに昭和 59 年 6 月、新たに Ⅱ 00 / 73 、 1 1 / 74 を追加、発表した。 この 2 機種は、中央処理装置と入出力機 構をそれぞれ 3 台、 4 台ずつの多重プロ セッサ・システムにして、処理能力を一 段と向上させたものである。 IJN Ⅳ ACII / 70 シリーズは、多摩 中央信用金庫、立花証券、札幌市、エン ノヾイヤ自動車、津村順天堂、イズミヤ、 廣屋、トナミ運輸など、いろいろな分野 で活躍している。 大容量のコード情報をコンノヾクトかっ低コストて長期保存 ーできる記憶装置光ティスク・サプシステムを昭和 60 年 4 月 に発表。超高密度、超大容量記憶技術によって、いままで イメージ情報に限定されていた光ティスクの利用をコンピ ュータのコード情報にまで拡大させた。 IJNIVAC Ⅱ / 90 シリーズの利用分 野をい。そう拡大する科学技術計算用ス ーパー・コンピュータ旧 P システムが 昭和 61 年 4 月に発表された。なお、この ' ロ珂育一 ISP の 1 号機は日本光学工業に設置さ れている。 149

3. ユニバック30年のあゆみ

、舎 昭和 55 年 8 月に発表した POS システム IJN ー POS60 は、 流通業界、ホテル業界などの注目を集め、うすゐ百貨店 ( 左 ) 、 平塚グランドホテル ( 右下 ) 、イケア日本 ( 船橋店 ) ( 左下 ) など に相次いで導入された。 123

4. ユニバック30年のあゆみ

大型コンビュータ 相次いで発表 昭和 50 年代に入り、当社は、それまでの大 型機と一線を画した新たな大型の機種を相 次いで発表した。 まず、 5 0 年 3 月、「トータル・コスト・セ ービング」の考え方に基づいて、最小のコ ストで最大のパフォーマンスを発揮し得る ように言された IJN Ⅳ AC1100 / 40 シリ ーズ、 20 シリーズを発表した。 さらに、翌 51 年 11 月には機能分散アーキ テクチャを採用した高性能のハードウェア と、新しいコミュニケーション・アーキテ クチャ、 DCA に基づいて設計された通信 制御システムを備えている UNIVAC 1100 / 80 シリーズを発表し、コンヒ。ュー タ・ネットワーク時代に先鞭をつけた。 IJN Ⅳ AC Ⅱ / 8 ロシリーズは、機能分散アーキテクチャを採用して、システムの適応性をひろ けた革新的なコンピュータてあった。当時の最先端の技術を取り入れ、高速化と信頼性の強化が 図られており、機能別にモジュール化された強力なオペレーティンク・システムを備えていた。 当初、Ⅱ / 田、Ⅱ / 82 の 2 機種が発表され、 1 年後にはⅡ / 8 ロ日、 83 、 84 が追加された。 全国共済農業協同組合連合会 ( 全共連 ) に設置された CJNIVAC1100/81 ( 昭和 53 年 1 月 ) 。全共連ては、この 1 1 / 田を中核として全国 をカ八一する大規模ネットワークを構築し、共済金の支払い、契約内容の変更・照会など事務処理のオンライン化を進めた。 106

5. ユニバック30年のあゆみ

4 月に行なわれた機械室の開所式。 第 0 は気 CJNIVAC II の実動 1 万時間を祝う関係者。 この本邦初の大型機も、昭和 43 年 3 月 1 日をもって、 IJN Ⅳ AC494 にその業務 を引き継き、通算 7 年間、 2 万 7 ロ時間という稼働実績と、料金調定業務にお いて機械のトラブルによる処理中断皆無という輝かしい実績を置き土産として、 惜しまれつつ花道を去っていった。 IJNIVAC II 稼働風景。

6. ユニバック30年のあゆみ

47 年 4 月、横浜市緑区藤が丘に人材開発センターが完成。同センターでは、新入社員硎彦を始め、 各種の専門技術硎彦、管理職硎彦などが、 CTP 制度のプログラムに沿って体系的に実施された。 人材開発センターでは、コンピュータを使った教育システム CAI を積極的に活用し、効果的な研修を実施している。また、このセ ンターの 0UK9300 と本社テータ・センターの IJN Ⅳ ACI 悧 8 とを結んだ、 TSS による高度な技術研修も行なっている。 85

