サイカチ を加えると凝固する。これを利用し 長さ 50 ~ 70 , 基部は細くなり , ひれ て , 食用こんにやくをつくる。田楽 にならない。花は淡紅色の筒状花で 5 おでん , みそ煮などにする。また線状 ~ 9 月開花。葉と根を民間薬 , 牧草と にした糸こんにやく , さらに細い白滝 する。近年 , 葉は緑黄色野菜として注 などがある。栄養価は低いが整腸の効 目されている。 があるといわれる。凍りこんにやくは , 根粒バクテリアぅ 根粒菌とも。 こんりゆ 高等植物の根についてこぶを作らせ , 薄く切って凍結させたのち乾繰したも ので , 湯で戻して煮物にする。 その中に生息しながら共生の関係を結 コンブ ( 昆市 ) 褐藻類コンプ科コン ぶ細菌の総称。またそのこぶを根粒と プ属およびそれに近縁な海藻の総称。 いう。マメ科植物につくリゾビウムは 代表的な種類にマコンプ , ミツイシコ 代表的。土壌中にいるバクテリアは適 ンプなどがあり , いすれも寒流の影響 当な植物があると根毛内に侵人し皮部 の強い北海道や東北地方の海岸に分布 を刺激して根粒を形成 , 宿主から無窒 素化合物 , 塩類 , 水をもらい , 一方空 し , おもに干潮線以下の岩上にはえる。 気中の窒素を固定して宿主に与える。 体はささの葉状のものが多く , 長さは ゲンゲなどマメ科植物数種は窒素肥料 1 ~ 数続。ナガコンプのように約 20 続 に達するものもある。独特のうま味 ( グ として緑肥とされる。 ルタミン酸が主体 ) をもち , 吸物・煮物 犀角えく→スタベリア サイカチカワラフジノキとも。本 のだしとして日本料理には不可欠とさ 州 ~ 九州の山野 , 川原などにはえるマ れる。おでん , っくだ煮 , こ・ぶ巻等に メ科の落葉高木。葉は 1 ~ 2 回偶数羽 使用されるほか , 甘酢でやわらげた酢 こんぶ , 細く削ったとろろこんぶ , 湯 状複葉で , 長楕円形の小葉が多数っく。 を人れて飲むこぶ茶等が作られている。 雄花 , 雌花 , 両性花が 1 株につき , 5 カフカス原産のムラサ ~ 6 月 , 総状に 4 弁の淡黄色の小花を コンフリー キ科の多年草で , 高さ 80 ~ 150 。茎や 開く。果実は平たく長さ約 30 。さや 葉に粗毛が密生する。葉は卵状楕円形 , は薬用とし , かって石雑の代用ともし サ 果実 ゴンズイ コルジリネ C . テルミナリス 157
カフン いときにこれらを総称していう。単子 葉値物などで多く見られる。花被が内 外 2 輪に区別される場合 , 外側のもの を外花被 , 内側のものを内花被という ( アヤメなど ) 。広義には , 花被は雄し べ , 雌しべ以外の直接生殖作用を営ま ない付属器官とも定義され , この場合 , がく , 花弁の区別のはっきりした花を 異花被花 , 区別のない花を同花被花と カビ ( 黴 ) 菌類の中で本体である菌 糸の集りが著しく目だち , 繁殖器官の 子実体が微小であるか , これを欠くも のをいう。水生菌類 ( ミズカビ等 ) , ケ カビ類 , 不整子嚢菌類 ( アオカビ等 ) , 不完全菌類 ( ミズムシ菌等 ) などが含ま れ , 淡・海水中 , 空中 , 地中 , 動植物 体上など , いたるところに生じる。菌 糸は集まって菌叢黔をつくり , 糸状 , カニクサ 綿状 , クモの巣状などとなり , つくり た葉部も食べられる。 出す色素により赤 , 紫 , 黄 , 青 , 緑色 花粉ん種子植物の生殖に関与する などを呈する。生長が速く , その適温 雄性細胞で , →葯 ! でつくられる。大 は 15 ~ 20 ℃で , 湿度が高く高温の梅雨 きさは普通 40 諺内外。