学部国際交流の現 このコーナーでは観光学部が行う国際交流の現場を随時報告していきます。 場 か ら ラオス国立大学への 観光教育支援 写真 / 稲垣勉、森園晴美 ラオス国立大学社会科学部観光ホテル経営学科のカンプー先生 ( 右 ) とチャンペン先生 ( 左 ) 42
えば、現在ベトナムには三二九の国際観光を ベトナムには現在一九五六のホテルがあり、 たり、多くの留学生がベトナムに戻ってくる 扱うツアーオペレーターがあり、ライセンスそのうち五つ星の客室数は約五〇〇〇室ですことで、より教育の質を高めてい を持ったツアーガイドも約五〇〇〇人いますが、二〇一〇年までにその数を二倍に増やすきると信じています が、日本語を話すガイドの割合はわすか六 % のが目標です。もちろん、 しいホテルを増や 私の所属するベトナム国家大学ハノイ にすぎません。約四〇 % が英語で二五 % が中してもスタッフのサービスの質が伴わないと社会人文大学観光学部が設立されたのは 国語、一一〇 % がフランス語とその大半を占め、意味はありませんから、ホテル教育もますま一九九五年です。学科は観光地理学 (Tourism 英語のガイドは余っているのに日本語ガイドす必要になっています。 Geog 「 aphy and Cultu 「 0) と観光経営学 (Tou 「 ism か足りないという状況にあります。しかも、 lndustry and Skills) の二学科に分かれます。前 ベトナム国家大学ハノイ社会人文大学観光学部 ガイドの質は十分とはいえす、日本語はでき 者ではエコツーリズムや観光文化、観光計画 ても観光や文化の知識が足りない場合も多く、 ベトナムの観光教育の現状についてですを学び、後者ではツアーガイドや観光産業の 教育が必要です。今回来日して思ったことでが、 一九九〇年代前半、観光学部を置く大学経営やホスピタリティ・マネイジメントなど すが、日本人は歩くのがとても早く、ベトナはひとつもありませんでした。しかし、二〇を学びます。本学部ではすでに中国やフラン ム人はのんびりしています。こうした日本と〇四年現在、二四の大学にあります。ベトナス、タイなど海外の大学との提携協力も結ば ベトナムの文化や習慣の違いも知っておかなムでは教育施設が充分に整備されているとはれており、今後立教大学との提携協力も強め しカイドとはい , んません。 しえませんが、将来は海外から教員を招聘していきたいと考えています。 ティン・チュン・キエン氏 ベトナム国家大学ハノイ社会人文大 学教授。ベトナムにおける観光研究 の第一人者。また同国における観光 研究、観光教育の中心的機関である ベトナム国家大学ハノイ社会人文大 学観光学部の学部長として、後進の 指導、観光研究の振興を果たした役 割も高く評価されている。 写真 / 森園晴美 、り 講演終了後も活発な質疑応答が繰り広げられた。 その一部を収録。 答 a ベトナムの全産業の中で業績が伸びているの はどんな業種ですか。 応 < 衣料品などの加工業と観光産業です。特 疑 に観光産業はニ〇〇〇年以降、政府もベトナ 質ムにとって最も重要な産業の一つと認識して 「 4-
学部国際交流の展望について 稲垣勉 ( 観光学部長 ) 大学における国際交流は、海外大学との間で互恵的な関係を結ぶものです。この国際交流には、主 に三つの目的があります。ます第一に、提携した大学と共同で研究・調査プロジェクトを立ち上げ る研究協力です。第二は、教員が相互に訪問する研究者交換であり、研究・研修の機会を相互に提供 しあうというものです。第三は、学生交換、つまり両校の学生が互いに留学生として相手校で学ぶと いうものです。いわば両校が互いの教育リソースを提供しあって教育機会の拡大を図ろうというも のといえましよう。 本学部の国際交流も基本的にこのパターンを踏襲しています。