委員長 - みる会図書館


検索対象: 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ
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1. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

委員長 高階秀爾 ( 大原美術館長 ) 企画グループ 佐々木秀彦 ( グループ長 / 東京都美術館交流係長・学芸員 ) 島田圭 ( 神奈川県教育委員会生涯学習課グループリーダー ) ミュージアムは予算や人員の削減に加え、事業仕分け、指定管理森亜津子 ( 横浜都市発展記念館・横浜ューラシア文化館 ) 者制度の導人や市町村合併に伴う統廃合、。新公益法人制度への移行柳沢秀行 ( 大原美術館学芸課長 ) など大きな制度改革の波に直面している。 進行協力 しかし「ミュージアム冬の時代」と嘆いていても状況は変わらな半田昌之 ( たばこと塩の博物館学芸部長 ) 、 0 この分科会が目指すのは、未来に向けてミュ 1 ジアムを営む知話題提供 恵を見いだすことである。まず、市民参加型の活動で知られる大阪山西良平 ( 大阪市立自然史博物館長 ) 市立自然史博物館における実践と経験の報告からマネジメントの課 題を浮かびあがらせ、グル 1 プに分かれて問題点と解決策を徹底的 に議論した キーワードは「当事者」。職員、ボランティア、利用者、研究者 など立場の違いを越え、現場が元気になる、明日からでも役立つ、 心の支えになる、そんなアイデアを共有することを目標とした。 〈分科会〉テーマ < ミュージアム・マネジメント 営む知恵 その他 大学教員 / 研究員 分科会参加者 24 名 〔内訳レミュージアム関係者 ( 館長、 学芸員など ) : 10 名、大学教員 / 研究 員 : 8 名、企業関係者 : 1 名、学生 ( 大 学、大学院 ) : 1 名、文化団体など : 2 名、その他 ( ボランティアなど ) : 2 名 第 2 部 ミュージアムの価値の実現をめぐって 78

2. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

謝しております。 次にメンパーの人選です。グループ長以下四—五人で多角的に討議するのが望ましいとなりました が、やはり館種を広げる意味からも美術館以外のいろいろな分野の人に参加していただく。もちろん 業績のある人が前提ですが、できるだけ若い人に加わってもらう方針をとりました。というのも過去 のサミットでも政策提一言的な発言があっても、なかなか現場に活かされない現実がありました。成果 を少しでも若い方に普及してもらいたいとの考えです。 最後に「かながわ度」の増進です。神奈川県は主催者の一員で、サミットも湘南国際村で行われま す。全国的な視野も当然ですが、ここからの発信が神奈川県民にとってどう役立つのかという視点も ーには県内で活躍している人材に必ず人ってもらうことにし 重要です。そのために、各分科会メイハ ました。そうした趣旨を理解して、神奈川県教育委員会と神奈川県博物館協会から後援をしていただ きました。 また我々の財団と同じ葉山町にある神奈川県立近代美術館には前回から企画などでも協力をお願い しましたが、 今回も水沢勉館長が分科会アーカイブズの委員長を引き受けてくださいました。 幸いなことに、今回も作家池澤夏樹さんと英国シティー大学客員教授ジョン・ホールデンさんの基 調講演は好評でした。またホールデンさんの講演の背景がよりよく理解できるように国際交流基金の 菅野幸子さんが見事な解説をしてくださいました。ミュージアム利用の達人の池澤さんとミュージア ムや文化を考える社会的な枠組みを示してくれたホールデンさんの講演は、横浜市民放送局の協力で ューストリームで動画配信され、高い視聴率をえました。 分科会方式にしたため、サミット当日をどう展開するかも難題でした。まず一般の参加者はタイト 228

3. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

して図書館など同様の文化施設の関係者の皆さんにも、幅広く呼びかけをいたしました。本書は、そ 10 0 人で のようにして、二〇一二年二月に行われた「第 5 回幻世紀ミュージアム・サミット 語るミュージアムの未来Ⅱ」の記録です。 第五回ミュージアム・サミットでは、課題として、マネジメント、リテラシー、アーカイブズ、企 画と。ハプリック・リレーションの四つが挙がりました。一〇〇人が一堂に会しては、話しあいが難し い面もあり、四つの分科会を設けました。また、さまざまな意見を自由に出していただくために、ワー ルド・カフェの形式なども一部残しながら、実り多い会にするための工夫をさまざまにこらしました。 その第一として、ミュージアムに大変造詣の深い作家の池澤夏樹さん、それから、英国の政策シン クタンクの文化部長を長く務めて、ミュージアムと市民と行政当局のあるべき関係を考察 してきた、シティー大学のジョン・ホールデンさんに基調講演をお願いしました。それぞれ豊かなご 経験から、皆で討議するための、さまざまな視点やヒントを与えていただいたことを、ここで改めて 感謝申し上げたいと思います。 二つ目の工夫は、このサミットに備えて、各分科会に企画グループを設けたことです。ミュージア ムの現場で活躍する方々、あるいはミュージアムと関わる教員や市民、文化団体の方々などにグルー プに加わっていただくようお願いし、開催までの数ヶ月間に準備会議を開いて議論を重ねていただき ました。それぞれの分野について、各分科会の委員長とご相談しながら、問題点の整理をしてきてく ださっています。グループ長をはじめメンバーの皆さまは、全員が現在第一線で活躍されている方々

4. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

委員長 〈分科会〉テーマ ミュージアム・リテラシー 建畠晢 ( 埼玉県立近代美術館長 ) 企画グループ・話題提供 高めあう市民とミュージアム / 川義和 ( グループ長 / 国立科学博物館学習・企画調整課長 ) 小野範子 ( 茅ヶ崎市立小和田小学校教頭 ) 今回の未曾有の大震災に際し、市民が地域の課題に対して主体的佐藤優香 ( 国立歴史民俗博物館助教 ) に取り組み、対話を通じて協働して解決していくことの重要性があ端山聡子 ( 平塚市社会教育課学芸員 ) 話題提供 らためて認識された。このような社会変革の時代にあって、ミュー ジアムは議論をオープンにして人々の対話を促進し、市民とミュー 西田由紀子 ( よこはま市民メセナ協会会長 ) ジアムの創造的相互作用 ( ミュージアム・リテラシー ) を高め、両者 の協働・協創による市民参画型の社会の実現に寄与することが求め られている。 この分科会では、市民が単にミュージアムが提供するものを受け 取るだけでなく、自らの社会に必要な場としてミュージアムの価値 を主体的に読み解き、かっ働きかけて、ミュージアムと相互に作 用するあり方 ( Ⅱミュージアムと市民が高めあうミュージアム・リテラ シーのあり方 ) を考察する。 ミュージアム関係者 行政職員 大学教員 / 研究員 分科会参加者 21 名 〔内訳〕 ミュージアム関係者 ( 館長、 学芸員など ) : 9 名、大学教員 / 研究 員 : 4 名、企業関係者 : 1 名、行政職 員 : 2 名、学生 ( 大学、大学院 ) : 2 名、 文化団体など : 1 名、教員 ( 高校 ) : 1 名、その他 ( ボランティアなど ) : 1- 名 第 2 部ミュージアムの価値の実現をめぐって国

5. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

くミュージアム・サミット当日にいたるまでのさまさまなステップ〉 回 -f3 回 4 つの企画クループ フ回のミュージアム・サミットでは、 4 つの分科会を設けました。事前に企画グループを構成し、分科会の「ねらい」、 当日のスケジュール、議論の方法や当日利用する資料などについて、何度か打合せをしました。企画段階から、白熱した 議論が展開されていました。 企画クループ長会議 本書 75 頁の概念図にあるように、それぞれの分 科会テーマが今回のサミットでどのような位置づ けになるかを、グループ長同士で共有するため、 事前会議の機会をもちました。この日は、当日の 進行や事務局体制などについても確認を行いまし 運営委員会 サミット当日までに、各分科会の委員長を構成メ ンバーとする運営委員会を、 2 回開催しました。 第 1 回は、過去のサミットを振り返り、今回の 方向性を決める議論を行い、 2 回目は、企画グ ループが準備した企画内容について、大局的な見 地から意見交換をしました。

6. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

きに、この四つの動詞のどれに力点を置くかという判断一つ取ってみても、議論や意見の交換の結果、 むしろ浮上してきたのはその多様性のほうであったのではないでしようかここでもまたミ、ージア ム内外の「当事者」たちの「対話」と「連携」が現在から未来 ~ とつなが 0 ている、時空間に広がりを 備えた「アーカイブズ」形成のために不可欠であることが確かめられたように思います。 〇ミュージアムの企画とバブリック・リレーション 「パプリック・リレーション」をテーマとした分科会では、「人を集める」ではなく「人が集まる」と いうミ、ージアムのイメージを参加者全員で共有し、さらに「風前の灯」ともいうべき年間一一〇〇〇人 の利用者しかいない経営難の小さな美術館を具体的に想定し、そこで働く学芸員「ナャム」くんの立 場を「自分事」として受け人れるための寸劇が参加者たち自身によって演じられました。分科会の参 加者が「ナャム」くんとともに知恵を絞るというきわめて具体的な参加型のワークショップが試みら れ、今回のミ = ージアム・サミット全体のなかでも、大いに関心を集めました。今回のサミットのな かでもまさしく「人が集まる」ことに成功したわけです。画期的な試みであったと思います。参加者か ら持ち寄られたアイデアに溢れた創意や工夫は、生き生きとライプ感覚を伴って参加者全員に共有さ れたのです。分科会の委員長であ 0 た蓑豊氏の目論見はみごとに「当たった」というべきでしよう。 「。 ( プリック・リレーション」という、あまりに包括的な概念についての議論からいきなりはじめ ることはなかなか困難であることを考えれば、この具体的な処方箋までも考えあおうという投げかけ は、実践的に考えるための貴重な、そして賢い試金石であったと思います。「人が集まる」というこ とは、上から視線で無理強いできることではなく、また、。ヒジネスとしてふんだんな広報費を投人し 総括に代えて 212

7. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

第 4 回までの「ミュージアム・サミット」を受けて 1 公共圏としてのミュージアムの成立条件は何か、という問いを念頭に置く 2 多分野の参加 3 かながわ度 ( 神奈川からの発信、神奈川へのフィードバック ) 4 かながわ国際交流財団の独自性 5 現実を変化させる ( 政策提言が具体化しない現実を踏まえ、行政の担当者や現 場の学芸員を巻き込む ) 6 参加者が活力を得られる 震災後の社会をとうとらえるか ? 2011 年 3 月 11 日 東日本大震災 支援のノウハウではなく、社会の位相の変化をどう反映するか →隣接分野・他分野 かながわのミュージアム →行政・文化政策担当者 出発点 企画グループの人選 テーマ C : ミュージアム x アーカイブズ テーマ A : ミューシアム・マネシメント 選ぶ、残す / 遺す、伝える、使う 営む知恵 委員長 : 水沢勉 ( 神奈川県立近代美術館 ) 委員長 : 高階秀爾 ( 大原美術館 ) グループ長 : 岡本真 ( アカデミック・リソース・ガイド ) グループ長 : 佐々木秀彦 ( 東京都美術館 ) 稲葉洋子 ( 神戸大学附属図書館 ) 島田圭 ( 神奈川県教育委員会 ) 鎌田篤慎 ( ヤフー株式会社 ) 森亜津子 ( 横浜都市発展記念館 ) 丹治雄一 ( 神奈川県立歴史博物館 ) 柳沢秀行 ( 大原美術館 ) 福島幸宏 ( 京都府立総合資料館 ) 舌題提供 . 水谷長志 ( 東京国立近代美術館 ) 山西良平 ( 大阪市立自然史博物館 ) テーマ D : ミュージアムの企画と テーマ B : ミューシアム・リテラン一 バブリック・リレーション 高めあう市民とミュージアム 人が集まるミュージアムのつくり方 委員長 : 建畠晢 ( 埼玉県立近代美術館 ) グループ長 : 小川義和 ( 国立科学博物館 ) 委員長・蓑豊 ( 兵庫県立美術館 ) 小野範子 ( 茅ヶ崎市立小和田小学校 ) グループ長 : 並木美砂子 ( 千葉市動物公園 ) 佐藤優香 ( 国立歴史民俗博物館 ) 荻原康子 ( 企業メセナ協議会 ) 。端山聡子 ( 平塚市社会教育課 ) 田口公則 ( 神奈川県立生命の星・地球博物館 ) 話題提供 村尾知子 ( 東京都写真美術館 ) ・。西田由紀子 ( よこはま市民メセナ協会 ) 話題提供 相澤麻希子 ( 花王株式会社 ) 久代明子 ( 東京都写真美術館 ) 主題 : 「 1 OO 人で語るミュージアムの未来Ⅱ ~ 人々をつなぐミュージアム ~ 」 バブリックな場としてのミュージアム、ミュージアムと公共性との関係の中で議論を進める 一三ロ * 青字は神奈川県内ミュージアム関係者

8. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

〔各分科会委員長〕高階秀爾 / 建畠晢 / 水沢勉 / 蓑豊 〔各分科会企画グループ長〕佐々木秀彦 / 小川義和 / 岡本真 / 並 木美砂子 福原義春 ( かながわ国際交流財団理事長 ) 司会〕栗原祐司 ( 文化庁美術学芸課長 ) 栗原【それではプログラムの最後に、全体討論を行いたいと 思います。 まず各分科会の委員長にコメントをいただき、その後でグ ループ長に補足をしていただきます。せつかくですので、各 分科会についてだけでなく、今回のサミット全体について、 また課題や次回へのご提言も含めて、総括的なご意見をいた だければと考えております。それでは、「マネジメント分科 会」の高階委員長からお願いします。 発言者〕 全体討論 ミュージアムはどこへ向か一つ ? 「価値」をいかにして伝えていくか 高階【このサミットでは、広い意味でミュージアムにつなが る多様な人たちが集まり、分科会でもさまざまな問題が提起 されました。それは私たちにたいへん重要な示唆を与えてく れたのですが、同時に、これだけ広い意味でのミュージアム 関係者がいて、それぞれの課題にとても強い関心を持ってい ながら、ミュージアムが抱える問題や、ミュージアムの目的 ないしは役割についての理解は必ずしも共有されていないと いうことに、改めて気づかされる結果にもなりました。マネ ジメント分科会では特に現場にいる人間、つまり学芸員や アーキビストのような人たちと、一方で公立であれば地方自 治体であったり国であったりという設置者側との間で、館の 目的ないしはミッションに対する認識違い、ないしは理解不 足があることが問題になりました。重要な文化遺産を伝え 189 全体討論

9. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

委員長 〈分科会〉テーマ 0 水沢勉 ( 神奈川県立近代美術館長 ) ミュージアム x アーカイブズ 企画グループ ~ ・話題提供 選ぶ、残す / 遺す、伝える、使う 岡本真 ( グループ長 / アカデミック・リソース・ガイド株式 会社代表取締役・プロデューサー ) 東日本大震災以降、公的機関や民間企業、非営利組織などさまざ稲葉洋子 ( 神戸大学附属図書館情報管理課長・「震災文庫」 まなプレイヤーによって震災の前後を記録し、後世に伝えようとす担当 ) る「アーカイブズ」活動が盛んに行われ、大きな関心を集めている。鎌田篤慎 ( ヤフー株式会社 & a 統括本部 ) 注目すべき点は、デジタル複製技術やウ = プによる保存・公開技術丹治雄一 ( 神奈川県立歴史博物館主任学芸員 ) の進展により、従来のアーカイブズに関わる議論や実践が大きな変福島幸宏 ( 京都府立総合資料館歴史資料課主任 ) 水谷長志 ( 東京国立近代美術館情報資料室長 ) 化を遂げていることである。 このような状況で、ミ、ージアムは「アーカイブズ」という思想 と活動をどのようにとらえるのか。さまざまな変化の中、オリジナ ル資料の保存・継承・研究を活動の根幹とするミ = ージアムの現場 で、「選び、残し / 遺し、伝え、使う」ことは、どのように進んで いくのだろうか ミ = ージアムの文化とは異なる背景をもつ人たちと「アーカイプ ズ」を巡る認識の共通項を探りながら、。こージアムにおけるアー カイブズについて議論する。 その他 : 企業関係者。 三はを大学教員 / 研究員 ミュージアム関係者 分科会参加者 21 名 〔内訳〕ミュージアム関係者 ( 館長、 学芸員など ) : 7 名、大学教員 / 研究 員 : 5 名、企業関係者 : 4 名、学生 ( 大 学、大学院 ) 二 3 名、その他 ( ボラン ティアなど ) : 2 名 第 2 部ミュージアムの価値の実現をめぐって 128

10. 地域に生きるミュージアム : 100人で語るミュージアムの未来Ⅱ

委員長・話題提供 〈分科会〉テーマ 蓑豊 ( 兵庫県立美術館長 ) ミュージアムの企画とバブリック・リレーション 企画グループ・話題提供 人が集まるミュージアムのつくり方 並木美砂子 ( グループ長 / 千葉市動物公園飼育課主査 ) 荻原康子 ( 企業メセナ協議会事務局長 ) 「人々が。、、ージアムに期待すること・求めること」とは何だろ , 田口公則 ( 神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員 ) うか ? 逆に、「ミ = ージアムが人々の求めに応じる」とはどのよ村尾知子 ( 東京都写真美術館管理課 ) 進行協力 うなことをいうのだろうか ? ミ、ージアムと人々の結びつきとは、ミ = ージアム↓人々、とい石川泰彦 ( 日本科学未来館科学コミ、ニケーター ) う関係性だけではなく、人々↓ミ = ージアム、さらには人↑ー↓人の。話題提供 リレーションがミ、ージアムを起点に展開することも含む。これら。相澤麻希子 ( 花王株式会社社会貢献部 ) の関係性を構築することに加え、人々がミージアムをどのような久代明子 ( 東京都写真美術館事業企画課 ) 場として認識し、活用しているか、あるいはどのような活用の可能長倉かすみ ( 横浜市立野毛山動物園 ) 性があるのかを考えることも「ミュージアムの社会的価値を高め る、活動の重要な一側面である。 人々の期待を理解し、企画を考え「広報するには、人々と「とも にあろう」とする強い意識が必要となる。それぞれ個性ある人格や 顔をもっ存在として「人々」を尊重する一」とぬきに、リレーション づくりはできない 文化団体なと そ ミュージアム関係者 行政職員 大学教員 / 研究員 分科会参加者 27 名 [ 内訳い。ミュージアム関係者 ( 館長、 学芸員など ) : 11 名、大学教員 / 研究 員 : 6 名、企業関係者 : 1 名、行政職 員 : 2 名、学生 ( 大学、大学院 ) : 2 名、 文化団体など : 2 名、その他 ( ボラン ティアなど ) : 3 名 第 2 部ミュージアムの価値の実現をめぐづて。 18