円 , 楕円 , 三角 期などには著しく目だっ。カビの有機 形などの形があり , 色も多様。表面の 物分解力は自然界の浄化に役だち , ま 花粉外膜は肥厚し , 粒状 , 網状 , とげ た各種カビの特性を利用して食品や薬 状等の模様となり , 肥厚の少ない所は 品などの製造工業に多用するが , 有毒 花粉管の発芽ロとなる。発芽ロは , 全 成分をもっカビが食品などに繁殖して くないもの ( クスノキなど ) から多数あ 有機物を麕敗させたり , 人体や栽培植 るもの ( オシロイバナなど ) まで , 植物 物に寄生してこれらを冒すことも少な により異なる。葯内の花粉母細胞は減 くない。カビ研究のため , 各国に純粋 培養の菌株を保存する公の機関がある。 カブカブ、ラとも。根を食用とする アプラナ科の野菜。欧州の半温帯地方 原産。柔らかく , 剛毛を有する長楕円 形の根生葉を群生し , 根は肥大する。 多くは白色扁球形であるが , 球 , 円筒 , 円錐 , ナシ形 , 色も黄 , 紫 , 紅 , 灰白 , 黒など変化が多い。日本でも古くから 栽培され , 大カプ ( 聖護院など ) と小カ プ ( 金町など ) の 2 種に大別される。そ れぞれ品種が多い。冷凉な気候を好み , 耐寒性が強く , 上質との適応性も広い ので , 近畿中部の重粘質壌上の低湿地 などでは重要野菜となっている。根部 を塩漬 , かす漬 , 煮物などとする。ま タンポポ ュリ ショウガ カボチャ マッョイグサ タチアオイ 花粉のいろいろ
ルナリア ルリマツリ ルリヤナギ なる。 7 ~ 9 月 , 径 1 時ン内外の頭花を 部分は枯れ落ちる。これをドライフラ 開く。周辺花 , 中心花とも黄色で , 八 ワーとする。 重咲品もある。広く花壇に植えられ , ルバープシベリア原産のタデ科の 野生化もしている。全体に粗毛のある 多年草。心臓形の幅広い葉を束生し , アラゲハンゴンソウは二年草ときに一 葉柄は太く長い。食用にするのは葉柄 年草で , 葉は長楕円形 , 周辺花はだい の部分で , 多量のリンゴ酸 , シュウ酸 , だい黄色で , 中心花は黒 ~ 暗褐色とな クエン酸などを含み酸味を有する。軟 る。花壇植とする。ともに繁殖は実生 化栽培したものを煮て , パイ , ケーキ よう , 株分けによる。 などに利用したり , ソース , ジャム , ルナリアギンセンソウ , ゴウダソ ゼリーなどにする。 ウとも。欧州原産のアプラナ科の一 ルピナスマメ科ハウチワマメ属 Lu- pinus の総称。世界に約 300 種あり , 観 二年草。高さ 70 ~ 8 ンとなり , 全体に 賞用 , 飼料 , 緑肥 , 食用などとされる。 粗毛がはえ , 葉は卵心形で , 縁には鋸 ~ 多年草でときに低木。葉は掌状複 歯こよがある。白色または淡紫色でダイ 葉となり , 花は蝶をよ形花で茎の上部に コンに似た 4 弁花を総状につけ , のち 総状につく。切花用 , 花壇植として最 径約 3 ン , 丸いうちわ形の果実を結ぶ。 も多く栽培されているキバナルヒ。ナス 果実は熟すと隔膜のみを残して , 他の ルピナス キノヾナルヒ。ナス ルリタマアザミ 420
