ケイタ - みる会図書館


検索対象: ひみつのケイタイ
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1. ひみつのケイタイ

で助けてあげてほしい。わかったな。」 ぜんいんへんじ ーい」と、クラス全員が返事をする。 あたま れいぎただ 「よろしくお願いします」と、リュウが礼儀正しく頭を下げ、それに こえ ! 」と声をあげた。 こたえるように、ケイタがまた「アチョ たす ねが さ

2. ひみつのケイタイ

へや 「マッモトさん、部屋から出ていったみたい。」 こえ マリモが小さな声でいう。 「ここにやってくる気じゃないかしら。」 「ごめん。」 と、リュウがあやまる。 「ばく、がまんできなかったんだ。」 「気にするなよ、リュウ。」 ケイタがなぐさめる。 「おまえがやらなかったら、オレがやってたさ。 力し、カ」 しい根生してるじゃ こんじよう

3. ひみつのケイタイ

ききいつばっ 9 マリモ危機一髪 「だれだ ! そこにいるやっ、だれなんだ ! おりてこい」 き ヾこえ マッモトの怒鳴り声が聞こえてくる。 「ヤバイぜ。」 と と、ケイタがリュウの動きを止める。 きゅうしす あたりが急に静かになった。 ひめい こえ マッモトの声もやみ、おじいさんの悲鳴も聞こえなくなる。 2 -6

4. ひみつのケイタイ

じしん あそ 「大丈夫。オレ、勉強はダメだけど、遊びには自信があるんだ。」 と、っそ、つ むね ケイタは得意そうに胸をはり、それから銅像に向かって、「ア しゅんかんき ブイ といいながらサインをして見せた。その瞬間、気むすか い」 , っぞ , っ かおにがわら しそうな銅像の顔に苦笑いがうかんだように見えた。 , 、、じようふ べんきよう

5. ひみつのケイタイ

たいへん 「大変だわ。」 ばあい こえ おも マリモは思わす声をあげ、立ちあがった。まよっている場合じゃな そうだん っこく はや 一刻も早くリュウたちと相談して、おじいさんを助けださなけれ しん はなししん ばいけない。話を信じてもらえなかったら、どんなことをしても信じ させるようにしなければならない 「リュウ ! ケイタ ! 」 おおごえ マリモは大声でさけびながらかけだした。 たす

6. ひみつのケイタイ

るみたいじゃないか」 「そういわれてみれば、そうね。どういうことかしら。」 べや 「わかった。かくれ部屋だ。」 おも と、それまでだまって話を聞いていたリュウが、とっぜん思いつい たよ、つにいっこ。 ほんだな むかし 「きっとあの本棚が入り口になってるんだ。昔、お父さんから聞いた へや ことがある。この家にはひみつの部屋があるんだって。」 「そうか。それだ。」 おお と、ケイタも大きくうなすく。 「おじいさんは、そこにとじこめられているんだ。」 ぐち はなし と、つ 108

7. ひみつのケイタイ

よる その夜、マリモはリュウのことが気になり、べッドに入ってもなか なかねむれなかった。 かあ はなればなれにくらすお母さん、気むすかしいおじいさん、そして ひこ、つを、いレ、」 レ」、つ 飛行機事故でなくなったお父さんのことなど、考えれば考えるほど しんばい リュウが心配になってくる まえ あか げんき マリモやケイタの前では明るく元気にふるまっていても、ひとりの 3 ILLJ<Ck- O<--J—I # 556

8. ひみつのケイタイ

です。わかりますか ? 」 みち 「じゃあ、マッモトさんは道をまちがえたってこと ? 」 、こいじようふ 「そうかもしれませんね。でも、まだ大丈夫。おじいさんを無事に助 みち けだせば、まちがった道、なおせます。」 「だったら、急 ) 、うよ。」 「そうですね。でも、あわてるとだめです。それに、助けてくれる人、 ひつよう 必要です。」 「チェンさんとオレたちだけじゃだめかなあ。」 よこ と、ケイタが横からロを出す。 「オレ、けんかは強い方なんだけど。」 つよ くち たす ひと

9. ひみつのケイタイ

「あそこだよ。」 ゅび と、ケイタが天井のかたすみを指さす。 しかく 「四角いフレームみたいなのがあるだろう。あれがとりはすせるよう になってるんだ。」 「でも、あんな高いところ、手がとどかないわよ。」 ふまん マリモが不満そうにいう。 あしば 「足場をつくるのさ。」 あしば 「足場 ? 」 も 「ます、その勉強机をあの下まで持っていく。それから、机の上にイ スを乗せる。そうすれば、マリモでもとどくようになるだろう ? 」 の べんきようづくえ てんじよう した て つくえ 、つ、ん 101

10. ひみつのケイタイ

さんは ? 」 で おも 「さっきトイレに出ていった。も、つじきもどると田 5 うけど。」 「そ、つ : で、ケイタは ? 」 おも へいき 「まだいると思う。ひみつ兵器だからね。やつらに気づかれないよう こえ に声をかけないんだ。」 「ふうん。」 おも マリモは天井を見あげ、それから思いきってよびかけてみた。 「チャンピオン、たのむわよ。」 おと すぐに天井をたたくコッコッという音が聞こえてくる。 「よかった。」 てんじよう てんじよう み 136