とはいえ、観光学部という独特の ポジションや教育内容の独自性ゆえに、立教大学主体の提携校の枠内では必すしも収りきれません。 このため自分たちに相応しいパートナー選びが必要となります。観光学の教育のフィールドは国内 にとどまらす海外に広がっています。観光学部にとって海外大学との強固な協力関係はきわめて重 要です。現在、海外 30 校との間でパートナーシップを結ぶ構想があり、すでに 20 校以上の大学と協 定を結び、また協力交渉の最終段階にあります。 なかでもコアとなるのが、観光学部独自の三校交流協定コンソーシアムです。協定校である香港 理工大学とハワイ州立大学とのトライアングル協定が調印されたのは 2003 年です。協定に至る過 程では、ハワイ大と共同でベトナムの観光関係の官僚や国営ホテル幹部を集めたセ ~ ナーなど、さ まざまなプログラムが実施され、香港理工大学からはホテル観光経営学部長が特任教授として立教 大学に着任するなど、強いパートナーシップが築かれてきました。またラオス国立大学社会科学部 観光ホテル経営学科の立ち上げ支援も数ある国際交流のひとつの姿です ( 42 ページ参照 ) 。これらもア ジアにおける本学部の位置付けから、どッションとして途上国における観光教育支援の要請に対し てよりカ強く応えていかなければなりません。 これらの国際交流はもちろん学生の教育にも波及していきます。 2006 年 4 月の交流文化学科の 新設にともない、海外での教育体験やフィールド体験を通じて、問題意識を形成する教育を実施す るため、短期留学の受け人れや現地での観光教育プログラムのサポートのための海外のネットワー クづくりが重要になりつつあります。これには信頼できる協定校が欠かせません。 本学部では、国際化や多文化教育をより進めるために、グローバル・コどュニケーション・ツー ルとしての英語力の向上はもちろん、英語以外の語学教育も積極的に推進していきます。 06 年度か らは全学共通カリキュラムとは別枠で初歩のベトナム語の講義を始めることも予定されていますし、 留学生を対象とした多文化教育という意味で、日本における生活体験や文化体験を深めるための新 しいプログラムを日本の学生と一緒に行うことも計画されています。 欧米だけでなく、アジア・オセアニア・中国など多様な広がりを持ち、世界のさまざまな国々で 独自のネットワークを使った教育を提供できること。それが本学部の国際交流の目指すところです。 * 観光学部の国際交流については下記 URL を参照。 http://www rikkyo. ne. jp/grp/tourism/study—ab/index.html 46
世界中から観光客が訪れる香港。ここでは現在、三つの異な統や文化の独自性を表象するために創造、ないし再創造された るタイプのメニューが観光客向けに用意されている という側面を持っている。 一つめは観光客向けに英語や日本語で書かれたメニューであ 三つ目は、隠れ家レストラン的なプライベートキッチンで提 る。それは地元の一「ロ葉で書かれたものを「第一メニュー とす供される「独自メニュー」である。これらの料理は一般の個人 ると「第二メニュー」 ということができるだろう。これらは香宅で顧客の好みに合わせながら提供されることが多い 港ではよく目にするものだが、まれにその値段が地元向けと観 これら三種類の観光客向け料理について考えることで、ホス 光客向けで違っていることなどによって、様々な誤解を生じさ ピタリテイや観光政策、文化的アイデンティティの形成などと せている。この「第二メニュー」は、観光客が料理を注文する関連させながら、観光客と観光地の関係についてより理解を深 助けになるという意味で香港での食事に好印象を抱かせるよ、つめることができるのではないかと私は考えている。 