リョウブ リョウブ リンゴ紅玉の花 房は花托に包まれ , 食用にするのは花 はえる。地下茎は大きく , 径 3 ンにも なり , 葉は 2 回羽状複葉で長さ 1 ~ 2 托の部分。ふつう 5 月に開花。果実は , 小羽片は線状皮針形で光沢があり , 球形 , 卵形 , 楕円体 , 扁円体など品種 平行脈となり , 胞子嚢は互いに接近し により種々あり , 早生ものでは 8 月 , ふつうは 10 月こ、ろから収穫する。日本 てへり近くに並ぶ。まれに観賞用とし て温室で栽培。 には在来の和リンゴがあったが , 今日 リョウブリョウブ科の落葉小高木。 食用に栽培されているものは , 明治に 日本全土 , 東アジアの山地にはえる。 なって米国などから導人されたものの 樹皮はなめらかで茶褐色を帯び , 葉は 子孫。おもな品種は国光 , 紅玉 , 祝 , 広倒皮針形で , 枝先に集まってつく。 スターキング , 旭 , デリシャス , 印度 7 ~ 8 月に枝先に長さ川内外の総状 など。青森・長野両県が二大生産地と 花序を出し , 多数の白色の花を開く。 して有名。果実は生食のほか , ジャム , 花冠は深く 5 裂。果実は球形で小さい。 シロップ , リンゴ ジュース , ゼ、リ 若葉を食用とし , 材を器具などとする。 酒 , ビネガーなどの原料とする。 緑藻→藻類 燐酸肥料 8 ん鷙リン酸を主成分とす る肥料。骨粉は古くから用いられたが リラ→ライラック リンゴ ( 林檎 ) 欧州南東部からアジ 現在は過リン酸石灰 , 溶成リン肥がお ア中部の原産といわれるバラ科の落葉 もで , ほかに焼成リン肥 , トーマスリ ン肥 , リン安などが使用されている。 低木または高木。一般に冷凉な気候を 好む。葉は鋸歯こよのある楕円形で互生 水溶性のものとクエン酸に溶けやすい する。花はふつう白 ~ 帯紅白色で , 子 ものとがあり , 後者のほうが遅効性の ため元肥に適する。 リンショウバイ→ニワウメ リンドウ ( 竜胆 ) リンドウ科の多年 草。本州 ~ 九州のやや乾燥した草原に はえる。茎は高さ 30 ~ 9 時ン , 葉は対生 し , 皮針形で長さ 4 ~ 12 , 縁には小 さな突起があってざらっく。 9 ~ 11 月 , 茎の上部に紫青色の花を開く。花冠は 筒形で長さ 4 ~ 5 , 先が 5 裂し , 裂 片の間に副片がある。根茎と根は苦味 健胃剤とされる。近縁のオヤマリンド ウは本種に似るが , 全草やや小形で , 葉 4 を ~ 卩 リンネソウ 418
ウ / ロリ ツボカズラ科のつる性木本。雌雄異株。 代表的な食虫植物で , 葉の主脈がのび てつるになり , その先端に捕虫嚢を 1 個つける。色 , 形などの変化に富んだ ものが多い。その形が水差しに似ると ころからミズサシグサとも呼ばれる。 袋の約 % ぐらいに消化液がたまり , は いった虫を溶解して養分とする。冬季 20 ℃内外の多湿の温室で栽培する。 ウッポグサシソ科の多年草。日本 全上 , 東アジアの日当りのよい草地に はえる。高さ 20 ~ 30 享ン , 葉は対生 , 長 卵形で柄がある。 6 ~ 7 月 , 茎の頂に 靭にに似た花穂をつけ , 濃紫色の唇形 花を密につける。夏になると花穂は枯 れて黒くなる。これを夏枯草といい 利尿剤にする。 ウドウコギ科の多年草。日本全上 , 東アジアに分布し山野にはえる。局 1.5 ほどになり , 茎は太く , 羽状複葉 を互生する。小葉は卵形で鋸歯こよがあ る。 8 月 , 小さな淡緑色の 5 弁花が散 形に集まってつく。若い芽 , 茎を食用 された。低温で発芽する寒ウドと , 春 , 気温上昇とともに発芽する春ウドがあ る。溝 , 穴蔵 , 小屋掛け , 盛上などを 利用して , 若い茎を軟自して食用にす る。春の季節ものとして , 生食 , 酢の 物 , 煮物などにされる。 饂飩粉病びよう うどんこ 白渋病とも。葉や幼 い枝の表面に , うどん粉をまき散らし たように見える病気。子嚢菌類ウドン コカビ科の病原菌によるもので , うど ん粉に見えるのは分生胞子で , その飛 散によって病気が広がる。ムギ類 , ウ リ類 , アズキ , ソバ , タバコ , モモ , ブドウなど多くの植物を害する。防除 はイオウ剤による。 ウノハナ→ウッギ ウバメガシ→カシ ウバュリ北海道 ~ 本州中部の林中 にはえるユリ科の多年草。茎は太く , 下半部に 15 ~ 25 の狭卵心形で上面光 沢のある葉を数個つける。夏 , 茎頂に 横向きに半開した長さ 7 ~ 10 の緑白 ウバュリ
