花とゆめ COMICS ・美内すずえの本 ガラスの仮面① 5 ⑩ 白ゆりの騎士全 2 巻 黒百合の系図 タイナマイトみるくバイ 聖アリス帝国 ・ーー花とゆめコミックス 花とゆめ 雑誌 43732 ー 46 定価 370 円 ( 本体 359 円 ) I S B N 4 - 5 9 2 -1 1 1 0 8 - 7 C 0 2 7 9 P 5 7 0 E ・美内す 作品かいせつ 女優失格のレッテルを賺られ、演劇界を追われた北島マ ャ。疎外され深い孤独にまれながらも、演技への熱い 想いはマヤを再び女優への道へとかりたてる。演劇大河 ロマン「ガラスの仮面」第巻は、新たな旅立ちに向け てマヤの青春がはしける第 9 章「万の虹」①を収録。 花とゆめ COMICS 〔 18 〕 戸精療クリ 白泉社
衣裳屋さんで 衣裳も借りられ たし わあい / 看板つけると 本物の芝居小屋 みたい / はんものしば 1 " 永のなで お乏つくれる なんて夢みたい・ : もっと 花かざろ , っ 他校の生徒も おおせい 興味もって大勢 観に・、るし J か 当、い 4 に・わ み ねえ こんどがくえんさい 5 「 ( 今度の学園祭で / 2 、 " 能界失脚した 北島マヤが たいいくそうこ 体育倉庫で / 一、人をやる 0 て ↓大変な評判よ えんげきぶ 演劇部は お株とられ ちゃ , つんじゃ ないの ? でも あの子 ひめかわあゆみ 姫川亜弓の ライハルに なったくらい えんげきさいのう えんげきかいま第 ' しめいさく 演劇才能の演劇界幻の名作 ′、れないてんによ ある子だろ「紅天女」を ひめかわあゆみ 姫川亜弓と はりあ・つてる , とたて : ・′ . ばかばかしい ひとりでなにが できるっていうの 9
ーツ星学 講堂でやる 演劇部の 「リア王」は すごいらしい わよ えげきぶ 万も かけたん ですって ? なんと コーデリア 申す事は何も ないと・ : / 背も衣裳も こってるんですって わあ すごい′ . わたくしは ちち写、み たしかに父君を 一お慕い申し上げて おります わたくしか 父君にして さしあげられる ことは子としての 務めそれだけで ございます なんたと′・ コーデリア 子としての 務めだけだと 4 一、んとう さすが伝統ある 一ッ星学園 演劇部 豪華ねえ あの衣裳 たからづか 宝塚の 衣裳部から 借りてきたん ですって 学校側の 招待客も いつばい来て ( ~ 〉 いるわ 寄付金の 大きい人は さすかいい席 えれげ、、ぶ おお ・気の・く
・今までのあらすじ きたじま 北島マヤは、どこにてもいる平凡 ヤな少女だった。しかし、テレビや映 マ画に関しては常なまての興味と演 ぎ そしつ つきかげちぐさ じ 技の素質をもち、月影千草に見い出 じよゅうしゅぎつまデ つきかげち され女優修業にんている。月影千 おうねん 草は、往年の名女優て幻の名作「繦 幻」の測をもち、その主演女 ひめかわあゆみ 優候にマヤと姫川亜弓の名をあげ ている。 ひめかわあゆみ 姫川亜弓は、芸能一家に生まれた 演技のお少第として、常にスター の道を歩んてきた。しかし、マヤの さいのう 才能をはやくから見抜き、マヤをた だひとリのライバルとみている。 はやみますみ げいのう 速水真澄は、芸能プロタクション だいとげいのう 大都芸能の若社長て、仕事ぶリは てつ 徹だが、なせかマヤの演劇に対する ~ 、懾無にひかれて、 " 紫のバラの人。と してマヤをあたたかくみまもリつづ ぐさ 0 2 つきかげちぐさ 月影千草
あ みんなガ 望んで いー - くれたあたしの あ芝罟を・ : みもピ安 ん 2 ど海 : ガ度どカ のぞ さ、えん うれしい / だで居、、しな 三くをのが : ああ 4 い、 : 芝した をの うれしい : ・′・ 0 」、フい、つ」要 J ? ・ 体育庫で やったあの子の 一人芝居が 再演なんて・ : ′・ わたし達 え人げきぶ 演劇部の 「リア王」の方が 舞台もりつば ごったのに : ・ おう こんな ハ力な :