になるものなのだろうか、それとも、それらの誤解によって悪 印象を抱かせるものなのだろうか 二つめは、最近香港の地元旅行者に人気で、ガイドブックな 外国人観光客向け料金 どでもたびたび紹介されている新界地区の農村の伝統的な料理、 すなわち「特別メニュー」である。この料理は、香港社会の伝 以前、香港のホテルが日本人観光客向けに高い料金設定をし 香港における観光客向けメニューの研究 弓 ( 香港中文大学 ) 訳 / 鈴木涼太郎 「第ニメニュー」「盆菜」「私房菜」。 近年、香港で人気を博している観光客向けメニューを事例に 観光客と観光地の関係について考える。 写真 / 張展鴻 0 0 25 特集交流が生む食のかたち香港における観光客向けメニューの研究
際 交 立教大学観光学部 の国際交流 海外インターンシップ 調査旅行・フィールドワーク 海外ボランティア 学部協定校留学・研修 海外招聘教員の講義 海外研修準備講座 教 立教大学 からの留学 ) 爪〕旦留 - 子 認定校留学 語学研修 国 の IJNIVERSITY 昨懸 W 期ー田懸庸則 S 冊引佩昨刪 R 」 NTERN . TOIRISM MARKETING AbD DEVELTMEN JANUARY 7-10 , 2002 国際交流 卒業後、海外の <----—J 大学院への進学 充実した語学教育 観光を基盤とする国際感覚の育成 (2002 年ベトナム・ハノイ ) ハワイ大学との共同セミナー 観光学部独自の 三校交流協定コンソージアム 観光学部は、ハワイ大学旅行産業学部、 香港理工大學ホテル観光経営学部と三者 交流協定を結んでいます。この 3 校はア ジア太平洋地域を代表する観光教育機関 として、互いに協力しながら、共同教育プ ログラム、教員交換、国際共同研究、途 上国における観光教育支援などの事業を 推進しています。もちろん学生レベルの 交流も短期訪問、短期留学など、三校交 流協定を軸に行われます。またこのコン ソーシアムにはいくつもの有力大学がつ ながっており、お互いのネットワークを共 有しながら、教育を展開します。観光学 部は積極的に欧米からオセアニアまで幅 広い学部独自のネットワークを拡大してい きます。 第 0 第旧Ⅷ腿観廬耐 Ⅷ印盟 SM Ⅷ K 印蠱し曜 SEMINAR JANUARY にヨ 4 , 2002 47 ラオス国立大学への観光教育支援
は当 2006 年度 立教大学観光研究所 公開講座 立教大学観光研究所では、以下の 2 つの 観光産業の入門的公開講座を実施しています。 学生はもちろん、社会人など広く受講者を受け入れています。 ・旅行業講座 「国内旅行業務取扱管理者試験」 「総合旅行業務取扱管理者試験」 のための準備講座 ( 2006 年 4 月開講 7 月修了 ) 「旅行業講座」は、毎年 10 月に全国で行われる国家試験「総合旅 行業務取扱管理者試験」とそれに先立ち 9 月に行われる「国内 旅行業務取扱管理者試験」のための準備講座です。旅行業界と その業務に関心を持つ人たちが受講しています。旅行業に必要 な専門的、かっ実際的な知識を一流の講師陣が、実務経験のな い人にもわかりやすく講義します。講義内容では、旅行業法か ら海外・国内観光資源、旅行実務などの幅広い内容を扱います。 ・ホスビタリティ・マネジメント講座 宿泊・外食産業の理論と経営、 最新動向を学ふ ( 2006 年 9 月末開講 12 月修了 ) ホテル・旅館業・外食産業を中心とするサービス産業は、今日 「ホスピタリティ産業」と呼ばれています。「ホスピタリティ・マ ネジメント講座」では、ホスピタリティ産業の基本理念から、マ ネジメントの基礎理論、マーケティング、人事、営業企画、法律、 最新の業界動向といった幅広い内容まで、業界の第一線の実務 家を講師に招いて講義を行います。 2006 年度は会計の分野も 充実した内容になっています。 問い合わせ 立教大学観光研究所事務局 ( 池袋キャンパスミッチェル館 ) TEL 03 ー 3985 ー 25 刀 FAX 03 ー 3985 ー 0279 Email : kanken@tr.rikkyo.ac.jp 詳しい講義内容、受講申し込みについては http://www.rikkyo.ne ・ jp/grp/kanken/