7. ユニバック30年のあゆみ

メインフレーム虱ヒ 昭和 57 年 7 月に発表した超大型コンヒュー タ IJN Ⅳ AC1100 / 90 シリーズが 59 年 7 月以降、相次いでユーザーて稼働開始。さ らに 58 年 9 月には汎用大型コンヒ。ュータ IJN Ⅳ AC1100 / 70 シリーズを、また 61 年 4 月には超大型機 UNIVAC1100/90AD シ リーズを発表した。 UN Ⅳ AC1100 / 70 シリーズは、大型機 分野でベストセラーとなった UNIVAC 1100/60VANGUARD システムを継承、 発展させ、さらに価格性肯阯ヒを飛躍的に向 上させたものである。 また、 UNlVAC1100/90AD シリーズ は、 IP ( 演算実行プロセッサ ) を一つの CPU キャビネット内に 2 個収納したダイ アディック ( 双頭 ) ・プロセッサ・システム で、従来の 1100 / 90 に比べて約 2 倍の CPU 能力を有し、コスト・パフォーマンス を大幅に向上した。 ロ冂第ュ 山一證券に導入の CJ 邸 VAC Ⅱ囲 / 94 システム。同社では、、、グローノヾルな総合金融商社 " の地 盤をいっそう強固にするため、証券業務の第 3 次オンライン化の中枢機として活用している。 東京電力では、電力安定供給という社会 的使命の逐行と需要家サービスのいっそ うの向上をめざし、総合的な情報処理シ ステムを運用、その中枢として IJNIVAC Ⅱ / 94 を設置した。 全日本空輸では、 IJNIVACII / 92 、 91 、 1100 / 73 、 72 などの大型コンピュー タを活用し、空港でのサービス向上、予 約、発券業務、搭乗業務、精算業務の効 率化など、ダイナミックな工アライン情 報システムを展開している。 62 年Ⅱ月に は、東京・羽田に全日空情報システムセ ンターピルをオープン、さらに先進的な 情報システム構築に取り組んでいる。 148

8. ユニバック30年のあゆみ

昭和 61 年 4 月に、 IJN Ⅸを搭載した高性能のスーパー ーズ 7000 モテル 4 口を発表した。 ニコンピュ ータシリ 第一 22 囲 / 200 シリーズの一ボ ード中央処理装置。 2 つの Ⅱチップセットと 32 キロ ノヾイトのキャッシュ・メモ リが収納されている。 1 立方メートルのキャビ ネット内に大型汎用コン ピュータなみのパワーを 凝縮し、オフィス環境下 での利用を可能にした。 戦路的企業経営時代の 問題解決型システム IJNlVAC2 囲 0 / 2 圓シ リーズ。

9. ユニバック30年のあゆみ

LJ ー VA C し 0 お、 LJNIVAC 一日 LJ ー VA C 4 日ロ 労災保険の元締めてある労働省労働基準局に導入された IJNIVAC Ⅲは、 4 ロ年 3 月 15 日、東京・上石神井の同省新庁舎 ( 労働市場センター ) で稼働を開 始した。稼働式では、コンピュータによる、、血の通った労働行政 " を祈念し て、石田博英労働大臣が始動ボタンを押した。 石川島播磨重工業、防衛庁などに続いて、宇部興産 にも IJN Ⅳ AC Ⅱ 07 が設置された。同社ては、高度 な技術計算、経営科学計算に利用し、さらに将来の 47

10. ユニバック30年のあゆみ

1956 年、月間賃貸料 25 万ドルという世界最大のコンピュータが、 IJN Ⅳ AC から発表された。これが IJNIVAC LARC である。マルチプ ロセッサとしては世界最初のシステムであった。 ノヾンチカード・システムのメーカーとして、長い経験をもつレミントン・ ランド社は、 1952 年、工ッカート・モークリー、 E 日 A の両社を合併して、 コンピュータ開発と本格的な事業化に着手した。 写真は、ニューヨーク、パーク・アベニュー・サウスのレミントン・ラ ンド本社を訪れた東芝の吉村賢譲氏 ( 左 ) と日本証券金融の杉本之補氏。 レミントン・ランド・ユニバック事業部のフィラテルフィア工場。 IJNIVAC INIJNIVAC Ⅱ、 CJNIVAC LA 日 C などがここて製作された。