一流プロの 能優ばかりが 生徒の えんげきけんゅうじよ 演劇研究所・ : すいぶん k きな所 なんだな アワターズ・ スタジオ・ : でも やつばり もどって きてほしい つ、、 0 げせせい 月影先生・ : 先生・ : せんせい めったなことでは はいれないって きくけれど・ : 月影先生 こんな所の ッ 4 ・講師なんて ーすごい : ・ っ , かデせんせ、 と、 前みたいに みんなで 暮らせたら : ・ ゃあ これは チビちゃん
、 0 ト 4 0 ー・一 = 0 も - フそ・つして い時期です いですね 演劇とはなにか とういう稽古を すれ、 ーしー、カ じよんひつよう 役の 自分に必要な 影をー ゼんよ つかみ方 ものは全部 じよんかん 自分で考えて そして ′手にいれなさい 日頃の訓線 : ・ ~ ひごろ ( 4 れん 亜弓さん : ・ わたしは いつでも あなたを みていますよ マヤ あゆみ あなたと あゆみ 亜弓さんを
でも あの子前に 一応でした こと - あ・つたじゃ をんにつはれえれげき 全日本演劇 コンクールで あのときとは 状況がちがうよ、 劇の容も まったく ちが・つし 観客も ↓つか・つ 一応を : この前 月影先生が いわれたんだ これからの マヤを指導 するのは観客 そんな : ・ 考えてみれば マヤは変な ち 41 せ人 ものに挑戦した こ」になる : 客は体大な 指導者である・ : かあめ くつつけ ないでよ え ? かん , や ( 観客 ? 誌客が : マヤを おれの足の上に する・ : ? 乗っかるなよ
0 やっとこれで しば お芝できる んだわ たった一応の をだけど その永 せいいつはい やらなくちゃ よしイ、わ 吉沢くんと 木さんの 協力のおかげ 演劇 : 0 あたしを 生ガせるものは これしなないん だもの・ : ′・ 0 体庫の だってんガまれば 場になる・ : そうよ ガ難まる所は どこだって 場になる・ : 0 ゃあマヤ′・ 0 0 麗′ さやか′ へえこれ 衣装 ? うん 三 ~ ~ お金が足りない - から大事なもの だけ衣やさんで わあ′・ お宿もって きてくれたの′ あ・り・カし J - っ′・ ク 0 へえ ここが楽屋 かあ 込みの隘 なんて考えた 0 第子に第奈は バイトで、とう してもこられ ないけ、とがん ばってってさ ざんねん 残念がって た . わト うん , てこの戸 . 口から 舞台の裏へ よいっていけるの あとは カーテン地や い霍を って自分で ったの 草木さんが 伝ってく
さまざまやくら かずかずぶた、 マヤは、数々の舞台、様々な役柄 えん 一を演しながら頭角をあらわし、 出演後はスターとしての人気も得て じっじっ 充実した日々を送っていた。しかし、 の母の死に伴ったに巻きこ げいのうかい まれ、芸能界を追われた。心身共に じよゅう じしん 傷つき、女優としての自信を失くし たマヤは、演劇を諦めようと決意す ( る。 はやみますみ 速水真澄は、マヤを立ち直らせよ えんじよ うと援助をつづけるが、マヤの気持 ちをうごかすことはてきなかった。 そして、真澄はマヤにもう一度だけ 舞台に出ることを勧め、マヤも最後 に舞台に立っことてすべてに終止符 弓を打とうとする。しかし、舞台に立 ったマヤは、女優としての本能が全 ~ 都身によみがえリ、長いスランプを脱 し、演への懾無がたかまってくる じカく あら ことを自覚する。マヤの新たな旅立 ちが、今始まる。 きず なお だっ 速水真澄 はやみますみ