サトウキビ い雑多な草を広く雑草ということも多 い。く帰化植物と雑草〉参照 ( 104P ) 殺虫剤饕 3 ゆ害虫の駆除剤。天然性 およびその類似合成化合物に , ニコチ ン ( 硫酸ニコチン ) , ヒ。レトリン , アレ スリン , ロテノン ( デリス剤 ) , 合成化 合物に , 1. 塩素系。ディルドリン , 工 ンドリン , 2. リン酸ェステル系。ダイ アジノン , DDVP, スミチオン , メカ ルバム , 3. カーバメート系。デナポン などがある。製剤は , これらの有効成 分の 1 種あるいは 2 種以上を含み , 粉 剤 , 油剤 , 乳剤 , 水和剤が普通。特殊 な剤型として粒剤 , ェアゾール剤 , 蒸 散剤 , ガス剤 , 食毒剤がある。最近 , 殺虫剤に抵抗性の集団がふえ , 防除に 支障をきたしているが , 特に衛生害虫 や一部の農業害虫で顕著である。また 散市された薬剤の残留毒性が注目され , 使用を制限されたもの ( ディルドリン , ェンドリンなど ) や製造中止・使用禁止 になった殺虫剤 ( D D T , B H C , バラチ オンなど ) もある。 サツマイモ甘藷豎 , カライモとも。 熱帯アメリカ原産のヒルガオ科の多年 生作物。温帯では一年草。コロンプス が欧州に持ち帰って以後 , 世界各地に 伝播靉。日本へは 1 7 世紀こ、ろフィリビ ンから長崎に , あるいは中国・琉球か ら九州南部に伝わり , 18 世紀に普及。 茎はつる性で長さ 0.6 ~ 6 , 紫 , 緑褐 , 緑色などを呈する。葉は互生し心臓形。 根は繊維状で , 一部が肥大し , 球形 , 紡錘形などの塊根となる。塊根は紫 , 黄 , 紅色などで , 多量のデンプンをた くわえる。花はヒルガオに似るが , 温 帯ではほとんど咲かない。春 , 温床に 種芋を伏せこみ , 初夏に定植 , 秋に収 獲。在来のサツマイモとアメリカイモ の 2 変種があり , 前者には紅赤霧 ( 金 時 ) など , 後者には花魁 , 太白裳 , 七 福鷺などがある。主産地は鹿児島 , 宮 崎 , 千葉 , 茨城。ふかし芋 , 焼芋 , 煮 物 , 揚物として食用とするほか , デン プン , アルコール工業原料 , 合成酒 , 泡 盛 , 芋焼酎翳などの醸造用とする。 163 サ ザゼンソウ 茎は直立し , 高さ 3.5 内外 , 径 2 ~ 4 →テンサイとともに砂糖の重要原料。 インド原産のイネ科の多年生作物で , サトウキビカンショ ( 甘蔗 ) とも。 ドウ サートウィッケン→カラスノエン きとして食用とする。 別される。芋は煮て食し , 葉柄はすい ガシラ ) , 親芋用品種 , 葉柄用品種に大 ( エグイモなど ) , 親子兼用品皹 ( ャッ する。品種は多く , 約 200 。子芋用品種 して新球茎 , すなわち「芋 , 孫芋を生 球茎で , 多くの節を有し , 盛んに肥大 ある大きな葉を多数群生する。根茎は サトイモ科の野菜。 80 ~ 12 時一の葉柄の サトイモ ( 里芋 ) 熱帯アジア原産の サトイモ
