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検索対象: 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門
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1. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

ー 1 プランクトンの採集方法 プランクトンには , 小さいもの ( 菌類 , 細菌類は除く ) は数 ミクロンから , 大きいもの ( 淡水クラゲ類のような巨大フ。ラン クトンは別として ) は lmm 以上になり , 大ぎさに数千倍の開 きがあり , さらに小さいものほど数が多く , これらすべてを満 足できる採集方法はないので , 大きさを段階に分けて採集する しかない。 * 植物プランクトンの採集方法 表面水であれば直接容器にくみ上げることができるが , 垂直 的に各深さの水をくみ上げるときは , 採水器があればよいが , 無い場合は各自考案して器具を作るほかはない。 10m ぐらいの 水深であれば , 図 3 ー 31 のようなビニル管の一端に , ポリビン ( II ~ 21 容積 ) の底を切り取ったものをつなぎ , もう一端に ローフ。を縛り , このロープを調節することによって , 目的の水 深にビニル管のロを定め , 固定させる。底なしポリビンを水面 で少しずっ押し込めば , 水面位までビニル管を通って下の水が 入るが , ただし最初の水 ( ビニル管に入っていた水 ) は目的の 深さの水とは異なるので捨てなければならない。この採水方法 では , 植物プランクトンはもちろんのこと , 動物プランクトン でも数の多い小型の動物にも適応でき , さらに , 先に述べた水 1 質を調べる目的にも利用できる。 図 3 ー 31 浅い水深の 採水 ( 自製 ) 第 3 章 ポリビン ビニル管 重 生物の観察とその調べ方 加 9

2. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

1 ー 1 水草の分布 水草は , 植物全体が水中か , あるいは植物体の一部が水の中 にある植物をさすが , 湿地に生育する植物も対象にされる場合 もある。そこで , 生態的な特徴から , 水草は抽水植物 , 沈水植 物 , 浮葉植物 , 浮漂植物があげられ , 分布は図 3 ー 46 に表すよ うに , 水際から , 抽水植物帯 ( 挺水植物帯 ) , 浮葉植物帯 , 沈 水植物帯の順で沖に向かってひろがり , また , 水面によっては 浮漂植物帯がある。このような水草の群落がみられる水域の環 境は , 浅い池沼や , 水際からゆるやかな斜面で沖合にむけ広が る沿岸であるが , 流入流出によって絶えず水位が変わる湖沼と か , ダム湖のように水位変動の大きい人造湖などは適さない。 その他生育に影響を及ぼす要因としては , 底質 , 光条件 , 水 質 , 水の動きなどが決めてとなることが多い。 諏訪湖には , かってエゴ ( 入江の意 ) といわれる水域に , 水 草群落が著しく発達していたが , 埋立てによりほとんど消減し てしまった。昭和 47 年には , 渋のエゴという場所の自然の実態 の記録保存をする目的で調査が行われ , 昭和 48 年に渋のエゴ調 査委員会・諏訪市教育委員会からの報告が出されている。この 報告にある渋のエゴの水生植物群落模式図を図 3 ー 47 にあげた が , 群落別に特徴的なことは次のとおりである。 ヤナキ ミクリマコモ マコモ 臨植土ー砂 浮いている 図 3 ー 47 諏訪湖・渋のエゴの水生植物群落模式図 48 1 大型水生植物 2 0 m 1

3. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

り , 水道水でも 4 倍成長になる。粉末洗剤とは洗濯洗剤で , 中 性洗剤とは食器・野菜・果実に使う洗剤をさしており , いずれ も製品の能書を原液として水道水で薄め , 1 倍 , 10 倍 , 100 倍 , 1000 倍 , 10000 倍水と水道水の各段階での実験である。 ウキクサによると , 両洗剤の 10000 倍希釈水では水道水とほ ぼ同じくらいかやや悪い成長を示しており , それより濃くなる と , 洗たく洗剤では 1 倍 , 10 倍希釈水は 4 日 , 18 日後に枯死 し , 食器洗剤では , 1 倍 , 10 倍と 100 倍希釈水は 4 日と 9 日後 にすべて枯死している。雨水は 8 月 3 日 , 9 日に使用し蒸留水 との比較では , 3 日の雨水は 10 日後に枯死しており , 空気中に 成長によくない物質があることを示唆している。 この報告に述べているように , 日常生活に使用している洗剤 はきたない物を落とすだけでなく , 殺菌作用もあり , これらが 食べ物などといっしょに体内に入ることは , 手が荒れるよう に , 何か安全とはいえない要素を含んでいる。 以上のように , 生物は環境からいろいろな関係や影響の上で 生きている。生物の生活を表現して , その時の環境 ( 気候 ) を あらわすものとして , 我々日本人の手紙の書き出しにみること ができる。サクラが何分咲きになったとか , ックックボウシが 鳴きだしたとか , これらから春先のうららかな気候や , 夏もも はや峠にさしかかったという気候を想像させてくれる。これは 環境を指標生物で表現しているもので , 現在では大気汚染とか 水質汚濁の進行にこの指標生物法が用いられるようになり , ず っと理解しやすくなってきた。生物を定量的に扱った上記の実 験例に示すような方法は , 生物学的定量法すなわちノくイオアッ セイといわれ , 環境汚染評価に活用されている。何々の物質が 何 ppm といわれるよりも , サケが上がってくる河川とかフナ やコイもすめなくなった沼という方が実感としてとらえやすい し , やはり究極的には人間に直接あるいは間接にどんな影響が あるか知りたいのである。 。 1 大型水生植物

4. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

セットには , 表 2 ー 1 に示すような pH の幅広く測定できる標 こで対象としている一般 準液および指示薬が組まれている。 湖沼や池であれば , pH 5 ~ 10 の測定ができる標準液と指示薬 で十分である。 測定手順と特に注意することを述べると , 1 ) 最初に試験管に目盛り (5ml) まで試水を取るが , 前も って試験管を試水で洗う。試水を試験管にとるときには , 泡立つようなとり方はしない。空気との接触が大きいほ ど , その影響がでるからである。 2 ) 指示薬を専用の駒込ピペットで 0. 25ml 加え , こても 泡立っことのないように十分に攪拌する。ビペットの先を 試水や手でさわって汚さないように注意する。 3 ) 比色箱の前列中央に試水を置き , 左右に試水の発色に近 い標準液を入れ , pH を判定する。もし , 試水が濁りや着 色により判定しにくい場合には , 標準液の後列に , 別の試 験管に試水を入れ , 重ねて見ると判定しやすくなる。 T . B . P . R . C ・ R . T. B . 1.2 ~ 2.8 3.0 ~ 4.6 4.0 ~ 5.8 5.4 ~ 7.0 5.8 ~ 7.4 7.2 ~ 8.8 8.0 ~ 9.8 9.6 ~ 11.0 10.6 ~ 12.0 表 2 ー 1 指 pH の指示薬とその測定範囲 薬 ( チモール・プルー ) B ・ p ・ B . ( プロム・フェノール・フ・ルー ) B. C ・ G ・ ( プロム・クレゾール・グリーン ) B . C. P . ( プロム・クレゾール・パープル ) B . T. B. ( フ・ロム・チモール・プルー ) ( フェノール・レッド ) ( クレゾール・レッド ) ( チモール・フ・ルー ) T. P . L . ( チモール・フタレイン ) A ・ G. R. ( アリザリン・ゲルプ R) 小 pH 測定範囲 6.8 ~ 8.4 ※ よく使用される範囲 第 2 章生物の生息している環境と調べ方

5. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

表 5 ー 1 諏訪湖における湖心表層水の溶存栄養塩濃度 (ppm) および塩素イオン濃度の変遷 70 年前 ( 8 月 ) 30 年前 ( 3 月 ) 10 年前 ( 4 月 ) 近 年 ( 3 月 ) 1911 1949 1967 0. 1 ~ 0. 15 0 0. 1 0 0.003 0.01 ~ 0.02 0. 12 0.20 ~ 0.25 tr 0.002 0.01 ~ 0.02 tr 11.0 13.0 NH4-N N02 -N N03 -N P04-P 表 5 ー 2 諏訪湖の代表的流入河川の夏季の溶存栄養塩濃度 (ppm) の最近 30 年の変遷 ( N02 十 N03) -N NH4-N 1949 1963 1969 1977 1949 1963 1969 1977 0 0.019 0.05 1 . 24 0.015 0.061 0.78 1.52 衣之渡川 0.6 0.31 1 . 59 0.030 2.20 0. 15 古川 ( 下諏訪 ) 0.1 0.020 0.08 0. 40 0.020 0.267 0.91 2.08 P04-P 外見的水質 1963 1969 1977 農業用水 0.006 0.03 1 . 52 都市温泉下水 , 食品工場排水 0.22 2.20 都市下水 , 食品工場排水 0.17 0. 19 表 5 ー 3 全流入河川から諏訪湖へ入る 1 日の BOD 負荷量 BOD 負荷量 (kg) 5 , 028 2 , 560 1 , 000 470 100 100 0.235 ( 1981 ) 0.011 ( 1981 ) 0.690 ( 1981 ) 0.039 ( 1979 ) 16.8 ( 1979 ) 1949 0.005 0.080 0.040 0.291 ( 1966 ) 0 - 血・ 8 一 ~ 11 一 .0 1 1 LO っ 1 よ 工 場排 水 家 庭下 水 家 畜ふん 尿 し 尿処理 水 温 泉下 水 と 殺場排 水 2 ァ 6 3 水質の変遷

6. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

2 湖沼の生物生産と生態的遷移 湖の成因は種々あろうが , 一般にできたばかりの頃は , 水は 深く , 植物プランクトンが少なく , 透明度の高い貧栄養湖であ る。やがて流入する土砂や各種の沈殿物が湖底に堆積するにつ れて水深は浅くなり , 夏には表層では植物フ。ランクトンが増殖 して盛んな光合成が行われ , アルカリ度が増す。そして大量の 植物フ。ランクトンによって透明度が減少し , 水中を透過してく る光の強さは , 下層に向かって急速に弱まるが , 光が植物フ。ラ ンクトンの光合成をまかないえないまでに弱まった深さ ( 純生 産量と呼吸量が等しくなる深さを , 補償深度と呼ぶ ) 以下の水 の層の厚さが , さかんな光合成を行っている上部の水の層の厚 さに比べ相対的に大きくなる。この状態が富栄養湖であり , そ の生産構造は図 4 ー 5 に示すようで , 植物プランクトンの有機 物生産がフ。ラスの上層を生産層といい , マイナス生産で上層か ら沈降してくる有機物の分解が盛んに行われる層を分解層とい い , そこでは湖水中に栄養塩類がますます蓄積する。富栄養湖 水面 生産層 補償点深度 分解層 図 4 ー 5 湖沼の生産層と分解層 俵水層 , 有光層 , 栄養生成層 ) ( 中水層 , 変水層 , 躍層 ) ( 深水層 , 無光層 , 栄養分解層 ) 2 2 湖沼の生物生産と生態的遷移

7. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

抽水植物帯 ( 挺水植物帯 ) 岸から沖にかけて約 300m まで ひろがり , 水深は 0 ~ 80cm で岸の方の底質は泥土質または腐 植質が多いが , 深い方では砂質土のところに発達し , 根や茎の 下部は水の中にある。茎の上部や葉は水面上に突き出る抽水植 物が優勢である。岸より , ヨシ帯→マコモ帯→ミクリ帯→コウ ホネ帯の順に群落を形成するが , ヨシ帯 , マコモ帯の開水面に は浮漂植物のウキクサ , アオウキクサや , 浮葉植物のヒシなど がみられる。また , コウホネ帯は浮葉値物のアサザも伴い , マ ッモ , クロモなど沈水植物も増える。 浮葉植物帯アサザ帯が 50 ~ 70 こ m の水深に発達するのに比 べ , ヒシ帯はさらに深い 2m 以上にかけて発達し , 泥質の底に 根をはり , 茎をのばして葉を水面に浮かべる浮葉植物が優勢す る。アサザ帯ではウキクサ , アオウキクサをわずかに伴うが , ヒシ帯になると , クロモ , マッモをわずかに伴う。 沈水植物帯水深は 40cm ~ 2m くらいの広い範囲におよ び , 植物がなくなる限界は岸から 450m である。底質は砂質土 になり , ササ / くモやヒロハノエビモが優占したりする。沈水植 物は植物全体が水中にあるが , 花は水面上に咲かせるクロモ , カナダモなどや , マッモやイバラモのような水中花もある。 以上から , 渋のエゴは , ヨシ帯→マコモ帯又はミクリ帯・ヒ シ帯→アサザ帯→コウホネ帯→ヒロハノエビモ帯又はササノ ( モ 帯→ヤナギモ帯 , ということができる。 コウホネ アサザ 2 コウホネ アサザ 砂質土 ヒロハノエビモ ササバモ クロモ 工ヒモ ヤナキモ 48 ( 渋のエゴ調査会 , 1973 ) 第 3 章生物の観察とその調べ方 49

8. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

1 ー 5 実験 - ーーウキクサの成長実験と環境評価 ウキクサ類は栄養生殖を行い , 分裂によって増えていくが , 葉状体 1 個は 10 日後には約 15 個に達する。サンショウモは成長 によって葉が増えてくる。葉は 20 日後に約 60 枚くらいにもな る。これら浮葉植物の成長は , 葉状体 , 葉の数が増えることで 知ることができ , 温度や光条件 , 栄養分の条件によって , この 数の増え方がちがってくる。 成長実験に用いる容器は , 浮葉植物は水面に広がるので実験 日数から適当な表面積を持っ容器を選ばなければならない。大 型のシャーレや , くットは大変よいが , 温度調節をするとき水浴 法をとるような場合は , 少し深めの容器の方が都合よい。ま た , 成長にともない栄養を吸収するので , 培養水を交換しなけ ればならないが , 小型であれば毎日でも取り替える必要があ る。成長曲線を書くには , グラフ用紙に縦軸に葉状体 , 葉の枚 数をとり , 横軸に経過日数を表し , そして , 各種類 , 各実験条 件であらわし比較検討をしていく。 水草の実験から植物の性質を学ぼうとする試みは , すでに小 学校の中学年にみられる。浮葉植物を使って , 各種栄養水につ いての成長状況を始め , 洗剤および雨水の成長への影響につい て小学 5 年生 ( 青山利馨 , 1976 ) の行った実験をあげてみよう。 実験は次の 4 項目で , 1 ) いろいろな水における水草の生育 2 ) 粉末洗ざいによる水草へのえいきよう 3 ) 中性洗ざいによる水草へのえいきよう 4 ) 雨水による水草へのえいきよう があり , それらを図に示している ( 図 3 ー 59 ) 。材料にはアオウ キクサ , ウキクサ , サンショウモの 3 種類が用いられている。 ウキクサについてみると , 蒸留水だけでも 20 日後 2 倍の成長が あるが , 肥料水 , 花だん土水 , 腐葉土水では 4 ~ 6 倍成長であ 8 1 大型水生植物

9. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

食物連鎖・・・ 深水層・・・ 震生湖・・ 深底部・・・ 深度図・・・ 深度図の作り方・・・ 信頼限界・・・ 水温・・・ 水温季節変化・・・ 水温垂直分布・・・ 水温測定の器具・・・ 水温の垂直変化・・・ 水温の測定方法・・・ 水質・・・ 水質階級・・・ 水生昆虫類・・・ 水生植物・・・ 水生植物群落の分布・・・ 水素イオン濃度・・・ 水面海抜高度・・・ 菅沼・・・ 諏訪湖・・ 諏訪湖魚類目録・・・ 諏訪湖の漁業・・・ 諏訪湖の主要漁獲種・・・ 諏訪湖の水温分布・・・ 諏訪湖の成因・・・ 諏訪湖の透明度・・・ 成因・・・ 生産者・・・ 生産層・・・ 生産力・・・ 静水帯・・・ 生態系・・・ 生態的遷移・・・ 生態ビラミッド・・ 生物学的水質判定法・・・ 生物群集・・・・ ・ 245 , 247 ・・・ 10 , 18 , 24 , 255 ・ 253 ・ 255 , 266 ・・・ 16 ・・・ 50 , 238 ・ 31 , 32 ・・・ 31 ・ 243 ・・・ 33 ・・・ 34 ・・・ 33 ・・・ 37 ・・・ 36 ・・・ 36 ・ 279 ・ 198 ・ 147 ・ 147 ・・・ 42 ・・・ 14 ・ 372 ・・・ 16 ・ 304 ・ 273 ・ 290 ・・・ 35 ・ 274 ・・・ 38 ・・・ 15 ・ 251 ・ 254 ・・・ 20 ・ 222 ・ 250 ・ 255 ・ 260 ・ 277 ・ 251 生物生産の制限要因・・・ 生物的要因・・・ 生物の保護・・・ 堰止め湖・・・ セッキー板・・・ 遷移・・・ 全従属栄養細菌の重量・・・ 繊毛虫類・・・ 溯河性魚類・・・ 相関図・・・ 双翅目・・・ 総生産量・・・ 大正池・・・ 堆積・・・ 高浜のエゴ・・・ 田沢湖・・・ 窒素化合物・・・ 窒素循環・・・ 窒素循環量・・・ 地すべり・・ 地盤運動・・・ 中栄養湖・・・ 抽水植物・・・ 抽水植物帯・・・ 調和型栄養湖・・・ 調和型湖沼・・・ 沈水植物・・・ 沈水植物帯・・・ 鶴が池・・・ 挺水植物・・・ 挺水植物帯・・・ 底生動物・・・ さくし 産生動物の採集・・・ 底生動物の現存量・・・ ・ 18 , 20 , 295 ・ 266 ・・・ 29 ・ 294 ・ 16 , 17 ・ 118 ・ 212 ・ 120 ・・・ 89 ・ 260 ・ 256 ・・・ 40 ・ 16 , 17 ・ 16 , 17 ・ 267 ・ 266 ・・・ 48 ・ 299 ・ 266 ・ 16 , 30 ・ 149 ・ 165 ・・・ 24 ・ 149 ・ 157 ・・ 222 ・・ 257 ・・・ 23 ・ 149 ・ 157 、ん

10. 自然科学への招待6 湖沼の生物観察ハンドブック 湖沼の生態学入門

表ーー 4 わが国の生物生産からみた湖沼標式とそれらの特徴 調和型湖沼 水国 深全 除 養広量を 幅容地 栄のり炭湖 棚よ泥い 富湖層の浅色下 。水道の黄以 い表海地 ~ 浅は北平緑 5 深大地 。量平 湖い容の 狭り道 養幅よ海色 の層 栄棚水 湖表湖湖た上 貧。はのいま以 い層間深色 E 深水山の藍 5 素 態布色度他 明の 存 形 水透そ溶 盆 水 湖分水の物理的性質 中性 ~ 弱アルカリ性。夏表層 が強アルカリ性の場合も 表水層は飽和または過飽和 底水層は少ない N > 0.20ppm P > 0. 02ppm 中性付近 全層飽和に近い N く 0.20ppm p < 0.02ppm 質栄養塩 その他 生産力小。 200mgC/m2/' 日以上大。 200mgC/m2/ 日以上 5 ~ 140mg / m3 クロロフ 0.3 ~ 2. 5mg/'m3 20 ~ 140mg / m2 10 ~ 50mg / m2 ィノレ a 豊富。夏にラン藻による「水 植物プラー貧弱 , ケイ藻が主 の華」ができる場合がある。 生ンクトン 動物プラ貧弱。甲穀類 , 橈脚類が豊富。枝角類 , ワムシ増加 ンクトン主 種類数・量ともに豊富 , ス種類数減少。オオュスリカ幼 / くントス ティクトキロノムスなど虫などやイトミミズ類増加 物 魚類ト , , ウグイ フナ , コイ , ウナギ 少。深部にまで生育多。浅所にのみ生育 沿岸植物 質ー有機物少。ケイ藻骸泥泥 ~ 腐泥 2 。 3 湖沼生物とその生息環境による分類と分布