ているのではないかということが間題になったことかある。こ らす、そして地元の人と同じメニューを食べることができない れは、ホテルと旅行会社のあいだで取り決められる部屋タイプのではないか、と思ってしまうのは想像に難くない や眺望の指定などの条件も関わっており、一概にはその是非を 「盆菜」 間うことのできない間題でもあった。 同じことが香港を訪れる観光客が注文する料理についても一言 地元らしい伝統的な家庭料理 える。それは香港の大部分のレストランは二つ以上メニューを それぞれの上地には、地元の文化的伝統を象徴する再創造さ 持っており、それによって外国からの訪間者が違う値段設定が ほかにもあることに気づいてしまうということである。もちろれた料理がある。このような料理はガイドブックや観光客向け んここで私が言いたいのは香港のすべてのレストランが正しい のウエプサイト、旅行雑誌などでよく取り上げられているが、 価格表示をしているのかどうかということではない。重要なの香港では一般的に、それらは地元のアイデンティティを求める は、観光客と観光地それぞれの誤解によって、香港を訪れた観地元香港の観光客に人気となっている。「盆菜 (puhn choi) 」と 呼ばれる伝統的な特別料理はその一例である。 光客に悪い印象を与えかねないということである 私の知る限りでも、香港のレストランには通常テープルに複 伝統的な側面から見れば「盆菜」はハレの食事であり、香 数のメニューがおいてあることが多い。たとえば、「本日のオ港の新界地区に古くから住む人々が法事や結婚式の時に広間に ススメ」「シェフのオススメ」「お値打ちメニュー」「新メニュー」集まって食べる料理である。それはメイン料理であり、通常は 洗面器やお盆に人っている。そ 「特別料金のディナーセット」 剰一してそこから銘々が小皿に取り 「定番メニュー」などといった 具合である。ただし、そのなか 分ける。「盆菜」を食べるとい 料 統 でもアワビやフカヒレ、新鮮な う伝統は一九九〇年以降、外国 伝 港からの観光客よりも地元香港の シーフードとい , つよ、つな ~ 咼級な 観光客に人気を博している。 , ) 定番料理だけは中国語、英語、 れ ゲの料理は、香港が植民地化され 日本語それぞれで書かれている 割る以前から続く歴史を持ってお のである。そうすると、観光客 、観光の発展にともなって、 は自分たちは地元の人々に比べ 面 洗 メディアを通じて、その起源に 高価な料金を支払わなければな つん
立教大学観光学部は、従来からアジア大平材を育成するため、観光を教育する専門学科 洋地域における観光教育研究の拠点としてのの設置を計画してきた。この過程で、立教大 役割はいろいろなかたちで担ってきた。現在学観光学部に対し協力支援が要請され、これ その役割はますます重要になりつつあり、今まで継続的に本学部から教員を派遣し、ラオ 後さらに国際的な教育研究交流の拠点となるス国立大学社会科学部において観光教育のた べくさまざまな交流計画を立案、実施している。めの教員養成やカリキュラム作成の援助活動 二〇〇一年から始められたラオス国立大学が行われてきた。 一一〇〇五年七月には、観光学科長予定者の への観光教育支援もこの交流事業の一環であ カンプー先生とチャンペン先生の二名を日本 る。インドシナ半島の内陸国であるラオスに おいて観光は、外貨獲得第一一位の重要な産業に招聘し、立教大学における観光教育の多様 でありながら、これまで専門的な観光教育はな現場の視察や、教授法や教材に関して実地 これらの視 行なわれてこなかった。