キハナアキ ギボウシ 果実は球形で秋に黒熟。内皮を黄柏 といい , 健胃薬とし , 腹痛薬陀罹尼助 にの主成分。材を家具 , 細工物とする。 キバナアキギリ→アキギリ キバナコスモス→コスモス キバナシャクナゲ→ノヤクナゲ キバナタマスダレ→ステルンベル ギア キバナノコマノッメ→タカネスミレ キバナノホトトギス→ホトトギス キビ ( 黍 ) イネ科の一年生作物。東 アジア原産といわれる。高さ 1 ~ 1.5 読。 葉に長い軟毛を密生。花穂は複総状で , ~ 3 回分枝し , 先端に小穂をつける。 2 種実は卵状小形で , 黄または白色。襦を , 粳 2 るなどの品種がある。初夏に種子を まき , 秋収穫。近年は生産が激減。種 子をだんこ、 , もち , 酒などの加工原料 , 飼料とする。 キプシ日本全にの山地にはえるキ プシ科の落葉低木。葉は卵形で先がと がり , 縁には鋭い鋸園こよがある。 3 ~ 4 月 , 新葉の出る前に枝の上に花穂が 並んでたれ , 4 弁の黄色花を密につけ る。雌雄異株。果実はやや球形で , 秋 , 成熟 , ヌルデの五倍了・の代用とする。 樹は庭本。 キブネギク→ンユウメイギク ギボウシオハッキギボウシとも。 116 キュウリ果実と花 日本で広く栽培されるユリ科の多年草。 葉は根生し , 長い柄があり , 長さ 20 , 幅 13 第ほどの広楕円形で , 数本の縦脈 をもつ。初夏 , 2 ~ 3 個の包葉のある 高さ 1 続内外の花茎を伸ばし , 茎頂に 10 個内外の淡紫色の花を総状につける。 花は横向きに咲き , 長さ 5 ~ 6 享ンの漏 斗状筒形で , 先は 6 裂。スジギボウシ は前種の斑人雋葉の栽培品である。山 野にはえる大形のオオバギボウシはと きに栽培もされ , 葉は長さ 25 第 , 幅 1 に達し , 1() ~ 15 本の縦脈がある。花 茎は太く , 多数の花をつける。山中の 水辺岩上にはえるイワギボウシはやや 小さく , 葉柄に紫点が多い。ミズギポ ウシはサジギボウシともいい , 全体が 小形で湿地にはえる。葉は直立し , 光 沢があり , 3 ~ 5 個の花がっく。この 類は葉柄が食用になる。 キミカゲソウ ( 君影草 ) →スズラン キミガヨラン→ュッカ キムラタケ→オニク キャッサバカッサバ , マニオクと も。プラジル原産のトウダイグサ科の 低木。古くから中南米で , 現在では世 界の熱帯 ~ 亜熱帯地方に広く栽培され る。地下には多量のデンプンを含むサ ツマイモ状の根茎がある。根茎は有毒 成分を含むものもあるが , 蒸せば食用
食用キノコ マイタケ キヌガサタケ アミカサタケ ハラタケ ヒラタケ 115
された。現在では日本でも観賞用とし て温室内で栽培されている。筆写材料 としてのパヒ。ルスは , 茎の中の髄をと り出して縦に裂いて並べ , 茎の細片で 24 まン x 15 ほどの大きさに編んた・もの。 ハーブ食用または薬用植物のうち , 葉を香料として利用するものの総称。 乾燥し粉末にしたものもある。料理 , リキュール , 薬酒の香味づけに用いる。 ハブソウアジア南部原産のマメ科 の一年草。草たけ 1 内外 , 葉は偶数 羽状複葉で , 小葉は先のとがった長楕 円形。夏季黄色花を開き , 1 饐ン前後の 豆果をつける。種「を乾燥したものを 江南子と称し , 緩下剤 , 強壮剤とし , またはぶ茶 ( 茶の代わりに飲用。緩下 , 利尿 , 強壮の効果がある ) とする。 / ヾピルス ハマゴウ 306 ハボタンらりめんハボタン バーベナビジョザクラ ( 美女桜 ) と も。原種は南米原産のクマッヅラ科の 多年草で , 普通にみられるのは交配種 である。茎は横に広がり , のち起き上 がって 30 内外の高さになる。葉は対 生し , 縁にあらい鋸歯リがある。春 ~ 秋 , 茎頂に散形花序をつけ , サクラソ ウに似た花を多数開く。花色は赤 , 白 , 紫等 , 多くの品種がある。花壇 , 鉢植 に向き , 実生鷲 , さし芽でふやす。東 京以北ではフレーム内で越冬。ほかに , 草たけ 1 続以上になるサンジャクバー べナ , 葉が線形羽状に裂け , 全体に小 形のヒメビジョザクラ等がある。 ハボタン ( 葉牡丹 ) 原種は欧州原産 のアプラナ科の植物で , キャベッと母 種を同じくするが別の変種。江戸時代 ハブソウ
キワイモ なお菊は古来 , 紋章にも用いられる。 皇室の紋章となったのは鎌倉期以後で , 1869 年皇族以外での菊花紋の使用が禁 止され , 天皇家は 16 花弁八重菊 , 皇族 は 14 花弁裏菊と定められた。 キクイモキク科の多年草。北米原 産の帰化植物で , 塊茎をとるため栽培 されるが , 各地に野生化もしている。 高さ 1 ~ 2 。葉は茎の下部では対生 , 上部では互生する。 9 ~ 11 月 , 舌状花 と筒状花からなる黄色の頭花を開く。 肥大した塊茎はイヌリンを含み , 果糖 , アルコール製造の原料にされる。 キクザキイチゲ→イチリンソウ キクヂシャ→ェンダイプ キクナ→シュンギク キクニガナ→チコリー キクモ本州 ~ 九州 , 東アジアの沼 や水田などの浅い水の中にはえるゴマ キケマン ノハグサ科の多年草。地下茎は泥中を 開するものを肥後菊 , 平弁が中心を囲 はい , 茎は長さ 10 ~ 30 。葉は 5 み立つものを嵯峨菊 , 多数の平弁が中 枚輪生し , 水上の葉はキクの葉に似て 心を囲み乱れ咲き , 周囲の弁がたれる 裂片が細く , 水中のものはさらに細く ものを伊勢菊という。小菊は径 5 まン以 糸状に裂ける。夏 ~ 秋 , 葉腋に紅紫色 下のもので , 平弁 , 管弁 , さじ弁が一 の唇形花をつける。 キクラゲ ( 木耳 ) 世界中に分布する 重から八重になる。特殊のものに魚子 キクラゲ科のキノコ。夏 ~ 秋 , 広葉樹 咲やアザミ咲などがある。以上は和 菊であるが , その一品種であるリョウ の枯木 , 倒木上に群生。体は人の耳た リギクは黄色の舌状花を食用にするた ぶ状で径数享ン , 薄く寒天質で , かわく と軟骨質となる。上面には微細毛を密 め , 東北地方でおもに栽培されている。 また中国から欧州に渡り , そこで観賞 生し , 下面は平滑で担子胞子をつけ , かわくと黒色になる。近縁種も多く , 用として発達したものを洋菊といい , いろいろな園芸名で呼ばれている。 いすれも食用となる。 日本に野生するキク属は , 20 種内外 キケマン関東 ~ 九州のやぶの縁や 海岸などにはえるケシ科の二年草。全 ある。太平洋側の海辺にはえるものが 体に粉緑色で異臭がある。茎は高さ 30 多く , 関東以北から北海道に→ハマギ ~ 4 時ン , 根生葉は 2 ~ 3 回羽状に裂け ク , コハマギク , 関東から東海道に→ る。春 , 枝先に総状花序をつけ , 多数 イソギク , 四国から九州に→ノジギク , の花を横向きにつける。花は黄色 , 筒 四国にシオギク , 九州にサツマギク , 形で , 長さ約 2 第 , 少しふくれた距が 本州の日本海側にサンインギクなどが ある。果実は線形で長さ約 3 。 ある。本州から四国の低山には→リュ 気孔 ! う高等植物の表皮にあって , ウノウギクが多く , 本州の亜高山にイ ガス交換を営む装置。若い茎や葉など ワインチンがある。また外来種の→シ にあり , 特に葉の裏面に多い。 2 個の ュンギクが野菜として , シロバナムシ 半月形の孔辺細胞と , その間のすき間 ョケギク ( →除虫菊 ) が薬用として広く からなり , 隣接細抱の膨圧の変化によ 栽培されている。 108