このような状況の中に研修していただいたさらに、 で、同国で唯一の大学、最高学府であるラオ察研修プログラムの合間に、東京を中心とす ス国立大学では、将来のラオス観光を担う人る日本の観光の現状も視察していただいた。 二〇〇五年一〇月にラオス政府からラオ ス国立大学に対して観光ホテル経営学科設 置の認可がなされたことで、立教大学観光学 部の支援協力は実を結ぶこととなった。ラオ ス国立大学における観光に関する専門の学科 ー ~ 一「「生が出来上が 0 たことを契機として、今後両大 プ学の研究者による共同研究やラオスにおける ン カ と フィールドワークの実施など、さまざまな形 長 総での教育研究交流の可能性が大きく開けるこ 教とが期待されている 立 見 押 ラオス国立大学について ラオス国立大学は同国唯一の 四年制大学。師範学校としてス タートしたが、現在は教育学部 以外に医学部、工学部、経済経 営学部など複数の学部を持っ総 合大学となっている。また夜間 部もあり、社会人のリカレント教 育を行っている。社会科学部は 中心キャンバスである首都ビエン チャン郊外のドンドク・キャンパ スに立地する学部で、地理学、歴 史学、政治学、社会学などの教 育を担当する。 43 ラオス国立大学への観光教育支援
立ロ 開催日講演者 10 / 7 ディン・チュン・キエン ベトナム国家大学ハノイ社会人文大学 1 / 12 保継剛 中山大学 対象 本学学生、本学教職員、一般市民 演題 ベトナム観光の現状と課題 ディズニーランドと中国の観光開発本学学生、本学教職員、一般市民 開催日演題 12 / 1 1 雲南およひ周辺地域の観光開発に伴う文化変容 近年、観光開発が著しく行われる中国の雲南省およびその周辺諸国において、観光が重要な産業とし て発展してきた。本会議は観光開発に伴う地域の変貌と文化の変容に関わる研究成果を発表し、社 会学、文化人類学、地理学及び行政など多岐に渡る視点から意見を交換する。 研究発表 中国雲南省・西双版納における観光開発および問題点ーー - 劉剛 ( 沖縄大学教授 ) 観光強省づくりを目指す雲南の動向 - ー一周文傑 ( 中国国家観光局所長補佐 ) 雲南隣接地域における観光化ールアンナムタ・ラオスの事例ーー稲垣勉 ( 立教大学観光学部教授 ) 西双版納における刀耕火種 ( 焼畑 ) の変貌ーー白坂蕃 ( 立教大学観光学部教授 ) 世界遺産麗江古城の観光開発ーー杜国慶 ( 立教大学観光学部助教授 ) The Sociallmpacts of lsland Tourism in Malaysia Badaruddin Mohamed ( マレーシア科学大学準教授 ) います。そのため、大学でも観光学を学ぶ学 科は人気が高く、就職率もいいといえます。 ただベトナムは観光資源が豊富ですが、開発 はまだ力不足といわざるを得ません。 a ベトナムの国内旅行の動向について教え てください < ベトナム戦争中、私も軍人でしたが、戦争 終結後三〇年がたち、時代は大きく変わり ました。ベトナム人も日本人や中国人と同 じように旅行が大好きです。ですから、生活 レベルも少しすつ上がってきた最近は、国内 旅行もかなり盛んになっています。でも、海 外旅行はまだ少し先のことのようですね。 つかべトナム人も海外旅行が自由にできる時 代がくるようがんばりたいと思います。 a 日本人観光客がベトナムに期待するもの と欧米人や韓国人のそれは違いますか < 日本人はきちんとスケジュールされたツ アーを好み、ホテルも市内の繁華街に近いに ぎやかな場所のものより静かな郊外のホテ ルが好きなように思います。お土産も高額 で高品質の商品に関心が高いようです。それ に応えるのはなかなか難しいことですが、少 しすっ努力を続けていきたいと思っています。 ベトナム観光の現状と課題 4 ・